【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

すぐ傍にあるアン気分

2013-04-28 17:33:57 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編









アヴォンリー街道をだらだらと
下って行くと小さな窪地に出る。
レイチェル・リンド夫人 はここに住んでいた。
周りには、はんの木が繁り、ずっと奥の方の
クスパート家の森から流れて来る
小川が横切っていた。
森の奥の方の上流の方には思いがけない淵や、
滝などがあって、かなりの急流だそうだが、
リンド家の窪地に出る頃には、
流れの静かな小川となっていた。
それというのも、レイチェル・リンド夫人の
門口かどぐちを通る頃には、川の流れでさえも
行儀作法を気を付けない訳には
行かないからである。              
                     【「赤毛のアン」 第1章】



   雨戸の閉まっている室内から一歩外に出た瞬間、
  パァ~ッと朝の輝く光が眼に飛び込んで来ました。

   もう少し寝坊するつもりでしたのに、太陽の誘惑には勝てません。
  それにしても、ついこの間までは起き出す時間は、
  まだ真っ暗でしたのに。

   振り返れば・・四月も後、もう少し。
  まだまだ若い月だと思っていましたのに。

   それでも一月、二月・・その歩みは、
  ゆっくりのような気がしていたのです。でも、やはり早かった!
  改めて地に足を着けて、じっくりと歩まねば・・と思っています。









   さて、今日のように爽やかで
  良い天気ですと、家の中に
  いるのが勿体なくなりますね。

   外でのお茶は薔薇が咲いてから・・
  と思っていましたが、
  我慢出来なくなりました。

   それにこの前のアン気分も、
  中途半端でしたから。
  もう一度、やり直しという訳です。

   ところで今日の引用文は、
  「赤毛のアン」 の冒頭部分。

   こんな書き出しで
  始まっていたのですね。
  素敵な場所。

   勿論、アン気分に浸るためには、
  今のこの場所も 「想像の余地」 で
  補う事に致しましょう。

   そうそう、先日の鞆の浦のある
  福山は薔薇園で有名です。

   (SAにもちょっとした薔薇園があります)
  今日は、そこで求めた薔薇の花びらジャムも加えて。

   やっぱり家の中より外の方がいいですね。
  今日は、かなり長く滞在? したものです。

   そう言えば、作家のケストナーは野原に机と椅子を置いて、
  あの名作、「飛ぶ教室」 を書いたそうですね。

   今日の 『アンの世界』 のような所なのでしょう。
  夕方になると、それこそ子牛が一緒に帰ろうと迎えに来たりして。