【可憐な 「匂い菫(ニオイスミレ)」】
「気にする事はないさね。 有り難い事に空気と神様の お救いは未だにただだもの」 と、ジェムシーナおばさん が言った。 「それから笑い もよ」 と、アン が付け加えた。 「笑いにはまだ 税金 がかからないわ。 それは素晴らしい事よ。 だって今じきにあなた方みんな 笑うでしょうからね」 【「アンの愛情」 第17章】 |
今日も快晴の朝を迎えました。
そして朝晩こそ少々冷えますが、世は春!
一昨日より昨日、昨日より今日と確実に暖かさは増しています。
明日は、もっと暖かくなるそうですね。
ただ、そんな春に向かう時のワクワク感とは違う、ユーウツ。
勿論、一つは中国からの魔の飛来物質。
明日はPM2.5に、何と黄砂も加わるとか。プラス、花粉。
所謂(いわゆる)、「複合汚染」 ですね。
そう言えば、同名の小説が有吉佐和子の本にありましたね。
とうとう空気もただではなくなった・・。
こうなりますと・・もう笑うより仕方ありませんね。
でも、それさえも アン の言うように、そのうち税金がかかったりして。
それこそ、笑えない冗談ですが、想定外ばかり起こる昨今ですもの、
あり得ない話ではありませんね。~なんて。
そんな中、ここに来て菫が一気に開花。
甘い芳香は言うに及ばず、小さくて可憐な姿は、
見ているだけで優しい気持ちになります。
じっと見つめていますと・・。
何だか私まで 「不思議な国のアリス」 になったよう。
童心に戻れます。
当分、ここが私の癒しの場所となりそうです。