佐藤 友哉氏の作品。
氏が19歳-21,2歳の頃に書かれた作品のやうで、4作品の続きものから一冊の
本となつてをります。
14歳が起こした神戸の児童殺傷事件を知る19歳の主人公が6歳から21歳までを
描いた作品なのだが。
・・・・・・
若い頃つて、確かにかういふこと考へるな~、考へたな~と思ひつつ読んでをりました。
(「かういふこと」といふのは悪のはうではなくて、「将来いかに」といふはうです)
そうそう、若い頃つて「人生何なのか」とか「人生何かをすべき・・? 唯の人はいやだ」とかな~んか、自分が何でも出来るやうな可能性といふか漠然とした「妄想」を夢見てゐたやうな気がする・・・・・
普通に学校卒業して、普通に就職して、普通に結婚して・・・・ なんて人と同じことをするのは嫌だ・・・と思つてゐたな・・・・ 実際、人と同じことはしてゐないわけだが・・・
かう考へると、自分の人生は「肉のかたまり」ではないのか・・・・? イヤ、肉のかたまりであらう
今までの人生を振り返へつて言へるのは・・・・
自分は幸せ
であらう
氏が19歳-21,2歳の頃に書かれた作品のやうで、4作品の続きものから一冊の
本となつてをります。
14歳が起こした神戸の児童殺傷事件を知る19歳の主人公が6歳から21歳までを
描いた作品なのだが。
・・・・・・
若い頃つて、確かにかういふこと考へるな~、考へたな~と思ひつつ読んでをりました。
(「かういふこと」といふのは悪のはうではなくて、「将来いかに」といふはうです)
そうそう、若い頃つて「人生何なのか」とか「人生何かをすべき・・? 唯の人はいやだ」とかな~んか、自分が何でも出来るやうな可能性といふか漠然とした「妄想」を夢見てゐたやうな気がする・・・・・
普通に学校卒業して、普通に就職して、普通に結婚して・・・・ なんて人と同じことをするのは嫌だ・・・と思つてゐたな・・・・ 実際、人と同じことはしてゐないわけだが・・・
かう考へると、自分の人生は「肉のかたまり」ではないのか・・・・? イヤ、肉のかたまりであらう
今までの人生を振り返へつて言へるのは・・・・
自分は幸せ
であらう