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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

ホンモノを体験 社会科見学 ~東証アローズ・味の素~

2009-12-23 11:52:21 | SFS【星槎教育研究所】
高校生の課外活動では、いろいろなところに出かけています。
いろんなものを見て、いろんなことを考えて、世界を広げて欲しい!という思いから、少しずつ見学先を広げています
「大人の社会科見学」もはやっているので、実はいろいろな企業が見学を受け入れてくれているんです。
(その分、予約は大変ですが…。)
今年度は… 佐川急便、築地市場、朝日新聞…などなど、いろいろなところへ行きました

11月には、日興コーディアル証券の研修・見学をお願いしました。
午前中、日興コーディアルの元社員の方で、各地で講演をされているファイナンシャルプランナー 洞口さんが、経済セミナーをしてくれました。

「経済セミナー」とはいえ、内容は、初心者でもわかりやすく、経済社会の仕組みをいろいろな数字に置き換えてお話いただきました。
たとえば… 平均寿命や人口の話。 平均年齢を比較したり。
世界の人々の平均年齢を出すと、だいたい28歳ぐらい。だそうです。国別にみると、人口1位の中国は34歳。2位インドは25歳。アメリカは37歳。 日本はなんと、44歳。 比較すると、かなりお歳をめしています
身近な話から、経済を考える良いきっかけとなったと思います

午後は、洞口さん同行のもと、東京証券取引所の見学です。
 
                     (↑歓迎
ニュースの経済コーナーで見たことがある! という人も多いかと思います。
あのくるくる回る電光掲示。 速さが変わるのをご存知ですか?
取引が行われると、その情報がこの電光掲示に流れます。
速い速度のときは、活発に経済が動いていることを表しているのですね。

その後、パソコンで株式シミュレーションをしました。

30分間を約5日間ぐらいに早め、ニュースが流れたり、情勢が変わっていく中で、株を売ったり買ったりするシミュレーションです。
仮想の世界ですが、数百万も儲けた生徒がいたりと、これまた株の仕組みを知るいい機会となりました。

1日お付き合いいただいた洞口さん。 どうもありがとうございました~。


そして、12月は、味の素 川崎工場へ見学へ行ってきました。
川崎工場では、「味の素」「ほんだし」「Cook Do」などを作っています。
クリスマスバージョンのアジパンダくんが出迎えてくれました!

味の素と言えば、世界中で使われている「うま味調味料」です。
私が若かりし頃(10年くらい前)に、バックパックでミャンマーの田舎を訪れた時、村人たちに「アジノモト!!!」と、声をかけられたことを思い出しながら、見学をしてきました。
「化学調味料」と言われていたことで、身体に良くないのでは?という風評が出回ったこともあったようですが、現在は「うま味調味料」で統一。
原料は「サトウキビ」なんです。 うま味調味料は、一味足りない時などに、じょうずに利用するといいですね。 卵かけご飯には、最適!とのことです。

ほんだし工場ではかつおぶしの香りが漂い、CookDo工場では中華な香りが漂い。 お腹がすいてしまう見学ツアーでした

ちなみに、お土産は「味の素」「ほんだし」「CookDo」「ドレッシング」と、かなり豪華でした!(主婦にはありがたい


こういった工場見学は、団体じゃなくても見学できる日があったりします。
ぜひ、みなさんも、社会科見学に訪れてみたらいかがでしょうか?

これからもいろんなところを社会科見学しますよ~。

星槎教育研究所にコトリ工房さんがいらっしゃいます!

2009-12-11 16:39:58 | SFS【星槎教育研究所】
神楽坂新宿センターの近くで何か体験できることはないか、と探していたら
HPで見つけたコトリ工房さん。

そのコトリ工房の知花さんは、土を使った染物をしていらっしゃいます。
色遣いや優しい色合い、自然と融合するようなその作品に吸い込まれました。





外出が苦手だったり、がっちり決まった予定のプレッシャーに弱かったりする子どもたち。

センターでやる企画なら参加のハードルがグーンと下がります。

ということで、来週センターで体験授業をやっていただくことになりました。


様子はまたご紹介します!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふわっとサポートできるクラスに
みんなが居心地のよいクラスに
イジメのないクラスに
U_SST ソーシャルスキルワーク
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年間指導計画実例・1年~6年までのプログラム一覧・紙面見本・パンフレットはこちらをご覧ください

うすいまさとさん 読売新聞 に登場します!

2009-12-07 10:55:53 | SFS【星槎教育研究所】
3人の発達障害のお子様をお持ちで、
支援と理解の願いを歌にのせて伝えていらっしゃる
シンガーソングライターの うすいまさとさん。 

その熱い歌声は、7月4日のセミナーでもお聞かせいただきました。
そんなうすいさんの生き方が、このたび読売新聞で連載掲載されるそうです



12月7日(月)~12月11(金)
5回に分けて読売新聞全国版(夕刊)『しあわせ小箱』に連載掲載

発達障害啓発ライブ&トークへ至るまでのうすいまさとさんの生き方が紹介されます

みなさんぜひ ご覧ください!


こちらは2009年11月30日に神奈川新聞に掲載されたものです

特別企画シンポジウム 「発達障害と不登校の関係を考えてみよう」

2009-03-05 18:26:47 | SFS【星槎教育研究所】
星槎教育研究所では
2007年度「不登校の背景にある軽度の発達障害」セミナー、
2008年度「明日からできる子どもの発達を支える理解と支援」セミナー
開催してまいりました。

●2007年度
不登校・ひきこもりといっても、
その背景には「軽度の発達障害」があることも多く、
「見えにくい障害」のために、本人、親も気がついていないことがよくあります。
社会的な認識が不十分で、他者から理解されにくいため、
誤解による非難や中傷、叱責により、傷つき、
自尊心の低下や心の問題を引き起こすことも少なくありません。
この事実を皆様に広く知っていただきたく 
各方面の専門家を講師にお呼びし、
全7回のセミナーを全国で開催いたしました。


それと考え方を同じくするシンポジウムが 
3月15日(日) 文京シビックセンターにて開催されます。
特別企画シンポジウム 「発達障害と不登校の関係を考えてみよう」
ぜひ 皆様もご来場ください。
星槎教育研究所、星槎国際高等学校からも発表いたします。


以下 東京都自閉症協会のHPから転記

最近では、不登校になる要因のひとつとして、
アスペルガー症候群などの
発達障害が背景にあるケースが少なくないことがわかってきました。

文部科学省の
「今後の不登校の対応の在り方について」(03年)の答申でも、
「発達障害と不登校との関係」に触れられており、
不登校に対応する上での留意事項となっています。

発達障害の子どもたちは、
適切な環境やサポートがあれば、生活に適応し能力を伸張できる子どもたちです。

その認知特性を活かして各方面で活躍している人もたくさんいます。

しかし残念ながら、さまざまな背景により不登校に至り、
その知的好奇心を満たす教育の機会が
与えられていないケースも多く見られるのが現状です。

発達障害の子どもが不登校に至る原因は何なのか? 

教育現場にはどんな課題があるのか?
今の教育システムの中で、
発達障害の子どもが不登校に至った場合、どんな受け皿があるのか?
発達障害と不登校の関係について、考えてみませんか?

★【日 時】2009年3月15日(日)10:30~15:00 ※受付10:00~

★【会 場】文京シビックセンター 区民会議室 (4階ホール) 
   文京区春日1-16-21
   東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分 JR総武線水道橋駅徒歩8分

★【内 容】

《午前の部》10:30~12:00 
   基調講演 「不登校、発達障害と、社会の課題」(仮題) 
  【講 師】田中康雄 (北海道大学教授/JDDネット代表)

《午後の部》 13:00~15:00 
   パネルディスカッション「発達障害と不登校」 
   田中 康雄 (北海道大学/JDDネット 代表)
   三森 睦子 (NPO法人 星槎教育研究所 次長)
   石田 博彰 (星槎国際高等学校 立川学習センター) 
   松田 武己 (NPO法人 不登校情報センター 代表)
   コーディネーター:尾崎ミオ (NPO法人 東京都自閉症協会)   

★【会 費】会員:無料 非会員:1000円 

★【定 員】100名

※このシンポジウムは、厚生労働省障害者保健福祉推進事業として、
厚生労働省より助成を受け開催されます。

★【お申し込み】
高機能自閉症・アスペルガー部会事務局
( aspe(この後に@autism.jpをつけてメールアドレスにしてください)  fax:020-4623-1421)まで。

件名に「不登校シンポ申し込み」として 
1.参加する方のお名前 
2.お子さま(当事者)の年齢(支援者の場合はご所属) 
3.会員・非会員の別 
4.連絡先 
5.参加時間帯(午前・午後・通し)をお書き下さい。

※定員に達し次第、申し込みを締めきらせていただきますので、
お早めにお申し込みください。




教員免許講習~星槎大学では環境教育や特別支援教育も学べます

2009-02-12 09:32:13 | SFS【星槎教育研究所】
平成21年4月1日から教員免許更新制が導入されることになりました。

文部科学省サイト
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/001/08101410/002.pdf

大学時代に一度とった免許で 一生 教員でいられるということに
もともと無理があったと思います。
10年でもこれだけ変わるのですから・・・
とくに 特別支援教育!
先生方に LD ADHD 広汎性発達障害についての理解がないために
二次障害 三次障害を引き起こしている例が
たくさんあります。

星槎教育研究所でも 多くのセミナーを開催していますが
お見えになる先生は熱心な先生ばかりで
本当に聴講していただきたい先生には なかなか届かないのが悩みです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこで星槎大学
http://www.seisa.ac.jp/koushin_gaiyou02.html

ただいま大好評受付中です。
北海道から沖縄まで全国で受講できますので
http://www.seisa.ac.jp/koushin_seisa03.html
ぜひ ご利用ください。


子どもの心を考える都民フォーラム ~市川宏伸・内山登紀夫・田中康雄・辻井正次先生勢ぞろい!

2009-02-09 21:22:05 | SFS【星槎教育研究所】
梅が丘病院院長市川先生から
ご案内いただきました。
すごい(濃い~!)メンバーの講演会&シンポジウムです。
おもしろそうです。しかも無料・・・さすが東京都主催です。

★以下東京都のHPより転載です。

子どもが抱える心の問題を理解するために
「子どもの心を考える都民フォーラム」を開催します


 東京都では、発達障害や児童虐待、いじめ、不登校、ひきこもりなど、
様々な子どもの心の問題に関わる地域の関係者等を支援するため、
東京都立梅ケ丘病院において「子どもの心診療支援拠点病院事業」を
平成20年7月から実施しています。
 
今回は「現代の子どもが抱える心の問題 発達障害を中心に」をテーマに、
都民向けの講演会とシンポジウムを開催します。


1 日時
 平成21年2月25日(水曜日) 13時30分から16時30分まで

2 会場
 東京国際フォーラム・ホールC
 (千代田区丸の内3-5-1 最寄駅:JR・地下鉄有楽町駅)

3 テーマ
 「現代の子どもが抱える心の問題 発達障害を中心に」

4 プログラム(予定)
第1部 講演会
 現代の子どもが抱える心の問題について、医療、福祉、教育などの視点からわかりやすくお話します。

 演者:
  東京都立梅ケ丘病院院長 市川宏伸
  中京大学教授 辻井正次
  大妻女子大学教授 内山登紀夫
  北海道大学大学院教授 田中康雄

第2部 シンポジウム
 会場の皆様からの質問を中心に、第1部の演者によるシンポジウムを行います。

 コーディネーター:NHK解説委員 室山哲也

5 対象及び募集定員
 都民1,200名(先着順) ※参加料無料

6 申込方法
 平成21年2月16日(消印有効)までに、往復はがきに、住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号を書いて、「都立梅ケ丘病院都民フォーラム事務局」へお申込下さい。

◆都立梅ケ丘病院都民フォーラム事務局
 〒156-0043 世田谷区松原6-37-10
 電話  03-3323-1621


特別支援教育と経済と、そして地球環境

2009-01-26 06:04:22 | SFS【星槎教育研究所】
mitsuです。すっかりごぶさたしています。

私がいつも学ばせていただいている
特別支援教育のメーリングリストで
福島県の浅見先生の投稿より・・・
浅見先生のご承認を得てご紹介させていただきます。

★(以下転載)

オバマ大統領の就任演説にもありましたが、
この時代をどう乗り越えていくのか、
一人一人の責任が問われている時代となりました。

地球環境の視点から一人一人の仕事の在り方、利益の追求の仕方を
考え直していかないと感じています。
当然、その社会構造の中には、
障がいのある人も等しい権利を与えられているはずです。
経済大国である日本の責任を果たしていかなければ、
日本の文化は崩壊していくのかもしれません。

話を特別支援教育へ移しますが、
特別支援教育が始まりまだまもないですが、
その基盤となる教育環境は、まさに「イースター島の悲劇」
(共有地の悲劇)http://www2.odn.ne.jp/~had26900/topics_&_items2/Easter_tragedy.htm
同じ状況になっているように思います。

たとえば、
特別支援学校の在籍者数の増加は、予想を上回り、学級だけでなく、
当別教室をあたりまえに使用できない状況になってきています。
イースター島の住民が得意とする航海術を発揮するにも、
船になる木材を使い果たしてしまったような状況に似ていないでしょうか。
夕張市の行政破綻は、今、全国どこでもありうることです。

いま、崩壊を少しでも先に延ばし、根本的な解決をめざしていくような取り組みが
現場に求められていると思います。
システム論から言えば「今日の問題は、過去の対処療法的な解決が生んでいる」
ことが多いのです。
モアイ像は、信仰の対象でした。
食料が枯渇してきてもモアイ像作りは行われていました。
一番力を入れているところに、一番の落とし穴があったのです。
特別支援教育においても、モアイ像のような落ちし穴はないだろうかと、
考えています。

私自身の中にも、モアイ像があるのかもしれないです。

行政に何かを期待して待っていては遅いのです
(きちんと何が必要かを伝えるのは大切)。

公立の学校であるなら、その責任をしっかり果たすことが、
より強く求められていくでしょう。
社会経済と地球環境という土台を感じながら、
新しい教育をつくれるといいと思っています。

児童生徒の保護者の中にも、職を失っている方が出てきています。
痛みを分かち合う証として、自分が少しでも変わっていきたいと思っています。
「あの時代の人は、大きな試練でもあきらめずに闘っていた」と
後世の人に言われるように・・・

JDDネット第4回年次大会 12月14日目白大学で開催!

2008-12-08 22:38:38 | SFS【星槎教育研究所】
日本発達障害ネットワーク第4回年次大会

6日 星槎教育研究所のセミナーで内山先生と対談した
こうもりさんがニキリンコさんと
尾崎ミオさんが梅が丘病院院長の市川先生と対談するので楽しみです。

★以下転載

日本発達障害ネットワーク(JDD ネット)は、
発達障害関係の当事者団体・親の
会や学会・研究会、職能団体などの全国団体・地方団体による
幅広いネットワークで、全国団体16、エリア団体46が加盟しています。
日本発達障害ネットワークは、障害の種別、学会・学派、職種、立場や主張、
地域等の壁を越え、当事者支援を主眼に置いたネットワークです。
年次大会は発達障害に関係する全ての方が一堂に会して開催するものです。

【日時】平成20年12月13日(土) 午前10時~平成20年12月14日(日)午後5時

【会場】目白大学 新宿キャンパス 東京都新宿区中落合4-31-1
    西武新宿線・大江戸線「中井」駅より徒歩8分

【大会テーマ】 「 結ぶ  ~伝えあい、学びあう広場で~ 」
    加盟団体・会員の交流と学びの場であるとともに、活発な議論と意見
    表明の機会であることを重点に企画しています。

【主 催】日本発達障害ネットワーク(JDDネット)

【協 賛】目白大学

【後 援】(予定):文部科学省、厚生労働省、東京都教育委員会、神奈川県教
育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、横浜市教育委員会、川崎市
教育委員会、日本心理臨床学会、日本臨床心理士認定協会、日本心理学会、東
京臨床心理士会、日本障害者協議会、日本障害者リハビリテーション協会、全
日本手をつなぐ育成会、(社福)NHK厚生文化事業団、明治安田こころの健康財
団、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社

【大会実行委員長】田中康雄
        (日本発達障害ネットワーク代表/北海道大学大学院教授)

【申し込み方法】参加日程・形態により、2通りの申し込み方法があります。
1) 13日(土)のプレコングレス(職能団体主催セミナー)に参加する場合
   各主催団体の会員など、対象者が限定されます。各団体を通しての申し込
   みとなります。各団体にお問合せください。

2) 一般の参加の場合
 1)のプレコングレスに参加しない方はすべて、大会事務局へ直接申し込みとな
  ります。必要事項を記入の上、下記の郵便振替口座にお振込みください。
  郵便振替口座: 00170-5-614563  [口座名]日本発達障害ネットワーク
  振込金額 :参加費 会員3,000円・非会員4,000円 交流会費 5,000円
  払込取扱票 記入事項:
 「通信欄」に記入:1[年次大会][交流会]それぞれの参加について明記願
  います。2 所属(会員の場合は、所属団体と支部名を必ずお書きください)
 「依頼人欄」に記入:1 住所  2 氏名  3 電話番号

[ご留意事項]
1. 参加お一人毎に1件ずつでお振込をお願いします。
2. 郵便振替の受領書が参加証となりますので、年次大会当日必ずご持参下さい。
3. 定員に達し次第、受付を終了させていただきます。

 問い合わせ先
JDDネット事務局:105-0013 東京都港区浜松町1-20-2 村瀬ビル3F
TEL: 03-6240-0674 FAX:03-6240-0671  E-MAIL: office@jddnet.jp
第4回年次大会事務局 jdd4thmejiro@yahoo.co.jp

プ ロ グ ラ ム
平成20年12月14日(日) (9:30~17:00)
○開会式:代表挨拶・来賓挨拶(9:30~10:00 記念館)

○:大会基調講演
  「もやい・共育・内発的義務―<共生>と<ケア>をめぐって」
  (10:00~12:00 記念館)
 講師:川本隆史氏 (東京大学大学院教育学研究科教授)
 座長:田中康雄 (JDDネット代表/北海道大学)

○:ビギナーズ向けリレー教育講演(10:00~14:50 10号館9階10900教室)
 座長挨拶 市川 宏伸(JDDネット副代表/日本児童青年精神医学会理事長)
 (10:00~10:15 )
 1. 福祉分野から:「発達障害者の福祉を考える」
   講師:石井哲夫氏(JDD ネット名誉代表/(社団)日本自閉症協会会長)
   (10:15~11:05)
 2. 教育分野から:「特別支援教育の現況と課題」
   講師:上野一彦氏(JDDネット理事/東京学芸大学教授)
    (11:10~12:00)
 3. 就労支援分野から:「就労支援の現状と課題」
   講師:望月葉子氏(障害者職業総合センター主任研究員)
   (13:00~13:50)
 4. 医学分野から:「自閉症の生物学的研究」
   講師:中村和彦氏(浜松医科大学講師)
   (13:55~14:50)

○行政解説 「発達障害者支援の現状と国の取り組みについて」
 司会:山岡修(JDDネット副代表)  (13:00~14:50 記念館)
 1. 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長
  福島靖正氏、
 2. 厚生労働省 職業安定局高齢・障害者雇用対策部障害者雇用対策課長
  吉永和生氏
 3. 文部科学省 初等中等教育局特別支援教育課長
  永山裕二氏

○ネットワークアワー(参加者の交流と議論の広場)  (13:00~14:50)
 第1会場 テーマ「特別支援教育」     (10号館9階 10901教室)
 ファシリテーター 柘植雅義(JDDネット理事/兵庫教育大学大学院教授)
          内藤孝子(JDDネット協議員/NPO法人全国LD親の会)
 第2会場 テーマ「子育て支援」      (10号館9階 10902教室)
 ファシリテーター 大塚晃(JDDネット理事/上智大学教授)
          高山恵子(JDDネット理事/NPO法人えじそんくらぶ)
 第3会場 テーマ「ヘルスプロモーション」 (10号館3階 10300教室)
 ファシリテーター 市川宏伸
          (JDDネット副代表/日本児童青年精神医学会理事長)
          尾崎ミオ(JDDネット協議員/(社団)日本自閉症協会)
 第4会場 テーマ「地域生活支援」     (10号館3階 10301教室)
 ファシリテーター 倭文真智子(JDDネット副代表/日本臨床心理士会理事)
          田中尚樹(NPO法人アスペ・エルデの会事務局長)

○ スペシャルネットワークアワー 「JDDネットがめざすもの」
 (15:00~17:00  10号館9階 10900教室)
 会員へのメッセージ :JDDネット理事
 司会:田中康雄(JDDネット代表)  氏田照子(JDDネット副代表/事務局長)

○パネル・ディスカッション  「当事者からのメッセージ」
 (15:00~17:00 記念館)
 パネリスト   : ニキリンコ氏  高森明氏
 コメンテーター :TBSプロデューサー 山崎恆成氏
 コーディネイター:辻井正次 (JDDネット理事/中京大学教授)
 
○ 自主企画 
 [自主企画1] (10:00~12:00  10号館10300 教室)
   日本作業療法士協会
   「特別支援教育における 作業療法士の役割」
 [自主企画2](10:00~12:00  10号館10301 教室)
   NPO法人日本トゥレット協会
   「基礎から学ぶトゥレット症候群」
 [自主企画3](10:00~12:00 10号館10902 教室)
   NPO法人つみきの会
   「自閉症児のためのABA早期家庭療育」
 [自主企画4](15:00~17:00  10号館10901 教室)
   NPO法人発達障害の会神奈川オアシス
   「その子らしい将来の自立を目指した支援を考える」
 [自主企画5](15:00~17:00  10号館10301 教室)
   日本感覚統合学会
   「感覚統合を知っていますか? 活用していますか?
                      使ってください感覚統合」

○ パネル展示  JDDネット加盟団体紹介    (10:00~17:00)
  正会員:記念館3階ロビー  エリア会員:10号館3階 10302教室

* JDDネット地域ミーティング2008(東京会場)を同時開催します。
 (参加無料、要申込、詳細はhttp://tokyotownmeeting.blog8.fc2.com/)
  日時:12月14日 9:30~14:40 10号館9階 10903教室   
  対象:都内在住の発達障害のご本人とそのご家族及び関係者


NHKスペシャル 病の起源で「読字障害」を特集

2008-10-06 12:04:40 | SFS【星槎教育研究所】
特別支援教育のMLの方から教えていただきました。
10月12日 NHK 総合テレビ・ 午後9時~9時49分
病の起源で「第4集 読字障害~文字が生んだ病~ 」が特集されるそうです。

NHK ホームページhttp://www.nhk.or.jp/special/onair/081012.html より引用

(略)
読字障害の人には独創的な発想が出来る人や空間処理能力が高い人が多い。
映画ジュラシックパークで恐竜博士のモデルになった
モンタナ州立大学の考古学者ジャック・ホーナー博士も読字障害の一人。
ホーナー博士は、恐竜の生態が鳥類に近い生き物であったことを証明し、
恐竜研究に革命を起こした。しかしホーナー博士の読み書き能力は、
小学3年生程度と言う。

人類進化が生んだ文字に適応できずに現れた病に迫る。

ということです・・・

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発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
2008特別支援教育セミナー
お申し込みはこちら
http://www.seisa.ac.jp/information/seminarall.html


特別支援教育セミナー~『算数・数学につまずきを示す子どもたちの理解と評価について』

2008-09-29 04:30:33 | SFS【星槎教育研究所】
第2回のセミナーで、宇野先生に「発達性ディスレクシア」のお話を伺った。
最後のアンケートに 
学校で漢字練習・宿題をたくさん課される苦痛を訴える声があった。

算数障害も同様である。計算問題の宿題に悩む声を聞く。
算数・計算障害の困難さは、くりかえし練習によって回復するような
算数・計算のスキル困難ではなく、
認知機能でつまずいているケースがある。

そこで、次回のセミナーは 算数障害について・・・・


算数や数学の力は読み書き同様、学校生活だけでなく、
その後の生活にも必要な重要な能力です。
そこで、今回のセミナーでは算数の学びの支援について、研究と実践を重ね
てこられた伊藤一美先生に、
1 算数や数学を解くために必要な能力とその発達過程について
2 算数障害について
3 算数や数学のつまずきの評価について
4 支援のあり方について(通常学級、個別指導など)など、
HOW TOではなく、支援するために何が必要なのかをお話いただきます。


2008年度 星槎教育研究所・星槎大学セミナー

第4回 算数障害への支援
    『算数・数学につまずきを示す子どもたちの理解と評価について』

後 援 東京都教育委員会 品川区教育委員会 
    東京をメイン会場に 全国19箇所TV会議システムにて中継

講 師 伊藤 一美 先生 
    (星槎大学 専任講師・S.E.N.S-SV・大阪府特別支援教育スーパーバ
     イザー 医療機関にて算数障害の指導)


●と き 2008年10月4日(土) 13:00~16:00
●ところ 目黒さつき会館 (ライブ会場 ※伊藤先生が講演なさる会場)
     http://www.megurosatsuki.or.jp/

※双方向のTV会議システム会場(予定) 19箇所
星槎大学総合研究所(芦別)
星槎大学学習センター
(札幌・仙台・郡山・厚木・富山・福井・浜松・大阪・広島・福岡西・沖縄)
星槎大学横浜情報処理センター
興学社高等学院(千葉県松戸市) M-net アビニオンスクール(静岡県沼津市)
今治高等学院(愛媛県今治市)   スタディーサポート(岡山県岡山市)
明聖館高等学院(香川県高松市)
※お近くの会場にお越しください。

●参加費 1,000円

●お申し込みは こちら  

または お電話で 03-5225-6245 またはお近くの会場に
 当日,お子様が小さい,会場が遠い,予定があるなどの理由で参加できない方に
 は全7回のDVD受講もありますのでご利用ください。

・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・
発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
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DAISYを中心としたディスレクシアへの教育的支援 報告書から~品川裕香さん講演録

2008-09-23 03:36:19 | SFS【星槎教育研究所】
DAISYをご存じですか?

DAISYは、視覚障害者のためのデジタル音声の録音図書として誕生したもの。
先日のセミナーで宇野先生が
「教科書がCD化されれば・・・」と言われていましたが
DAISYは、技術の進化に伴いマルチメディア化されています。

書物が音声言語化+文字言語化され、読んでいるところの文字が
カラオケの歌っているところの文字の色がかわるように
なっています。(わかりにくいかな?)
もともとは視覚障害の方のために開発されたのですが
ディスレクシアや高齢者の方にも有効であることが分かってきました。
DAISYとは・・・
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/about/index.html

そして
DINF(障害者保健福祉研究情報システム)のサイトに
ICT(情報コミュニケーション技術)による障害当事者の社会参加に焦点を当て、注目すべき重要なトピック伝えるコーナーがあり
そこには、DINF(障害者保健福祉研究情報システム)が主催したり、
共催として関わったりした会議・セミナーの記録や報告書を
テーマ別に分けて掲載されています。

ここはすごい内容が びっしりありますね!


その中の一つ、
平成19年度 DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業
シンポウム DAISYを中心としたディスレクシアへの教育的支援 報告書として

品川裕香さんの講演録があります。ぜひ ご一読ください。

星槎教育研究所・星槎大学でも
品川さんのお話は皆さんに聴いていただきたく
各所のセミナーや大学のスクーリングで講演いただきました。
しかし 残念なことに 個人情報が多いこと・
映像の不本意な利用があることなどから
DVD化はできませんでした。
みなさんにお伝えできなくて忸怩たる思いがあるのですが
ぜひ このサイトで 品川さんの講演に触れてください。

では、品川裕香さんの
「ディスレクシアに対する教育的支援の現状とニーズ」どうぞ・・・
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/symp20080112/kouen2.html

IT業界で闘う“アスピーズ ②

2008-09-22 07:50:37 | SFS【星槎教育研究所】
今日はこれから福岡に向けて出発。
皆様 明日のセミナー よろしくお願い申し上げます。

久留米大学 医学部 小児科の山下 裕史朗先生と臨床心理士の本田由布子先生に
①子どもたちが問題解決能力やSSTを身につけいきいきと行動変容するSTPの実際 
② 医療・心理・教育の連携について お話いただきます。
http://www.seisa.ed.jp/npo/seminar07.html#2


以前 ここでご案内した
IT業界で闘う“アスピーズ

webメディアのCOMPUTERWORLDの記事に
『IT業界で闘う“アスピーズ
~アスペルガー症候群を抱えたITプロたちの“苦悩”と“現状”』
があるのでご紹介します。

  たしかに、Microsoftのビルゲイツ氏を筆頭として
  IT業界にはアスペルガー・フレーバーな方は多いですね。

★以下は引用です。

優秀なプログラマーやエンジニアの中には、
驚くほどの集中力で高度な仕事をこなす反面、
人づきあい、会議、営業トークを苦手とする人も多い。
そんな彼らは、もしかしたら「アスペルガー症候群」を抱え、
対人関係の構築に苦しんでいる「アスピーズ」かもしれない。
本稿では、IT業界で働くアスペルガー症候群を抱える人たちに焦点を当て、
彼らが今、直面する問題と苦悩をつまびらかにするとともに、
今後、われわれが改善すべき課題について考えてみたい。
http://www.computerworld.jp/news/trd/111349-1.html

コンパス事業についてのホームページができました。

2008-09-08 23:58:41 | SFS【星槎教育研究所】
東京都若者社会参加支援ネット コンパスの WEBサイトが開設されました。
http://www.tokyo-compass.com/index.php

【コンパス】とは、コミュニケーションや人づきあいの苦手意識を改善したい!
社会参加、復帰のきっかけにしたい!
そんな若者の社会参加を応援するため、東京都がNPO法人等との協働により、
支援を行なうネットワークです。
それぞれの悩みや希望に応じて訪問相談や、
フリースペースを設け自宅以外の居場所を運営したり、
ボランティアなどの様々な体験活動をしたりしながら
たくさんの若者に将来の方向性を考える機会を持ってもらうことを
目指しています。

支援団体や内容、セミナー日程についてなど
わかりやすく掲載されていますので
ぜひご覧ください。
またお知り合いの方にご紹介ください。

コンパス実施団体についてはこちら

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ICFモデルで考えると、教師も「環境因子」である

2008-09-01 07:03:35 | SFS【星槎教育研究所】
先日、NPO東京都自閉症協会 高機能自閉症・アスペルガー部会主催の
ICF(国際生活機能分類)って、何だろう?
に参加した。

「ICF」は「国際生活機能分類」と訳され、
2001年5月世界保健機関(WHO)総会で採択されたもの。
障害や病気などを、個人の心身機能面からだけではなく、
環境面なども含め総合的に捉え、支援するという考え方による。

私は星槎大学開学の年
二宮信一先生の「学習障害概論」のスクーリングでICFについて学んだ。
高山恵子さん品川裕香さんの講演でも必ずといっていいほど出てくる言葉だ。
お二人の著書「気になる子がどんどん伸びる授業」にもわかりやすい事例が出ている。
今回 講師をつとめられた先生方が所属する ICF-CY Japan Network 
(ICFやその活用、そして子どもたち、家族のこと等を考える仲間達のネットワーク)のHPにわかりやすいリーフレットがあるのでぜひご覧ください。
http://www.icfcy-jpn.org/wp/wp-content/uploads/2007/05/ifcyjpnyeyoyiyaye05072007.pdf


また独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所(特総研)のHPにも
ICF児童青年期バージョンの教育施策への活用に関する開発的研究
としてくわしく載ってる。
http://www.nise.go.jp/blog/2007/10/icf_2.html


特別支援教育においても、ICFの活用が推進されており、
厚生労働省のサイトでも紹介されている。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html

障害や病気を「個人因子」だけでなく「環境因子」からも考え
活動や参加に影響する要因とみるのだ。
学校や教師も環境因子であることを忘れないようにしたい。

先生の一言で 授業や活動への参加も
変わっていく例をたくさん知っている。

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「永遠の少年」②~アスペルガーやPDD-NOSの視点がないとこう見える

2008-08-26 06:48:59 | SFS【星槎教育研究所】
わたしは以前 このBLOGで
「ソロモンの立体~視点によって見え方が変わる~」
http://blog.goo.ne.jp/littlestar_constellation/e/55b96f6930b0a9cd8c380c36441c21b3を書いた。

昨日書いた「永遠の少年」の中に 広汎性発達障害
アスペルガーやPDD-NOSが見えたかたは
おおいのではないだろうか?

広汎性発達障害アスペルガーやPDD-NOSの視点がないと
・・・『準ひきこもり』や『永遠の少年』という見え方になる。

水野薫先生は2007星槎教育研究所セミナーの中で
発達障害を理解していない教師がみると
• 落ち着きがない子、おしゃべりな子、ひょうきんな子
• 粗暴な子、切れやすい子、反抗的な子、ツッパリ
• わがままな子、自分勝手な子
• ずるい子、言い訳ばかりする子、人のせいにする子
• くそまじめすぎる子、融通が利かない子
• のろい子、要領の悪い子、誠実すぎて損をする子
• おせっかいやき、でしゃべり、目立ちたがり屋
• 意欲がない子、易きに流れる子、気分屋
• 知能が低い子、理解が遅い子
• しつけが悪い子、親に愛されていない子、親の要求につぶされそうになっている子
とおっしゃていた。

発達の視点があると「困った子」は「困っている子」に見える。

いろいろな角度から見える人でありたいと思う。

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