【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

レースとのクラシカルな出会い

2013-03-16 17:07:07 | 私の手作り夢時間







あたしは 頭のてっぺんから爪先に至るまで
春を感じております。
サマーサイドも春を感じています。
この上なく醜い通りでさえ、
古い板塀越しに腕を差し伸べている花の枝や、
歩道を縁取る草の中にリボンのように続く
たんぽぽのお陰で見違えるようです。
あたしの棚の上の陶製の貴婦人人形でさえ
春を感じており、いつの夜かにあたしが
素早く目を覚ましさえすれば、
この 貴婦人 が金色のかかとの、ピンクの靴で
一人舞踏をしている所が見られる筈です。
                   【「アンの愛情」 第20章】


   今日も快晴の空となりました。
  昨日と違って朝の冷え込みもありません。ぽかぽか陽気。
  頭のてっぺんから爪先まで春を感じております。

   ここに来て庭の植物の芽吹きが顕著になって来ました。
  と同時に沈丁花などの春独特の香りも。

   そして、フリージアの膨らみも発見。
  ただ、これだけは例年より遅いような気がしてなりません。

   私の中ではまだ春浅き頃、真っ先に咲くという
  イメージですが、果たしてどうなのでしょう・・?





   さて、又々、私はレース編み。
  しかも性懲りもなく、
  ランプの上に掛けるレースを。

   尤もそのランプ、
  今は額立てとして
  活用していますけれど。

   最初は、それこそ眠っている
  レースの活用・・とばかり、
  あれもこれもと掛けて
  楽しんでいたものです。

   でも、それ用に編んだものでは
  ありませんから、当然の事ながら
  寸足らずや、逆に寸余りも。

   その上好きなものは、
  いつも身近に置いていますから、
  ついそちらの方へ視線が向かいます。

   結局、だんだん
  我慢ならなくなって。

   再び編む・・という
  パターンを繰り返しております。

   従って相も変わらず、レースは増える一方。
  この性格、もうどうにもならないようです。

   レースはクラシカル。貴婦人が殊の外、似合います。
  それもその筈、中世ヨーロッパではレースは、
  王侯・貴族など特権階級のものだったとか。

   だからでしょうか、アンティークなカードの婦人との相性もピッタリ。
  そんな中でのレース編み。後、もう少しで仕上がりです。