【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

青い蝶

2013-04-08 19:41:11 | 香る庭の花綴り



【「花韮(ハナニラ)」】


【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】



暖かな、黄金色の雲の浮かぶ
たのしい午後であった。
炉辺荘の広い居間では女中の
スーザン・ベーカーが
陰にこもった満足とも言うべきものを
霊気のように発散させながら座っていた。
時刻は4時。
(中略)
扉口から入る涼しい快い微風そよかぜは、
庭から幻想的な匂いと、
リラやミス・オリバーやウォルター が
笑ったり喋ったりしている蔦の垂れ下った
一隅の楽しそうなにぎやかな
声のこだまを運んで来た。
                【「アンの娘リラ」 第1章】



   今日は朝から太陽燦々の一日を迎えました。
  こんなお天気は5日(金)以来のこと。

   それにしても昨夜もそうですが、今朝もかなり冷えました。
  勿論、日射しがたっぷりあった日中は、暖かくなりましたけれど。

   でも、さすがにこの時間になりますと、ヒンヤリ。
  窓を開け放つなんて、とてもとても。
  『アンの世界』 とは、ちょっと違った趣きです。




【こちらは野生の 「菫(スミレ)」】


   
   さて、日本の春はピンク。
  しかしながら青い色が大好きな私の庭には今、続々と青い花が。
  その第一陣が花韮や蔓日々草という訳ですが、既にお馴染みですね。

   (そうそう昨日、散ったと思っていた桜は、
  あの風にも耐えて、まだまだ残っています。ラッキー!!)

   香りと共に絢爛豪華に咲き誇っていた、ヒヤシンスはもうそろそろ終わり。
  代わりに今度は自分たちの出番とばかり頑張っているのが今日の花。

   一つ々の花は、それこそ繊細で大人しいものですが、地面に、
  又、木の上と・・自在にその羽根を? ふんわりと休めています。
  それは、まるで蝶が舞っているかのようにも。

   そして野生の菫(スミレ)。ほとんど匂い菫と同じ姿ですね。
  裏庭を一面に青い色で染めて欲しいです。