【「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」】
【「釣鐘草(ツリガネソウ)」】
「芝生にあるあの大きな木も皆大好きなの。 誰があれを植えたのか知らないけれど、 でも、二階へ行く度に 必ず踊り場で足を留めて・・・ ほら、踊り場に風雅な窓が付いていて、 幅の広い深々とした腰掛けがあるでしょう・・・ あそこへ座って暫くなりと外を眺めながら、 『誰であれ、あの木を植えて下すった人に 神のお恵みがありますように』 と言うのよ。 実際、家の周りに木が多過ぎるのだけれど、 あたしたち一本でも手離すつもりはないわ」 【「炉辺荘のアン」 第2章】 |
昨日の雨は上がり、快晴の空となりました。
雲、一つありません。カラッとした爽やかさです。
所謂(いわゆる)、五月晴れですね。
そして季節外れの寒さも、ひとまず終了です。
ここに来て木々の緑が瑞々しくなって来ました。
それは 「翠緑」 と呼びたいほど。
翠 「すい」 は同時に 「みどり」 とも読みますものね。
翠緑となりますと、その緑がより強調され、
この季節独特の、目に沁みる青さのような気がします。
この季節は又、今日の 『アンの世界』 のように、
階段の踊り場から眺める新緑も美しくて。
しばし足を留めて見入っている私がいます。
木々の緑が美しくなる
季節になりますと、同時に
花たちの出番でもありますね。
今、大好きな青い花も
続々と開花しています。
トップバッターの、
「匂い菫」 は既に
終わってしまいましたが、
「蔓日々草」 や
「花韮」 は、未だに健在。
それに、 『アンの世界』 でも
お馴染みの、待ちに待った
「釣鐘草」 と 「西洋十二単」
が加わりました。
そうそう、釣鐘草とは
「Blue-Bell」 ですね。
もう一つ、我庭には
「オーストラりアン・ブルーベル」
がありますが、そちらはまだです。
名前は同じでも葉っぱが違います。
庭が青い海に・・なんてなれば、
いう事ないのですが、なかなかです。
青い花が咲けば、白い花も。
「空木(ウツギ)」、すなわち 「卯の花」 が咲き、マーガレットも続きます。
【「空木(ウツギ」) = 卯の花】
【マーガレット】
【苺】