【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

黒いレースのクールな煌き

2013-03-01 16:50:16 | 私の手作り夢時間










その冬の 3月 は例えて言ったなら
小羊の中でも一番従順な、
優しい小羊のような具合に訪れて来て、
爽やかな黄金色の、
ひりひりする日々をもたらし、
その昼の後には凍るような
ピンクの黄昏が続き、
やがて黄昏は妖精のような
月光の国へと消えてしまうのだった。
               【「アンの愛情」 第27章】



   


   朝の早い時間こそ晴れていましたが、
  天気予報通り、その後は曇りとなりました。

   ただ雨の降り出しは遅く、午後も3時を過ぎてから。
  引き続き昨日の暖かさは持続。
  今日も過ごし易い一日となっています。

   『アンの世界』 と同じように
  小羊の従順さで3月を迎えましたが、
  その後の情景は少々違うようです。

  









   


   さて、昨日の黒のレース、あれから8個の
  モチーフを付け、本来のランプに掛けてみました。

   しかしながら点灯時、
  ランプに掛けるのは今日が最初で最後です。

   火の点いている時は絶対に側を離れないように
  しているとは言え、電灯や小さな蝋燭ならいざ知らず、
  この灯油ランプは、かなり熱くなりますので。

   とは言え、この黒のレースカバー、
  本来の窓際の場所では光を透かし、
  黒ならではのレースの繊細さを際立たせています。

   何と言っても、粗と密のバランス&明暗のコントラストを
  作る透かし模様が特徴の、レースならではのものですね。
  装飾としてこれからは使用する事に致しましょう。

   そして、窓際からそのままセピア色の部屋に。
  こんなランプは、こちらの場所の方が似合うような気がして。

   でも、思いとは裏腹に折角のレースが、くすんでしまって。
  今日のように火を点けていれば、それでも少しは煌きますが、
  火を消してしまえば・・。一目瞭然ですね。