【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

麗しき平安の紫~青と白の世界

2013-04-25 17:58:58 | 香る庭の花綴り

【「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」】




【「釣鐘草(ツリガネソウ)」】




「芝生にあるあの大きな木も皆大好きなの。
誰があれを植えたのか知らないけれど、
でも、二階へ行く度に
必ず踊り場で足を留めて・・・
ほら、踊り場に風雅な窓が付いていて、
幅の広い深々とした腰掛けがあるでしょう・・・
あそこへ座って暫くなりと外を眺めながら、
『誰であれ、あの木を植えて下すった人に
神のお恵みがありますように』
と言うのよ。
実際、家の周りに木が多過ぎるのだけれど、
あたしたち一本でも手離すつもりはないわ」
                  【「炉辺荘のアン」 第2章】



   昨日の雨は上がり、快晴の空となりました。
  雲、一つありません。カラッとした爽やかさです。

   所謂(いわゆる)、五月晴れですね。
  そして季節外れの寒さも、ひとまず終了です。

   ここに来て木々の緑が瑞々しくなって来ました。
  それは 「翠緑」 と呼びたいほど。

   翠 「すい」 は同時に 「みどり」 とも読みますものね。
  翠緑となりますと、その緑がより強調され、
  この季節独特の、目に沁みる青さのような気がします。

   この季節は又、今日の 『アンの世界』 のように、
  階段の踊り場から眺める新緑も美しくて。
  しばし足を留めて見入っている私がいます。


   木々の緑が美しくなる
  季節になりますと、同時に
  花たちの出番でもありますね。

   今、大好きな青い花も
  続々と開花しています。

   トップバッターの、
  「匂い菫」 は既に
  終わってしまいましたが、
  「蔓日々草」 や
  「花韮」 は、未だに健在。

   それに、 『アンの世界』 でも
  お馴染みの、待ちに待った
  「釣鐘草」 と 「西洋十二単」
  が加わりました。

   そうそう、釣鐘草とは
  「Blue-Bell」 ですね。

   もう一つ、我庭には
  「オーストラりアン・ブルーベル」
  がありますが、そちらはまだです。
  名前は同じでも葉っぱが違います。

   庭が青い海に・・なんてなれば、
  いう事ないのですが、なかなかです。

   青い花が咲けば、白い花も。
  「空木(ウツギ)」、すなわち 「卯の花」 が咲き、マーガレットも続きます。
  




【「空木(ウツギ」) = 卯の花】


【マーガレット】


【苺】