【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

檸檬色の世界に遊ぶ時

2013-04-10 18:15:18 | 路傍の花~道草






 



「僕達明日サーカスをするの。
僕は駝鳥になるんだよ。
それから象も買うんだ」
「象の餌代は年に六百ドルも
かかるという事を知っているかい?」
と、ギルバート が真面目くさって聞いた。
「空想の象には一セントもかからないんだよ」
と、ジェム が腹も立てずに説明した。
アン は笑った。
「有り難い事には、あたしたちの
空想 には節約の必要がありませんわ」                      
                 【「炉辺荘のアン」 第16章】



   快晴の空の下、今日は朝一番で映画を観るために外出。
  それにしても久し振りの映画です。と言いますのも・・。

   古色蒼然(こしょくそうぜん)たる我町の映画館(ハリウッド映画以外を上映)
  が廃業してから何だかショックで行く気にならなくて。
  あの 『レ・ミゼラブル』 さえ、重い腰は上がらなかったのですから。

   でも、キーラ・ナイトレイ主演の、『アンナ・カレーニナ』
  には、さすがの私もその気になったという訳です。

   あまりにも華麗な世界と美しさにすっかり魅了されてしまった私。
  そんなこんなで。もう少し余韻に浸っていたいので、
  感想は後日・・という事に。







   今日の映画は朝一番
  でしたから、帰り途、
  たっぷり時間があります。 

   今日は菜の花、檸檬色の
  世界に遊んで来ました。

   プラス、映画の余韻と共に
  『想像の余地』、全開です。

   幸いな事に今日は
  お弁当があります。

   尤も、私の勘違いで
  作ってしまう羽目に
  なったのですが・・。

   今日は少々、
  風が冷たかったのですが、
  色々悩んだ末にこの場所で。

   大きな木の下がいいですね。
  野の花が咲き乱れ、
  ちょっとした小川があって。

   探せば見つかるものですね。
  『アンの世界』 に近い場所。
  菜の花の香りがプ~ン! 香料の生える場所でもあります。

   そう言えば今日の映画でも一面に白い花の咲き乱れる野原が・・。
  椅子を持ち出して本を読んでいましたっけ。

   ジェムではないけれど、私だって空想を。
  今日は、ハンカチを敷きましたけれど、
  倒れた木が椅子代わり・・というのもいいですね。

   そして木箱を机代わりにして本を読んだり手紙を書いたり、
  うっとりして周りを眺めたり。~なんて。

   それにしても良い所を見つけました。
  たまにはポットに珈琲を入れて、こんな仕事場に出掛けて行く・・
  いいかも知れませんね。