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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

星槎★鴨居学習センター 親の会「かるがも塾」で懇話会

2010-06-16 19:19:52 | SST ソーシャルスキルワーク
先日 星槎国際高等学校★鴨居学習センター 親の会「かるがも」の皆様に
ご招待されて、ソーシャルスキルトレーニングについてお話してきました。

鴨居学習センター親の会「かるがも」では、年2回「かるがも塾」と題して、
講演会や料理講習会を開催しています。
今年度1回目の「かるがも塾」が私の
「みんなで育てるソーシャル・スキル」でした。



以下は 鴨居学習センターのBLOGから
転載させていただいたものです。



同年代との関わりが苦手、
いつもイライラして気持ちのコントロールがうまくいかない、
自己肯定感が低く、「どうせ」と思っている……。

自分を好きになる自己肯定感の持ち方や、不安や怒りの
コントロールなどについて、実践報告を交えながら考えました。

「チクッと言葉」「ふわっと言葉」のお話は、思い当たることもあり、
改めて大事にしないとな、と思いました。
「何回言ったらわかるの」ではなく、
「○○だったよね」と、相手をほめてみとめる言葉を交わしていくことが、
ひととのかかわりあいをすてきなものにする。
ささいなことから「プラスのストローク」を続けていきましょう!

休憩時には、クッキングゼミの生徒がつくってくれたゼリーが大好評。
「キウイ・きゅうりゼリー」、暑いこの時期にぴったりのさわやかゼリーです。
おそくまで仕込んでくれた生徒たちに感謝して、おいしくいただきました。

講演後には、星槎の卒業生を招いて座談会が行われました。
高校時代のこと、社会に出てからのあれこれ……
星槎を卒業したからこそ言えることを、
ざっくばらんに話してもらいました。


保護者の方たちは、子ども側からの生の声を聞くことができる、
ということで、かなり真剣モード!!
笑いが絶えない中にも、親の気持ち、子の気持ちが入り乱れて、
とっても濃い時間になりました。


最後は、菅野穣さんによる弾き語りステージ。
ご自身の沖縄での体験を踏まえた曲や、
大切な友人に向けての曲など、計4曲を披露してくださいました。
最後の「ありがとう」では、会場のあちこちからすすり泣く声が……。




当日は、鴨居の在校生の保護者、卒業生の保護者の方以外にも、
立川の保護者の方も来てくださいました。
立川GC名物・おいしいシフォンケーキの差し入れ、
ありがとうございました!

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それでもリカバリーは可能である  (田中康雄さんの講演より)

2010-06-09 23:11:12 | SST ソーシャルスキルワーク
自分に元気がなくなると
元気の素にふれる。

田中康雄先生の講演会レジュメの中に
多々それはある。


昨年度 星槎教育研究所セミナーの結びの言葉

「たとえ,虐待を受けて育とうと,発達段階に歪みが生じていようと,
 新たな関係性のなかで,人は改めて育ち,癒され,強くなれる。

 愛,共感,寛容という治療薬が,そこに必要となる。

   愛とは
   相手の満足と安全とが、自分にとって
   自分自身の満足感や安全と同じ重要性をもつようになったとき,
   愛という状態が存在する。愛とはこの感情的な関係をいう。

   共感とは愛からわき出るもので

   寛容とは,偏見を知的に超越するものではなく,人々への畏敬である。

 これらが人間関係への関与の新しい形式を生む。それを協力とよぶ。」

          (サリヴァン,現代精神医学の概念,みすず書房,1976)

 
  最後の行
  『寛容とは,偏見を知的に超越するものではなく,人々への畏敬である』
  にしびれる。

  畏敬の念を忘れない人でありたい・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・
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大好評の『ズバッと解決LIVE第3弾!』は港区で

2010-06-09 21:41:19 | SST ソーシャルスキルワーク
ズバッと解決LIVE第3弾が決まりました。

第1回は 4月のよつばくらぶ主催の in 所沢

第2回は 来る7月3日 わが星槎教育研究所主催の in 群馬 
    「支援の達人から学ぶ・発達が気になる子の実践ワークショップ 
        ~社会性を育てる」 
    チラシはこちら 
    SSTの達人4人衆紹介は こちら
    お申し込みは こちら
 
  毎日 続々とお申込みいただきありがとうございます。
  お早めにお申し込みください。

◆講師“支援の達人”のみなさま
阿部 利彦先生(所沢市教育委員会健やか輝き支援室支援委員)
藤野 博先生 (東京学芸大学教育学部教授)
霜田 浩信先生(群馬大学教育学部准教授)
安部 雅昭先生(星槎大学共生科学部講師)
◆7月3日(土) 13:30~16:30
◆メイン会場:群馬(ベイシア文化ホール 4階会議室)



そして
第3回は、港区特別支援学校主催 in 港

学習支援員や特別支援教育支援員、学生ボランティアの皆様が
現場で悩まれているテーマを検討するケースや「怒りのコントロールが難しいお子さん」
のケースを取り上げます。

【ズバッと解決ライブ in港】

「支援の達人から学ぶ・発達が気になる子の実践ワークショップV3」

○書籍『クラスで気になる子の支援ズバッと解決ファイル』(金子
書房刊)とのコラボから生まれた「公開・専門家チーム事例検討会」。
○学校・家庭で見られる「発達が気になる子」のケースに、4人の
「支援の達人」が支援のコツとアイデアをレクチャーします。
○大好評だった第1回の所沢、7月の群馬開催に続く
第3弾のセミナーLIVE、ついに都内で初開催です。

◆講師 
阿部 利彦 先生(所沢市教育委員会健やか輝き支援室) 
坂本 條樹 先生(所沢市発達障害・情緒障害通級指導
教室「そだちとこころの教室フロー」)
今井 正司 先生(早稲田大学応用脳科学研究所) 
川上 康則 (東京都立港特別支援学校)    

◆取り上げる事例 
「支援対象生徒からの支援拒否に悩む学習支援員、ジュンコさんのケース」
「思い通りにいかないとすぐに怒りだしてしまう小学生、シロウ君のケース」

【日 時】2010年7月21日(水)13:30~16:30 受付13:00~
【会 場】東京都立港特別支援学校  〒108-0075 東京都港区港南3-9-45
  電話:03-3471-9191  http://www.minato-sh.metro.tokyo.jp/  
 ・品川駅 港南口より徒歩15分 
 ・品川駅東口 バス停a8乗り場より、品99系統 品川埠頭循環 で  
  「港南四丁目」バス停下車後 徒歩2分  
  ※品99-2系統 東京入国管理局前行きでも同様です

【参加費】無料
【申し込み先】 
 FAX番号:03-3471-9195 「港特別支援学校特別支援教育部 高月 行」・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・
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感覚統合セミナー実践編  ~ 心に届く(心に響く)sensory communication

2010-05-18 19:08:14 | SST ソーシャルスキルワーク
2008年の星槎教育研究所セミナーでもご講演いただいた
小西先生の感覚統合実践セミナー!
東京自閉症協会アスペ部会内  感覚統合プロジェクト事務局からのお知らせです。

第4回 小西先生の感覚統合セミナー実践編
テーマ:多弁≠雄弁
~心に届く(心に響く)sensory communication
■ 講 師: 小西 紀一先生 (京都大学 医療技術短期大学部 名誉教授、
姫路獨協大学 医療保健 学部作業療法学科主任教授、日本感覚統合学会理事・講師)

■ 場 所: 首都大学東京 健康福祉学部 作業療法学科 (都電荒川線 熊野前駅下車)

■ 日 程: 6月5日(土) 10:00(9:30 受付開始)~12:00(講義)
13:00~15:30(小西先生によるデモンストレーション、
リーズニング、質疑応答)
6月6日(日) 10:00(9:30 受付開始)~12:00
(前日のまとめ、受講者によるデモンストレーション)
13:00~15:30
(グループに分かれてのディスカッション、講評)

■ 定 員: 各コース60 名 (※定員になり次第締め切らせていただきます)

■ 費 用: 1 日のみの場合4000 円、2 日間受講の場合は6000 円
※6日終了後には、首都大学にて会費1000 円で親睦会を予定しています。

■ 対 象: お子さんと関わりあう立場の方

■ 参加申し込み方法・問合せ
      感覚統合プロジェクト事務局(NPO法人東京都自閉症協会 高機能自閉症・アスペルガー部会内)
      《Eメール》 aspe@autism.jp
      《FAX》020-4623-1421
         ※必要記入事項 ①参加する方、ご本人のお名前 ②職業 ③住所
                 ④電話番号 ⑤生年月日 ⑥参加希望日

小さな恋人が全国に散らばっている小西先生。
言葉を殆ど発しないお子さんからおしゃべりが止まらないお子さんまで、
先生と遊ぶのが大好き。
先生が関わると、お子さんの表情がぱっと明るくなるから不思議です。
その様子を見ていると、どんなに言葉がたっしゃ(?)なお子さんに対してでも、
先生は必要最低限の言葉掛けしかしていません。
むしろ、お子さんが多弁であればあるほど、
声のトーンを落として、言葉以外の方法で働きかけています。
その方がずっと効果があるからです。
多弁だからといって、言葉をコミュニケーションの道具として
適切に使えているかというと、
そうでないケースの方が断然多いのです。
マシンガントークに対していくら言葉で応酬しても、
それが相手に届く確率は少なく、
むしろ逆効果なことが殆どです。
実際、学校や家庭でそうした状況が、
毎日のように繰り返されています。
他の手だてがなく、言葉に言葉を重ねるしかないからです。
今回の感覚統合実践編は、去年に引き続き、
小西先生にマジックの種明かしをして頂こう、という試みです。
言葉に頼るのではなく、どうすればお子さんと、ハートに届くコミュニケーション
を取り合うことができるのか、
そのコツを「感覚統合の観点から見た言葉の働きについてなどの講義」と、
デモンストレーションを通じて伝授していただきます。

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“炎のコバケン”小林研一郎と 障害のある演奏家31人が オーケストラ

2010-04-30 14:13:37 | SST ソーシャルスキルワーク
NHK厚生文化事業団 の方からお知らせをいただきました。

“炎のコバケン”小林研一郎のもと 障害のある演奏家31人が
      オーケストラに加わり ともに奏でるハーモニー

♪障害のある人とない人がともにオーケストラの一員となって演じる ♪
♪ コンサート。コバケンの思いに賛同した、プロ、アマの演奏家と、 
♪♪♪ 31人の障害のある演奏家、総勢150人が、
2010年3月、東京  
♪♪♪ NHKホールで開かれたコンサートに向けて猛練習を積みました。
♪♪♪ オーケストラの結成から演奏会当日まで、音楽家たちの心の交流♪♪♪
を交えて追う、音楽ドキュメント番組です。 
 
●5/29(土)の放送は、3/7のNHKホールでのコンサートのステージ♪
の様子を放送します♪
      【以下はすべて放送予定ですので、変更になる場合もあります】

■5月3日(祝・月) 午後2時~2時50分 (50分) NHK総合テレビ 
「オーケストラ 生まれる~コバケンとその仲間たちスペシャル~」(仮)
*3/20(土)NHK教育テレビで放送した 89分の番組を 「再編集」 し  
   てお送りします。内容が変わります。ご了承ください。

■5月29日(土) 午前10時~11時20分 NHK BSハイビジョン 
*3/7(日)NHKホールでのコンサートの様子をお送りします。

■5月29日(土)27時~(*日本時間では、5/30(日)午前3時~)
     国際放送での配信 「NHKワールドプレミアム」
   *5月29日(土)10時~11時20分のBSハイビジョンで放送予定内容を、    
   海外向け番組 「 NHKワールドプレミアム」で配信する予定になりました。
   *詳しくはHPにて。

◆コバケンさんご出演の番組◆
   ・5月3日(祝・月) 午前6時~6時53分 NHK総合テレビ
   「ホリデーインタビュー」   
      に、小林研一郎さんがご出演されます!
      コバケンさんのこれまでの活動をご紹介する内容の番組です。
      

第一回全国保護者交流研修会開催!

2010-03-24 19:25:45 | SST ソーシャルスキルワーク
何年も前からこんな日が来るのを待っていました。
全国の学習センターに行くたびに、
そこの親の会の代表の方にお目にかかって
「全国の親の会がつながりたい」とお話していました。
  同じ心を持った人たちが北海道から沖縄まで各所にいて
  お互いを知らずそれぞれに活動している。
  ぜひ みんなで集まりたいね、つながりたいね。
  いっしょにできることもあるはず・・・


その日がやっと来たのです。

高尾の新制作座の舞台をお借りして
全国の学習センターをインターネットでつなぐTV会議システムで
開催しました。

《第1部》
   星槎グループ創設者 宮澤保夫会長挨拶 

   講演・赤塚真人さん(俳優) 
      宮澤会長の親友でもあり、映画「幸せの黄色いハンカチ」や「武士の一分」
      などにも出演、舞台「8・12絆」でご存知の方も多い、赤塚真人さんに
      シングルファーザー歴27年の「男の子育て」をお話しいただきました。
      お芝居と同じく 笑いながらも涙があふれる、お子さんへの愛情たっぷりの
      すばらしいお話でした。

   各支部の紹介・活動報告
全国の会場から、親の会の名称とその由来、活動状況の報告がありました。


《第2部》
   各会場ごとに懇親会
お母さんたちの手づくり料理が並び、おいしいものを食べながら
話がはずみます。赤塚さんも参加してくださいました。



うすいまさとさんからのご案内番組

2010-03-18 11:44:24 | SST ソーシャルスキルワーク
うすいまさとさんからオススメの番組をご案内いただきましたので
みなさんにご紹介いたします。
以下転載です。


こんにちは、うすいまさとです。

テレビ放送のお知らせです、
みなさん、ぜひご覧ください!

友野龍士さんと小柳拓人さんが出演した(コバケンとその仲間たちスペシャルオーケストラ)のコンサート
コンサートにいたる過程がテレビ放送されます。

〓NHK厚生文化事業団50周年記念こころコンサート
(コバケンとその仲間たちスペシャルオケ)

●このコンサートにいたるドキュメンタリーのテレビ放送

3月20日(土)
15:00~16:30
NHK教育テレビ

4月5日(月)、6日(火)
いずれも20:00~20:30
NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」
3月に放送しきれなかった部分をやるそうです。

スペシャルオーケストラ、すなわち、障害のある演奏家30名を加えたオケ
(コバケンさんは世界初と言っていらっしゃいますが…)の成立から本番に至る
ドキュメンタリー番組です。

●このほか5月にも音楽番組としての放送があるようです。

●コンサートレポート〓
3月7日、東京は雨でしたが、NHKホールが3階まで満席の中、
演奏ごとに嵐のような拍手と共に、大成功に終わりました。

コンサートはもちろんメンバーがスペシャルですが、演出も盛りだくさん。
金管のバンダあり、バイオリンソロあり、トロンボーンソロ(盲導犬つきで)あり、
和太鼓集団あり、それに辻井さんのピアノコンチェルト、間にはソリストのトーク、
最後はNHK東京児童合唱団まででてきて、会場と共に大合唱でした。
歌謡ショーのノリでおそらくクラシックに馴染みのない方でも楽しめたと思います。

それになんと言っても、今回のハンディがある音楽家がオケで共演ということが
ここまでできるんだという感想を会場の多くの方のが感じられたコンサートだった
と思います。

皆さんが試行錯誤のサポートの中で成長し、その成長をサポートした人も感じ、
喜び、感動できるという素晴らしいプロセスでした。

「片付け・順序立て・人づきあい」困難の相談 ~東京大学保健センター精神科

2010-03-05 11:55:08 | SST ソーシャルスキルワーク
http://blog.goo.ne.jp/littlestar_constellation/e/17fdc5262579df9de79a6bb9dc2172feでご紹介した
渡辺慶一郎先生のいらっしゃる東京大学学生相談ネットワーク本部
精神保健支援室のことを保護者から教えていただきました。
 「渡辺先生を東大生に取られちゃった~」の第一発言者です。

そこに記されているのが

「片付け・順序立て・人づきあい」困難の相談枠のご案内

   ご案内の表現がとてもわかりやすく
   相談しやすい内容なので、ご紹介いたします。
   とても参考になります。

以下HPより抜粋です

  対人場面での状況理解や文脈理解に苦手感を持っている方,
  周囲の人たちの考え方や感じ方との違いに悩まれている方,
  整理や計画が苦手で困っている方,
  あるいはこれらの傾向を持つのではと心配されている方
  に向けた相談枠を開設致しました.

  誰でも自分の能力を充分に発揮するためには,自己理解と認知プロフィールに
  フィットした戦略や環境整備が大切です.
  私どもは,ご本人の生活スタイルをうかがったり,必要に応じて心理検査などを行い,
  どのような方策が合っているかを相談しながら検討したいと考えています.
  情報の提供だけで充分である場合や,一定期間のサポートが有効な方まで
  幅広いニーズに応じられるようにと願っています.

 
この文は、星槎教育研究所にそのままピッタリあてはまりそうです。

「ちょっと待って!はじめてのケータイ」~文部科学省新着情報です

2010-02-18 19:24:21 | SST ソーシャルスキルワーク
携帯電話は魔法のツールでもありますが
一方で 危険をいっぱいはらんでいます。

星槎内の各校舎や学習センターの調査でも
いろいろなトラブルが報告されました。


文部科学省では、昨年に引き続き
携帯電話のインターネット利用に際しての留意点や
トラブル・犯罪被害の例、対応方法のアドバイスなどを盛り込んだ
子ども向けリーフレット及び親子のルールづくりに係るリーフレットを作成しました。
2月より全国の都道府県教育委員会等へ配布します。

文部科学省のホームページからもダウンロードできます。
「ちょっと待って、ケータイ」リーフレット【平成21年度版公開 2010年2月17日】

「ちょっと待って!はじめてのケータイ」リーフレット【平成21年度版公開 2010年2月17日】


携帯が便利なツールとして気もちよく使えるために
ルールを決めることは大切だと思います。

2月27日神楽坂星槎教育研究所セミナー ~人間関係力を育てるSSTについて

2010-02-17 10:41:34 | SST ソーシャルスキルワーク
このごろ学校、社協、精神保健センター、親の会など
さまざまな場面でお話しさせていただく機会が増えてきました。

わたしなどが皆様の前でお話しするなんて
大変おこがましいことと思うのですが
「困難を抱えた現実を知ってほしい」
「誤解をなくしてほしい」
「まちがった関わり(良かれと思ってのことですが)をなくしたい」
・・・との思いから 
ありがたいと思ってお話を受けさせていただいています。


また 27日には 神楽坂の星槎教育研究所にてミニセミナーを開催いたします。
昨年制作して ご好評をいただいている
人間関係力を育てる ソーシャルスキルについて
お話させていただきます。

よろしければ お越しください。


みんなで育てるSST ソーシャルスキルトレーニング
  ~人間関係力の育成に~

  三森 睦子(NPO星槎教育研究所 理事)

 今の子どもたちに足りないと言われるソーシャルスキル。
 同年代との関わりが苦手、
 いつもイライラして気持ちのコントロールがうまくいかない、
 自己肯定感が低く「どうせ」と思っている・・・

 支援の必要な子だけに向けたSSTではなく、
 みんなが居心地のいい環境を作るための、
 ユニバーサルデザイン型のSSTが求められているのではないでしょうか。

 自分を好きになる自己肯定感の持ち方や、
 ポジティブに前向きにとらえるプラス思考の仕方、
 上手なNOの言い方、ふわっと言葉とチクッと言葉、不安や怒りのコントロール
 など当研究所での実践報告を交えながら、
 みんなで育てるSSTを考えていきたいと思います。


◆日時 2月27日(土) 13:00~15:00

◆会場 星槎教育研究所 新宿センター(神楽坂)◆定員 20名(定員になり次第締め切らせていただきます。) 

◆参加費 500 円 (資料代)

◆お申込 要予約 メール tokyo@seisa.ed.jp
         またはお電話でお知らせください。 ℡ 03-5225-6245


東京都立精神保健福祉センターのデイケアプログラム・家族支援プログラム

2010-01-27 21:23:10 | SST ソーシャルスキルワーク
ひきこもりや発達障害などの場合
親や先生がひとりで抱え込んでしまうケースが多いが
それはとても大変なこと。

地域のリソースを知ってうまく活用してほしい。

コンパスもそのひとつだが
他にもいろいろな社会資源がある。


先日は 東京都立精神保健福祉センターのデイケアを訪問させていただいた。
医師・看護師をはじめとするスタッフがティームになって
アート音楽・SST・CES・就労セミナー・所外活動スポーツなど
さまざまのプログラムを実践。
「仲間とともにいろいろな活動をする中で、生活リズムを整え、
 人とうまくつきあえるようになり、楽しみをみつけ、
 積極性や自主性を取り戻します(HPより引用)」
スタッフの方々が、メンバー一人ひとりにかかわりながら
真剣にプログラムの作成に取り組んでいらっしゃる姿を拝見した。


今日は 月に1回行われている
家族教室のミーティングに参加させていただいた。
内容はここには記せないが
知的に高い方が多く、それだけに理解されづらく
さまざまな二次的症状を引き起こしているのを実感。

まだまだ渦中で先が見えないものの
こうやって話し合え、分かち合え、元気づけ合える
仲間がいるのは大切だと思う。


こういうミーティングに出られないで
家で抱え込んでいる方
ぜひ 一度ご相談ください。
なにかの糸口につなげていきましょう。

コンパス事業説明会

2010-01-04 10:31:05 | SST ソーシャルスキルワーク
東京都においては、平成20年度より、若年者の社会参加を支援するプログラム「東京都若者社会参加応援ネット『コンパス』」を開始しました。星槎教育研究所では、平成21年度に訪問相談とフリースペース、家族支援の事業を受託していますが、親御さんを対象にした、「コンパス」の詳しい事業内容に関する説明会を開催いたします。
 多くの方のご参加をお待ちしております。

◆日 時   平成22年 1月23日(土) 午後1時~3時
       平成22年 2月27日(土) 午後1時~3時

◆会 場  星槎教育研究所 コンパスフリースペース
      (東京都新宿区神楽坂6-35-1 教育センタービル2F
       東京メトロ東西線・神楽坂駅1番出口下車、徒歩1分)

◆内 容  1.全体会
         ①コンパスの利用について
           ・訪問相談での取り組み
           ・フリースペースでの取り組み
         ②体験発表と質疑応答
       2.個別相談 (希望者のみ、当日受付)

◆費 用  無料

◆対象者 東京都内在住の、15歳から概ね34歳までの社会参加が難しい
       お子さんを抱える、ご家族の方
     
◆定 員  30名(予約制です。お電話でお申し込み下さい。) 


※このプログラムは、東京都若者社会参加応援ネット「コンパス」の事業です。
※「コンパス」とは:ひきこもりの若者の社会参加を応援するため、東京都がNPO法人等との協働により、支援を行うネットワークをいいます。

お申し込み・お問い合わせ

NPO法人 星槎教育研究所 東京事務局
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-35-1
TEL 03-3235-3661 (コンパス専用)
FAX 03-3235-3662 (コンパス専用)
email   soudan@seisa.ed.jp




星槎大学SNSから~支援員さんの日記 「うれしなみだ」

2009-12-07 07:39:42 | SST ソーシャルスキルワーク
星槎大学にはSNSがあります。
星槎大学版mixiのようなもので、さまざまの学生や教授・准教授・講師の
情報交換・励ましあいなど すてきな交流の場となっています。

今日はその中の日記をご紹介。(もちろんご本人のOKをもらいました)
母親であり、小学校の学習支援員であり、星槎大学学生であり、
そしてわが星槎教育研究所の会員・外部研究員でもあります。

この間 お昼休みにSNSを開いて 彼女の日記を読んでうるうる・・・
前の席の先生が「だいじょうぶかな 何かあったのかな・・
でもそっとしておこう・・・」という視線を送ってくれました。

では ご紹介!

西郷どん先生(※注クラス担任)のクラスの木曜日20分休みは「みんなあそび」の日。
あそび係さんを中心にクラスみんなで遊びます。

今日はあいにくの雨の一日。
ということで、教室で「椅子取りゲーム」をしました。

私もオルガンでメロディーを弾く係として参加。

椅子取りゲームって一つの椅子に同時に2人座ってしまった後の“攻防”が面白いんですね。
お尻をムニムニさせて相手をずり下ろそう、っていう姿が笑えました♪

支援の対象の子ども。
今まで何回も椅子取りゲームをしてきましたが、座れなかった時の悔しさはハンパありません。
椅子を蹴ったり、壁を蹴ったり。
休み時間どころが次の授業まで引きずることがよくありました。

そんな今日の子ども。
2回戦して2回ともあっさりと敗れました(@_@。
1回目はムニムニの“攻防”で対象の子どもに勝った男の子が、
「○○ちゃん、ごめんなぁ!また2回戦もするからな。ちょっと待っててな!」と支援の対象の子どもに声をかけていました。
なんとナイスなコトバがけ!!
支援の対象の子どもの悔しさもサッと引きました。

2回戦はさすがにそうはいきません。
敗れた瞬間涙を浮かべて目をこすってます。
「あ~、ヤバイ」とそれを見た西郷どん先生。
ずっと涙を拭き続けていました。

休み時間が終わり、私はお姉さま先生(※注 隣のクラスの先生)のクラスに行きました。
西郷どん先生から支援の対象の子どもの「その後」を聞いたのはずっと後。

なんとか悔し涙を止めることができた支援の対象の子ども。
西郷どん先生は子どもを思いっきり褒めたそうです。
「○○、悔しかったけど、よく頑張って我慢できたなぁ!」
…するとクラスの子どもたち全員から拍手が起こったそうです。
支援の対象の子どもはポロポロと涙をこぼし…。

嬉し涙だったのかなぁ、なんて西郷どん先生と語りあいました。


帰りのバスの中。
なんとなくこの出来事を思い出していると、今度は私の目からポロポロと涙が。
なんと家に着くまでの30分間、止まりませんでした(*_*;
恥ずかしい…。
でもむちゃくちゃ嬉しかったんです。

子どもたちと共に過ごして1年半になります。
便宜上ここでは「支援の対象の子ども」と言ってます。
でももうこの表現は完全に実態とそぐわなくなってます。
私が支援しなくても、周りの子どもたちがごくごく自然にその子供の苦手さを支援してるんです。
子ども同士が助け合えているんだからわざわざ「支援の対象」なんて言わなくてもいいでしょ??

子どもたちの成長に嬉しく思い、
もうそろそろこの子どもたちの中では支援員の仕事が要らなくなってるな、とちょっぴり寂しく思い、
複雑な気分の帰り道でした。

ぜったいにイジメを許さない~いじめ追放宣言と「クラスで育てるソーシャルスキル」③

2009-11-30 17:43:08 | SST ソーシャルスキルワーク

U-SSTステップ3 ⑧「みんなで力を合わせよう」の模擬授業~

        

 研究員(mae)からの報告です。

   11月18日、沖縄県糸満市高嶺小学校3年1組でU-SSTの模擬授業を行い、
  その後、学校の全体研究会に参加させていただきました。
  
高嶺小学校は、U-SST教材を道徳授業に取り入れ、道徳研究をされて
  
いる学校です。

     ・・・授業は、午後2時半から開始・・・

   はじめに、3年1組の子どもたちとこころを一つにするために、、、
     そして、3年1組の子どもたちに(mae)を注目してもらうために、、、

           「あいこじゃんけん」

       みんなが同じになる「あいこじゃんけん」をしました

    最後は、チョキで一つになるように(mae)からテレパシーを送りました
       (テレパシーの送り方は内緒、です)
         

  
  高嶺小の先生には、どのような模擬授業を研究授業の対象として
  望んでいらっしゃるのかを事前にうかがいました。

      「
どのようなことを求めていらっしゃるのか」
      「どのような点について悩んでいらっしゃるのか」

   先生方からは、

    ①どうしても1時間をオーバーしてしまうので、U-SST教材を
     使って1時間で収まる授業の流れが知りたい
     (導入やロールプレイングの方法など)
    ②児童の考えをうまく引きだすU-SST教材の活用のしかたを知りたい
     ③子どもたちが 頭や心ではすでにわかっているスキルを 
              U_SST教材を使って、どのようにして行動に移すことができるよう          にするのか知りたい。

    などをお伝えいただきました。

    授業案を組み立てるにあたり、これらのご意見のご参考となる
    模擬授業が成立するようにと心がけました。

         

   模擬授業後の全体研究会では、先生方から参考になったという声を
   いただくことができました。
    (mae)の模擬授業を見て、どこの部分を大切にして、
    授業を組み立てるかが明確になったと言ってくださったり・・・

    今回は、先生方のご意見から、1単元が1時間内の授業で
    終わるような流れが知りたいということが明確になっていたので、
    1時間内で、すべて完了するような授業案を組み立ててみました。


   現場の先生方のさまざまなご意見やU-SST教材の活用状況などを
   うかがうことができ、大変貴重な機会となりました。
 
       

   U-SSTワークはいろいろな使い方ができる教材です

   授業の中での取り入れ方のバリエーションを、
   現場の先生方の悩みや要望をいただきながら、
   これからもお伝えしていきたいと考えています

  ****模擬授業のあとの全体研究会では****

     

    
     

  いろいろいただきました先生方のご意見を紹介します

    ・U-SSTワークは子どもたちが楽しく取り組んでいる
    ・子どもたちが家で、U-SSTワークの内容を保護者の方に伝えたり
    して、家の中の話題の一つとなることもある
    
   などの良い面でのご指摘や、

    ・U-SSTワークの内容は全部大事なことなので、しっかりやろうと
    すると1時間では終わらなくなるので、どう進めたらいいのか悩む
    ・高学年になると、正しいことを知っているので、楽しんでワーク
    には取り組んでいるが、実際の場面でスキルを使えているのか不安。などの声をいただきました。