【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

蒼に染まる時

2008-06-19 16:40:13 | 香る庭の花綴り


   久し振りに、鶯(うぐいす) の声で目覚めました。
  そして朝から今にも泣き出しそうな、梅雨らしい空も・・久し振りです。

   それでも例のアゲハ蝶は、どこからか・・ヒラヒラ~ッと、やって来て、
  朝の挨拶をすませると? もう1度、私の周りをクルクルッと回って、何処へ・・。

   さすがに雨が降り出すと、
  (午前8時頃)、バッタリ
  姿を見せなくなりました。
 
   と言っても、降っているのか、
  いないのか・・分からない雨。
  霧雨でしたが・・。

   その代わり、このような虫? が・・。
  黒い羽根の裾は、透明になっています。

   文様も見えますね。
  いずれにしても初めて目にしたものです。
  
   天気予報では、午後から雨との事でしたが、まだ雨は降っていません。
  重い空に変わりは、ありませんが・・。



   今日は、ちょっぴり蒸し暑い梅雨空。
  今日の庭の花は、“蒼” にこだわってみました。

   今年は、紫陽花の開花が遅いものの、未だにパンジーが元気に、
  頑張ってくれています。去年の秋からですから、もう既に半年以上です。

   去年も感じた事ですが、季節の花が少しずつ、少しずつ・・
  変化しているように思うのです。

   勿論、品種改良などが進み、草花自体、
  昔より丈夫になって来ているのかも知れませんね。

   「小さなしわの寄った褐色の種を見ては、
  その中に虹のような様々な色が、入っているのかと思うと、
  わしはいつも不思議になるですよ。
   こう言った種の事をつくづく考えると、
  わしらはあの世でも生きている魂を持ち合わせているのだと
  信じる事が決して難しくないですね。
   この奇跡のような事柄を見なかったら、色と匂いはさておき、
  あんな小さな、中にはほこり位の大きさしかない物の中に
  生命があるとは信じられませんよね。」
            
                                         【「アンの夢の家」 第18章】

   花好きな、「ジム船長」 の言葉です。
  現代の色鮮やかで、様々な種を目にしたら・・果たして何と言うでしょう。
  想像するだけで、何となく楽しくなりますね。