今 田勢 康弘氏の「政治ジヤアナリズムの罪と罰」を読んでゐる。
この本は平成16年~平成18年にある雑誌に連載されてゐた田勢氏のコラムを
単行本化したものである。
このコラムでは、政治ジヤアナリズムといふかジヤアナリストといふ職業の人たちのマイナス点を記載してゐる。
マイナス点は日本のジヤアナリズム・ジヤアナリストで、諸外国のそれと比較対象がなされてゐる。
上杉 隆氏も「ジャーナリズムの崩壊」といふ著書で同様の指摘をされてゐた。ただ、田勢氏は日本経済新聞の記者であり、上杉氏はフリージヤアナリストなのでその立場によつて経験も視点も変はる。その比較ができるのが面白ひ。
が!!
呆れたのは、田勢氏の著書から20年も経つてゐるのに状態が全く改善されてゐないことである。
かふなると、読者の側としては 「新聞を選ぶ」 「ニユウスを選ぶ」といふことになる。
かくして宅は(かくしてといふか、田勢氏が記載してゐたことを個人的に感じて)、新聞を取つてゐない。
テレビのおにゅーすも一つの局だけ観るといふことはしない。
いろいろチヤンネルは変えて報道してゐる内容を比較する。
これが結構、「マスゴミはバカか」と思ふことをいろいろやつてゐるのを発見するのである。(マスゴミ自身らは気付いてゐないのだらうが)
が
こんな馬鹿なことを90年初頭から続けてゐるのか・・・ 皆、いい加減に新聞止めたら~
もつと厳しい目をマスゴミに向けたら~ と思ふのであつた。