【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

紫陽花色の空

2008-06-30 17:41:54 | 香る庭の花綴り


   今日は、朝から太陽が・・。
  こんな風に起床時からの青空は、
  久し振りのような気がします。

   そんな朝の庭は、梅雨の期間中で
  あり、少々湿度が高くても雨上がりは
  アン や、その子供達のように・・・
  
   「空気が、ピカピカ
      光っているわ。」

 
  と、言いたくなりますね。
  実際今日は、とても空気が爽やかで、心地良い風が、レースのカーテンを揺らしています。
  その上、後述に近い次のような光景も、繰り広げられているのですから・・。

   “・・・まだ雨のしずくが大粒の真珠のように、
  金蓮花きんれんかの葉に乗っていた。空気は快く爽やかだった。
  熊蜂が小川を縁取って咲く白クローバーの上を
  ブンブン飛び回っていた。・・・”
             【「炉辺荘のアン」 第37章】

   そうそう、↑ の「金蓮花」 は、「ナスタチウム」 の事なんだそうですね。
  先日来から、「アカシヤ」 が 「ミモザ」、「エリカ」 が 「ヒース」・・と、別名があり、
  新しい発見でした。そう言えば、「金蓮花」、我家にもありました。

   今年の梅雨は有り難い事に、何日も何日も雨が降り続くという事が、ありません。
  丁度、いい時に雨が降り、上がる・・。

   “雨が降って・・・降って・・・降り抜いた・・・”
  「世界がもう一度、乾く事があるかしら?」
          
                                       【「炉辺荘のアン」 第29章】
  こんな風に、ならなかっただけでも、幸せですね。



   こちらの薔薇は、昨日の 「雨に謳う薔薇」 でもあり、あの冬の日・・
  毎日、毎日、花開く事を待ち侘びた薔薇です。思えば・・。
  花の色が分かる程度に、少しだけ綻んで、そのまま3ヶ月余り・・。

   とうとう、その花は日の目を見る事は、ありませんでしたが、
  今、こうして盛んに咲いてくれています。

   今だから言える事かも知れませんが、あの日があったからこそ、
  今のこの薔薇がある・・そんな気がします。

   昨日も記しましたが、私は蕾の薔薇も、大好きです。
  そしてこちらは、今まさに、その花を開かんとしている薔薇です。
  何か、もの言いたげで・・でも言えない・・。風情がありますね。

   この薔薇、いつもコメントを頂き、素敵な写真を撮られている、
  【KEN さん】 に、教わった通りに・・? やってみました。
  (背景をもっともっと白くしたいのですが) 
  
   私の腕とカメラでは、これが限界です。