紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

「楽園としての芸術」展

2014年08月12日 | 美術館・博物館
ダウン症の人たちを中心として制作された芸術作品の展覧会が、東京都美術館で開催されています。個性ある刺繍や木工品を展示するしょうぶ学園。ノミの彫り跡が味のある木のうつわ。帆布に描かれるのはアフリカンアートを思わせるかたち。
アトリエ・エレマン・プレザンで生み出されるのは大胆な絵画作品。その制作過程を収めた映像があります。自由に紙に向かう子供たち。筆を叩き付け、あるいは黙々と筆を運ぶひと様々。「できた!!」その美しい色彩はまるで現代アートを見ているかのよう。素朴で大胆。色の洪水。思いのままに筆を運び、一心に自分を表現していく。
純粋な心に触れ合うことのできる展覧会です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メロメロ御膳 | トップ | エジプトの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美術館・博物館」カテゴリの最新記事