堂本光一さんのエツセイといふかF1論といふか・・・ 3年前の続編のやうな「グランプリトクシュウ」の連載の単行本。
堂本光一さんの、F1に対する考えがつづられてゐる。
自分もF1,ミヒャエル・シューマッハーが大好きで観てゐて、鈴鹿に10年に渡りシューマッハーの走りを観に行つてゐた。
光一さんとは好きなドライバアが一緒なのだが、その好きな理由もおなぢことを感じてゐるので共感する部分が多い。
シューマッハーの他に好きなのは、光一さんはライコネンと書いてゐるが自分もライコネンのクウルなところが好きだつた。車が原因でリタイアした際にもインタビュウでチイム批判をすることなく「これがレースなんだ、次頑張るよ」と淡々と言つてゐたのが印象に残つてゐる。
シューマッハが再度引退してから、全然観なくなつてしまつたF1なのだが、観なくなつた原因はシューマッハの引退だけでなく「商業主義」が感じられるFIAの体質に影響されたレイスがつまらなく感じた事も原因。
今やたらとレイス数が多くなつてるんですね。予選の時からのタイヤのレギュレーションやら、ファンが楽しむのは二の次で、なんか観てゐて面白いと思はなくなつたことが大きな原因。
光一さんは、そのあたりの事を的確に書いてゐたので、さうさう、さうなんだよ~、おなぢ事思つてたよ~と思ひながら読んだ。
興味を失くしてゐたF1だけど、光一さんの意見読んでたら、今年から観やうかな・・・といふ気分になつた。
BSだけになつたのね・・・ しかもウジか・・・・