【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

季節の声

2010-08-22 16:00:16 | 四季のスケッチ






   起床時は真珠色の空。
  朝からカンカン照りの空でない事に
  なぜかホッ。

   でも、その時点で
  既に30度あり、ウンザリ。
  
   せめて朝晩だけでも涼しくなって
  欲しいと願っているのですが・・。

   それでも一時に比べ、
  蚊が少なくなった事もあり、
  何やかやと庭に出る事が多くなりました。

   ちょっとお休みしていたセージが一斉に花芽を付け始めたかと思えば、
  とっくの昔に終わっている紫陽花に、一つだけ開いた花。

   数は少ないけれど、今頃になって必死に? 咲き始めた朝顔など・・
  庭の花々に興味は尽きません。

   紫陽花もそうですが、今年はヴィオラもついこの間、咲いたものです。
  “何かを訴えているのかしら・・?” 妙に気になります。

   さて、冒頭の2枚の写真。
  同じ、「アオイ科」 の花であり一日花でもある、
  「ハイビスカス」 と 「木槿(ムクゲ)」 が、同時に開花しました。

   尤もこの木槿、前回はどういう訳か “二日花” だったのですが、今回はどうでしょう。
  いかにも夏の花というこれらの花が、太陽に向かって咲く・・いいものですね。
  元気を貰います。

   1日 しか生きていませんものね。
  でも、何て堂々と、何て豪華に生きる事でしょう。
  その方がほとんど永久に長持ちする、
  こわばった百日草よりよくありません?・・・ 略 ・・・」

                                         【「炉辺荘のアン」 第16章】


【ハグロトンボ】

   ところで、今年はやけに蜻蛉に遭遇します。
  今度は全身が黒の蜻蛉に。群れを成して飛んでいます。

   この蜻蛉だけは、小鳥のように地面に止まる事が多いのですが、
  偶々、半夏生に止まった所をパチリ。随分、慣れてくれています。

   「露草に黒蜻蛉翅開く時を見ぬ」 ~石鼎

   温暖化で亜熱帯化しつつあると囁かれている日本、
  せめて自然の営みに目を向け、季節の移ろいを感じたいものですね。