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皇統断絶 女性天皇は、皇室の終焉

2012年10月14日 19時56分51秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

中川 八洋氏の著書。

中川氏は昭和20年生まれ、福岡県出身。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。筑波大学助教授をへて、昭和62年に筑波大学教授、現在(平成17年)に至る。専門はエドマンド・バークを主に英米系保守主義の政治哲学・憲法思想。フェミニズム、フランクフルト学派、ポスト・モダンなど現代思想にも取り組む。

中川氏の日本で卒業された大学での学科を見ると、かなり「皇室」や政治と離れてゐるので以外に思ふのだが、本書はなかなか貴重である。

のつけから、かなり強烈なカウンタアが出る。(日本人にとつては小気味いい)

日本国なのに、日本人の祖とも言へる「皇室」のことを教へない現在の教育がをかしいと思ふのだが。(だから、平気で皇室典範に違反する「女性天皇」「女性宮家」などが出てきて「支持」を集めるとかマスゴミが放送するのだ)

ここには日本人が基本知つてをく重要なことが書いてある。

  1. 「男系男子への皇位の限定」
  2. 「皇族女子の婚姻による臣籍降下」
  3. 「皇室・皇族における養子の禁止」

真ッ当な日本人から見れば、当然のことなのだが、これに「捏造、つまり嘘」をねじこんで、女性宮家だの女系天皇だのを立てやうとしてゐる輩がゐる。

それらは、本書に反論と同時に書かれてゐるのであるが

「自称『皇室の専門家』 高森明勅、高橋紘、笠原英彦、岡野智彦」らの誠にくだらない「嘘捏造」を掲げる輩である。

上記で名が挙がつた「高森 明勅」といふ人の本は、「あの」田嶋陽子が推薦した本である。これだけで「真ッ当な人」はその本が怪しいと気づくであらう。

この本は、中川氏の著書の第一章「女性天皇」は皇室の終焉でコテンパンにその「嘘」を指摘され、

「48歳になつても定職がなく『古代史巡りの観光ガイド』にしかなれない理由はこれ」(P26),

「これ以上、外国からやってきた野犬を放置することは、日本の皇室の護持にとって危険」(P28-29),

「皇室典範へのいっさいの尊敬も、皇室典範を遵守しようとする気持ちが微塵もない高森とは、明らかに無法者的な『在日の外国人』である」(P35-36)

とこき下ろされてゐるが、中川氏が引用した高森氏の著書は同情の余地もないほど酷い。

かのやうな「資源の無駄」が発行され、テレビ等で紹介されることそのものに怒りを感じる。

共産党は国民に「耳当たりのいい言葉」で騙しに掛る。

その法則のキイワアドは「皇室」「歴史」「自然(環境)」「人権(女性)」等、現在弱者だつたり問題となつてゐるものを焦点にする。

正直共産党にはだうでもいいものばかりなのだが、この言葉を駆使しして日本人の気を引かふとあれこれやるのである。

中川氏は、これら女性宮家と女性天皇支持者の後ろに「組織がある」と指摘するが最もである。

ツイツタアで、最近またバカな嘘捏造のツイが出始めた。送信者は共産党支持者である。

原発の問題には環境をだし、皇室に関しては呆れることに「古事記」「日本書紀」等「神話」を否定してゐた(古事記等に書かれてゐることは神話であり、実際に起きたことではないから妄想だ、無効だ等の主張)くせに

いきなり

「素戔嗚尊は朝鮮半島から子とともに来たと日本書紀に書いてある」

(゜Д゜)ハァ? 素戔嗚尊がいかにしてお生まれになつたか知らないのか 

だの

「平成天皇が2001年日韓W杯の際「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じています」と発言、平城遷都1300年祭の際も同じく発言。続日本紀790年桓武天皇紀に「百済王らは朕の外戚である」と桓武天皇が詔している記事を引用したもの」

だのやりだした。 ここで噴き出したのは

所詮共産主義よのぉ

といふ「日本人なら噴き出す誤り」を、のつけからしてゐることである。

平成天皇ですか・・・ ふうん

御健在なんですけどね

とどのつまり、共産主義は 天皇制を失くしたいわけだからかういふところに如実に現れるのである。

女性宮家の件も同様。

こんな嘘に騙されないやうに、本来はきちんと国が教育すべき問題なのだがGHQの影響でバカになつてゐるので、気づいた人は自分で勉強しませう!

そのために本書はよいと思ひます。(シナ朝鮮、共産主義の理論がいかにをかしいか書いてある)

「朝鮮人は全て日本国籍を取っても、韓国系であってもマルクス・レーニン主義者と変わるところなく、天皇への憎悪感情の炎を燃やし続ける。

その『帰化』を全面的に禁止しない限り、日本の皇室と国家的安全は危険に曝される。

朝鮮人に関して仮に『帰化』を認めるならば4代まではその帰化した事実を『公表』させる法的な規制が必要である」

(中川八洋:「皇統断絶」P68)

民主党は墓穴を掘つた。この3年、徹底した「反日属下朝鮮」政策によりこの提案を国民が各自思ふやうにさせてしまつた。

ツイツタアやブログで上記の意見を見かけるし、賛同の声も見る。

シナ朝鮮と共産主義者はやりすぎたのだ。 (かうして並べると、思想が見事なほど一致するこの3者)

あまりに日本を嘘捏造により批判し、日本人の根幹である天皇陛下を侮辱しすぎたのだ。

昔なら、嘘捏造は一部しか知らなかつたかもしれない。しかし今やソオシヤルネツトといふツウルが出来て

シナ朝鮮、共産の嘘が即時にバレる時代となつた。

そこで、嫌はれてゐるのにもかかはらず

まだやつた。 嫌はれてゐるのを気づかなかつたのだらうか? 日本人ではないんだな。日本人なら、相手が言葉で表明しなくても その雰囲気等で「嫌なんだな」等の察しはつくはずで、その段階で「嫌がらせ」でない限り相手の意に沿はないことを続けるのは止める。

しかし、気づかないのが時々ゐる。さうした人は大抵、回りから嫌はれてゐる。(嫌はれてゐることも気づいてない)

そして、今や日本人は日本に口をあれこれ出す「外国人」に不快な思ひを抱き始めた。

肝心の外国人のはうは、「気づかない」ので自分達がそれほど嫌がれてゐると気付いてない。

日本人は海外で「サイレント・ボンブ」(静かなる爆弾)と言はれてゐるので、外国人が気づかないのは不思議ではない。

そして遂に

「日本に口出す外国人は日本にゐてほしくない」

「日本国籍を取り、日本の伝統を無視し改悪するやうな外国人は元外国人であつたことをきちんと公表すべきだ、日本人のふりをして選挙に出て日本をないがしろにするな」

と言ふ感情を持たせるまでに至つた。 はつきり言ふが、これはすべて「外国人が自ら蒔いた種」であり、外国人の自己責任である。

数年前なら、一番上に出てゐる「意見」は「差別」として批判を浴びたことであらう。しかし、民主党政権で

露骨に

元朝鮮人による、日本人差別

といふ「政治」の名の下に行はれたことを体験した。

被災地を無視して朝鮮他外国に税金をばら撒き、外国人に子供手当やら生活保護を日本人よりも多い金額を与え、シナの学生には「奨学金」と言ふ名の「無料の招致」をしたことで、民主党ならぬ元朝鮮人らは自分達がいかに差別主義者で嘘吐きかを実証してしまつた。

また、こんなのもゐる↓ 

上野千鶴子@ueno_wan https://twitter.com/ueno_wan

皇室典範は国連女性差別撤廃条約違反。国際条約は、いかなる国内法より上位。こんな性差別法が維持されているほうがおかしい。この条約、自民党も批准には賛成したはず。

是非提唱してみてください。女性のラビを禁じてゐるユダヤ教イスラエルの意見を拝聴したいです。自国の伝統を尊重できない貴女に対する世界の目がどんなものかみたいです。賛成するのは伝統のない国だけでせう。

中川氏が主張されるやうに、日本から「朝鮮(シナも)、共産主義者」を追ひ出すことが重要だ。

本書は、自民党内で「憲法改正」を唱へ続けた中曽根康弘、が共産主義者であるとの指摘がいくつかの論拠とともに書かれてゐるので、一度お読みになることをお勧めする。

「憲法改正」と口にするからと言つて、「保守」とは限らない。日本のためにならない憲法改正をしやうとしてゐるのがゐる。

憲法改正、と口にする人の「案」を見て、改正案が日本と日本人のためになるのかを見極める必要がある。

その視点から言ふと、自民党の改憲案は失格と思ふ。(特に前文は最低)

最も笑つた一節

「中野正志の著『女性天皇論』は共産主義者と朝鮮人が完全支配している朝日新聞社が刊行しているから読まなくても明らかな「天皇制廃止論」である。当然に、皇統史を徹底的に歪曲し、学問上の「知」を徹底的に攪乱することを目的として書かれている。そのすべてが情報操作(ディスインフォーメーション)である。」 (P117)

そして、「例」が載つてゐるのだがこれが酷い。

「女系がつないだ皇統の隙間とある。日本の皇統には「女系」など皆無だから怪訝に思って読むと、この章は案の定、「男系の女子」を「女性」であるから「女系」だと意図的にすりかえている。悪質な詐言である。」(117-118)

なにこれ?? これは全く何も知らない人は「女性だから女系、過去女性天皇がゐる。だつたら女系でも問題ないぢやないか」と思ふであらう。

こいつは日本人だらうか? マルキストで全共闘の過去を暴かれてゐるが、共産主義者といふのは

嘘を吐き人を間違つた方向へと誘導するのに、あらゆる嘘と努力を重ねる。嘘と努力が実らないと逆切れして暴力に走る。(仲間内で散々殺しあつてゐるが)

日本人は中川八洋著「皇統断絶」を読んで朝鮮人と共産主義者がいかに「日本古来の伝統」を消滅させやうとしてゐるか、その手口を知るべきだ。

朝鮮人と共産主義者は神話・皇室典範・天皇の歴史とあらゆるものを「歪曲」して女性宮家から女系天皇をかつぎださうとしてゐる。本書には上記に紹介したやうにそのからくりがある。

最近共産主義者が、神話を持ち出して「朝鮮が天皇の起源」とツイ含め広報してゐる背景には、女性宮家を創設することで旧皇族の復帰を阻み、女性天皇から女系天皇へと導き、皇統断絶するとともに朝鮮人の権利をばかのやうに主張して宮家にでも入り込むつもりなのだらう。

中川八洋氏の著書の読破は重要だ。

明治時代から女系の話が出てゐたがそのたびに女系が出られず、男系男子がお生まれになつて今にゐたり悠仁親王殿下がお生まれになつたのは、神の啓示だらう、と思はせるほど悠仁親王殿下のご誕生は奇跡的なものに思へる。

これを機に日本人が「バカな洗脳」から解け、朝鮮共産は日本から一掃されるとよい。

中川八洋「皇統断絶」はとにかく勉強になる。

現在女性宮家創設を主張してゐる輩、愛子内親王殿下を女性天皇に即位させやうとしてゐる輩は、

愛子内親王殿下が即位され、ご結婚された後、その皇子や皇女の即位について

「女系天皇だ、伝統の破壊だ」

として即位を阻み天皇を日本から失くすことを画策してゐると指摘するがうなづける。

シナ朝鮮共産党のやり口を考へてみやう。

あんた、この間「++」ッて言つてたぢやないの?と言ふことを平気で覆すことが多い。

この指摘はかなり、現実的に将来起こりうるものであらう。

幸いなことに、悠仁親王殿下がお生まれになつた。 しかし、現在も危機は続いてゐる。

旧皇族の復帰、現在あられる男系男子の旧皇族の方々に宮家を創設してゐただくことも重要だし、堂上(とうしょう)公家の復帰、華族制度の復活も重要だ。

華族制度は憲法14条2項に反するので、憲法改正が必要と指摘してゐる。

この憲法自体、GHQが作成したものなので早く破棄して明治憲法を復活させ、現代にそぐはない部分を改正すればいいのだ。

早くさうしてほしい。 BS日テレ「基礎から分かる皇室」としてこの間たかじんで竹田氏に論破された人に女性宮家を語らせてゐた。

悠仁親王殿下の時代を支える為として女性宮家の検討とし、旧宮家復活の話をしない。

左翼は味方の降りをして反日を進める。敬称を無視して「さま」で呼称してるのが既に許せない。

敬称を用いずに一般人のやうに「さま」とするのは、不敬もいいところだ。

マスゴミは無視して、親王殿下、内親王殿下、皇太子殿下、皇太子妃殿下、天皇皇后両陛下とお呼びし続ける。

「基礎から分かる皇室」にて「宮家を創設すると税金で賄つているから大変な国民の負担になるとして秋篠宮さまも心配してる」とアナが発言。

何を言つてゐるのであらう? そして、かういふことに平気で「反論するお立場にない」殿下のお名前を出してくる。ほんたうに仰せになつたのか大変怪しい。

人の発言は自分の都合のいいやうに捻じ曲げて放送するのがマスゴミだ。殿下のご発言どおりなのか大変あやしい。

マスゴミがかういふ放送をした時は、「マスゴミが税金の無駄と思つてゐるから、殿下が仰せになつたやうに加工してゐるのだな」と思つたはうがよい。

税金の負担だと?!

ばかやらう!!

外国人生ポに幾らかけてる!外国人子供手当他にいくらかけてる!!

外国人にかけてる物を皇室にかけて旧宮家に復活して頂き男系男子の方には創設して当主になっていただけばいいだけ!!

絶対に許せない、マスゴミ。 やはりデモが必要ではないのか?

また、日本の教科書に必ず出てくる 「ルソー」。この方は実は精神的に大変な状況にあられたやうですね。詳細が書いてあります。(P205-214) 

「重度の精神分裂症であったため、自らを『神』『完全な人間』と妄想し、孤児であった自分の生い立ちを『理想の人間』のモデルとした。かくして、すべての人類は『孤児』であるべきと考え、『家族の全面解体』を提唱した。ルソーの主著『エミール』はそう直接的に訴えた著である。

ルソーの『人間不平等起源論』は、『男女は性交するだけの関係であるべきで、恋愛をしたり、そのあとに一緒に暮らしてはならぬ』と説いている。

ルソーの『社会契約論』は赤ん坊を含め、すべての人間がバラバラの個(=市民)となって『契約』すると書いてある。契約社会論は家族解体が大前提となっている。

ルソーが女中に産ませた5人の子供を産まれるとすぐ棄てたのは、野良猫の仔と人間の子供との区別がつかないほどの病からであったが、このような家族解体(家族なき人間)の自説を実践するためだった。18世紀フランスの、革命家としては同志であったヴォルテールが、ルソーの犬猿の仲になったのは、ヴォルテールがこのルソーの”5人の子棄て”を公開し吹聴したからである。

マルクスは、このルソーを継承して『共産党宣言』で高らかに『家族の消滅!』をアッツピールした。そのとき、女性を、男性が共有する『無料の売春婦』だと定義した」 (P207-208)

驚きますね、ルソーの社会契約論の実体とその裏にあるものは、こんなものだつたわけですね。

そして、さらに驚くのは、「女性の味方!」「女性解放!」「男女平等!!」と声高に叫ぶ方々が信仰してやまないマルクスが「女性を、男性が共有する『無料の売春婦』と定義」してゐることです。

だから「家族なんかになつてゐられない」と言ふことで「家族の消滅」なのでせう。

それに対して「女性のための云々」とやつてゐる「福島みずほ」なる人は少しも批判もせず、それどころか自ら「事実婚」をし、「日本のハツピイのために事実婚」と行動してゐますが、「無料の売春婦」には賛成してゐるから、自らそんな行動をしてゐるのですよね?

やはり、社会共産主義者の言ふことを、「日本人のものさし」で測り、受け止めてはゐけません。

本書を読んで思つたが、結局「日本の根幹は皇室」といふことだ。 

日本は皇室を元に生活の習慣・文化・伝統が出来てゐる。日本人の生活には根幹に神道がある。神道の祈り、これは天皇陛下そのものである。 それを破壊すべく、家族の消滅、家制度への批判から始めて、男女平等を持ち出しながら、男系男子の皇室を暗に批判し、女性宮家や女系天皇を擁立せんと図つてゐるのが朝鮮人や共産主義者である。

個人の生活と皇室は一見離れてゐるやうに見えるが、実は繋がつてゐる。そして、「皇室典範」といふ法(とここでは言つてをく)も実は憲法同様国民と密接なつながりがあるものなのだが、それを無関係のやうに演出してきたのが戦後である。 

井上毅(こわし)が起草した「皇室典範」は実は日本に於いては憲法と同等もしくは憲法よりも上に存在すべくきまりである。その皇室典範もGHQにより改定された部分があるが、これは憲法同様改正すべきであらう。

現在、民主党の反日政策で国民は保守政治、日本人のための政治を望み始めた。それには根本に皇室、天皇陛下と言ふ存在がをられ、それゆへの「日本」なのだといふことを気付くべきである。