【正しいお辞儀の仕方】
「大ぼらなんて言ってはいけませんよ、 デイヴィー。嘘とおっしゃい」 学校の先生らしくアンはたしなめた。 「なぜ?」 ・・・デイヴィーは涙で汚れた顔で、 不思議そうに見上げた。 「それは 流行り言葉 ですもの。」 小さな子供が流行り言葉を 使うのは良くありません」 【「アンの青春」 第9章】 |
昨日のお天気から一転して、今日は朝から雨となりました。
ただ良くしたもので、長く降り続くという事はありません。、
お昼頃にはその雨も上がって来ましたが、天気予報通りです。
日射しがない分、昨日のような気温の上昇はありませんけれど。
さて、今年のGW。今日は連休の谷間。
しかしながら、この間、お休みを取り、
十連休という方もいらっしゃるでしょうね。
アベノミクス効果で、そろそろ財布の紐が緩みつつあるようですし、
円安もあって外国の方も大勢、日本にいらっしゃっているようですね。
ところで、つい先日の 「報道ステーション」 で、
ユニクロ特集をやっていました。
「店舗拡大」、「世界同一賃金」 等など・・。
勇ましい言葉が飛び交う、テレビ画面を
見るともなしに見ていたものです。
そしてある光景に違和感。それはお辞儀。
奇しくも、もう一つの光景と重なります。
思えば・・民主党政権時代。
国会での三首相による水の朝鮮飲みは、
ネットでも話題になったものですが、
お辞儀さえも、いつの間にか・・。
そう言えば、デパートなどでも見掛けるようになりましたね。
でも、日本のお辞儀は違うでしょう。
今では、ネットでもすぐに検索出来ますが、
案の定、手持ちのちょっとした礼法の本に載っているそれも、
上記のものとは違います。(上から二番目の写真~「装道着物学院・礼法学院」)
日本語の乱れが叫ばれるようになって久しいですが、
最近は、テレビのそれも目を覆うばかりです。
折しも昨日の新聞に、塩月弥栄子氏の言葉が載っていました。
95歳で、ご健在なのですね。氏曰く。
「言葉の乱れは、アナウンサーやキャスターのような人まで」 と。
電車内の化粧に至っては、「引っぱたきたい」 そうです。
要は躾なのでしょうね。身を美しくするのが 「躾」。
それにしても漢字って分かりやすいですね。
自分の子供を叱らない、良い事と悪い事の区別を教えない
親が増えています。勿論、虐待は論外ですけれど。
「三つ子の魂百まで」 という諺もあるように、
幼児の頃培った性格は老人になっても変わらないそうです。
いかにその頃の躾が大切かという事ですね。