【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薄紫の花言葉

2010-08-19 15:38:55 | 路傍の花~道草

【藪蘭(ヤブラン)】

【藜(アカザ)】
【含羞草(オジギソウ)】↓

   “エッ!?”
  思わず目を疑いました。

   何気に目を遣った温度計は、
  既に30度を示しています。

   時刻は午前7時を少し廻った頃。
  今夏、一番早い時間での30度越え。

   例年でしたなら、少なくとも
  午前中は我慢していたクーラー。
  今年だけは朝からフル稼働です。

   それにつけても羨ましいのは 『アンの世界』
  暑い8月ではなく、せいぜい暖かい8月、快い8月の午後なのですから。

   “・・・ 略 ・・・アンが座っている側の窓からは、
  かぐわしい匂いをたたえた、
  快い8月の午後 の日光にあたためられた空気が流れ込み、
  外ではポプラの枝が風にサワサワと音を立てて揺れていた。
   その向こうには 『恋人の小径』 が人の心を魅するように
  曲がりくねって奥の森に続き、今なお赤い実りをふんだんに
  付けている古い林檎林が見えた。・・・ 略 ・・・”

                                        【「アンの夢の家」 第1章】
                                    
   さて、今日の庭は、奇しくも大好きな薄紫色に染まっています。
  我が家の庭に咲く、野の花です。
  
   庭の片隅に咲いた 「藪蘭(ヤブラン)」 に、もう一つは 「藜(アカザ)」。
  そして 「含羞草(オジギソウ)」。(別名 「眠り草」)
  
   しかも、「藪蘭(ヤブラン)」、「藜(アカザ)」 は自然に生えたもの。
  藪蘭は長いこと、抜いても抜いても葉っぱだけ生えて来ていたものです。
  いつの頃からでしょう、薄紫色の花を咲かせるようになったのは・・。

   藜に至っては、いつしか消失してしまっていましたのに、
  つい最近、ゼラニウムの鉢の中に見つけました。その時の驚き。

   ところで、「藪蘭(ヤブラン) は「忍耐」、「隠された心」。
  「藜(アカザ)」 は、「恥じらい」。
  「含羞草(オジギソウ)」 は、「感傷的な心」。
  
   もう、お分かりですね。控え目で、ひっそりとしたこれらの花にふさわしい花言葉。
  薄紫色の花と同様、ここにも共通点があるように思います。