【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さきものへの慈しみ

2013-04-16 17:11:37 | 香る庭の花綴り

【ジャスミン】


【「木香薔薇(モッコウバラ)」】

  
【「空木(ウツギ)」】


「春になると、一杯に すみれ が咲くんだ。
あの樅の若木の後ろにこけのむした、
低い土地があって、五月になると、
菫が一杯に咲くんだ ―― 菫、
(中略)
ずっと向こうの方には
薔薇 もあるんだよ ――
花の咲くのに合わせた古い歌に似合う
古風な薔薇の花なんだ」                     
               【「アンの愛情」 第9章】



   良いお天気が続きます。おまけに空気も乾燥していて。
  尤もポプリには、すこぶる良い環境ですけれど。

   気温に至っては昨日より更に上がり、
  最高気温は25度にもなったとか。

   又、所によっては、昨日との温度差が
  10度近くにもなった所があったようです。
  今年は気温の上下降が本当に激しいですね。




【釣鐘草】


【チオノドクサ】

 
【薔薇】



   さて、小さきもの、とりわけ蕾への慈しみ。
  蕾は薔薇が一番美しいと思っていましたが、どうして、どうして。

   花の蕾は何だって美しいですね。
  特に初めての花に至っては、ワクワク、ドキドキは最高潮に達します。
  そうでなくても蕾には夢や希望が一杯に詰まっていますものね。

   春になると毎年繰り返されている事ですが、
  それへの思いは常に新鮮である事に気付きます。

   それにしてもジャスミンの蕾。(冒頭の写真)
  この蕾から純白の、香り高いジャスミンの花が咲くなんて。

   まさに魔法。そう言えば、これだって毎年感動しています。
  人間だって何度も脱皮しなければ・・。

   それにしても 「木香薔薇」 も 「空木(ウツギ)」 も香り高い花。
  そして本来の薔薇も仲間入り。一度に咲いてくれないかしら・・? 
  ~なんて。

   そうそう空木とは別名、「卯の花」。
  「卯の花の匂う垣根に時鳥ほととぎす早も来鳴きて・・」
  ~そう、「夏は来ぬ」 の歌でも有名ですね。

   もう一つ 「雪見草(ユキミグサ)」 というロマンティックな名も。
  まだ咲いていないうちから、ここまで話が弾む花の魅力を改めて思います。