紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

へそまがり日本美術展

2019年04月12日 | 美術館・博物館
3月中旬から府中市美術館で開催されている「へそまがり日本美術」展。あと2日で前期展示が終了するということで、超重い腰をあげて行ってきました。府中なぞ行き慣れていませんので、もちろん府中市美術館も初めて。東府中駅からバスも出ているようですがバス停わからず。駅から歩いて十数分、大きな公園の中にある小洒落た美術館でした。
決して綺麗なものではないものに魅力を感じたり、不恰好なもの完璧でないものにも心惹かれることも...それを「へそまがりの感性」と称して、日本美術に表れる「へそまがり」に注目したこの美術展。強烈なインパクトのある作品、奇想の画家として知られる伊藤若冲や曽我蕭白などの作品も展示されています。
特に徳川将軍の描いた絵がなかなか...家光の『兎図』『鳳凰図』、家綱の『鶏図』。仙台藩士の遠藤曰人もゆるさ全開の作品を描いています。家光の『鳳凰図』は恐れ多くも「ピヨピヨ鳳凰」などという名が付けられているとか。上さま!!!
大きな画面にお多福大集合、岩礼の『百福図』。中村芳中『十二ヶ月花卉図押絵貼屛風』のデザインセンスに心惹かれました。ちなみにピヨピヨ鳳凰は前期展示です。これ見るために駆け込み鑑賞ですよ。
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