杉原 誠四郎氏の著書。
杉原氏は昭和16年広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、元城西大学教授。
現在、「新しい歴史教科書をつくる会」会長。 最近の著書として「新教育基本法の意義と本質」、「よい教科書のための教科書制度改革論」がある。
外交問題に関わる歴史書として「総点検・真珠湾50周年報道」(ペンネ―ム 杉原 誠)、「日米開戦以降の日本外交の研究」、「杉原千畝と日本の外務省」がある。
外務省のヒドさは、前々からその噂を聞いてゐましたが
本書を読むと唖然とさせられます。 そのヒドサは明治時代にさかのぼり、日米開戦の「真珠湾奇襲」も外務省の手落ちであり、
日米開戦の前夜徹夜してでもタイプを打つ作業を完成しなければならないのに、遊びに行きしかも日本から午後1時に米側にその手紙を持つていけと言はれたにも関はらず、時間に遅れ、
よつて
真珠湾攻撃の通達が送れ「奇襲」「騙し打ち」とされる原因を作ったのは
外務省
と知りました。 (詳細は本書をご一読ください。ちやんと名前も出てゐます) しかもその人物、奥村一等書記官はなぜか戦後あの憲法改正をきちんとなさずに今日まで原因を作った無能の
吉田茂 により再雇用されてをり、表彰までされてゐる。
外務省のヒドさはここに留まらず、実際ありもしない従軍慰安婦や南京大虐殺を放置し日本を侮辱しつづけてゐます。
そして、本書の「あとがき」を見てさらに唖然とするのは
外務省が、自らの汚点を隠蔽するため(であらう)に、真実を書いた教科書を採用させまいとして教科書会社を追いこんでゐることである。
杉原氏が会長を務める 新しい教科書をつくる会 http://www.tsukurukai.com/index.html への寄付をお願いしてゐる。
外務省は 「害」務省と書かれてゐることもあるが、まさにその通りでありこんな組織に税金が使はれてゐることにもうんざりしてくる。
全外務省職員が批判されるべき行動をしてゐるわけではないのだが、本書には「日本のために尽力を尽くした外交官がなぜか出世できず辞めさせられる」事例も紹介してゐる。
外務省は、何なのか? 日本人は「選挙の怖い」議員に猛抗議をして外務省を作り直さなければならないだらう。外務省そのものに抗議するよりも、政党や議員経由で圧力をかけるべきだ。
公務員は国民がクビに出来るわけではないが、議員は国民が選挙で選べる。議員は選挙があるから、国民の声は無視できない。
最近はツイッターがあるから、議員と外務省アカ双方に一緒に送ることも可能である。
選挙の投票率云々があるが、「わからないから行かない」等義務を放棄すると巡り巡つて自分の生活に返つてくるといふことを肝に銘じるべきである。
それから、絶対に信用してはならないのがかうしたことを報道しないマスゴミである。 あれはシナ朝鮮工作機関の民主党と一緒だ。だからあれだけ民主党を推進したのだ。
ついでに言ふと、シナ朝鮮と一緒になつて嘘を推進してきた朝日の現在。朝日を未だに購読してゐる人は、再考しませう http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=De9rQTCj9JQ#at=81