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英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

2015年12月20日 17時28分48秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

ヘンリー・S・ストークス氏の著書。

ストークス氏の著書は、先に 外国特派員協会重鎮が反日中韓詐欺を暴いた  http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/e/64f7aa5053863beb02ac076c7524d211 を投稿してゐる。

本書は先の投稿した著書と内容が一部ダブル部分もあるが、こちらも日本人は必読の書と言へる。 現在50代より下の
日本人は、反日マスゴミ、日教組による教育で日本の戦時中の話は嘘ばかり教へられてきた。 東南アジアも日本が侵略
したといふ流れになつてをり、アジアから日本は侵略国だと思はれてゐると精神的に植え付けられてきた。

しかし

何が事実なのかを説いてくれてゐるのが本書である。 マスゴミは一度でもこの本に書いてあることを放送してみたら
だうか。とくに、池〇 彰といふ、本当の中に嘘を取り交ぜて嘘を蔓延させるやうな輩はかなり始末が悪いので、マスゴミは
信用せずに、良書を読んでいくことが重要だ。

目次紹介:

第一章 故郷イギリスで見たアメリカ軍の戦車
第二章 日本だけが戦争犯罪国家なのか?
第三章 三島由紀夫が死を賭して問うたもの
第四章 橋下氏市長の記者会見と慰安婦問題
第五章 蒋介石、毛沢東も否定した「南京大虐殺」
第六章 『英霊の聲』とは何だったか
第七章 日本はアジアの希望の光
第八章 私が会ったアジアのリーダーたち
     1. 私欲の権化だった金大中
     2. 金日成と北朝鮮という国
     3. 北朝鮮で見たシアヌーク殿下
     4. インドネシア「建国の父」、スカルノ
第九章 私の心に残る人々
終章    日本人は日本を見直そう

著者はイギリス人なので、視点が新しい。日本人はこれまでマスゴミにより「アメリカ」「シナ」「朝鮮」からの視点ばかり
聞かされてきた。だが、世界はそれだけではない。イギリス人のアメリカに関する視点、シナ・朝鮮・東南アジアの視点
といふのはかなり新鮮だつた。

また、第二章では「白人」の一般的とも言へる「有色人種への視点」が述べてある。差別はよくないだの日本を攻撃する
先頭に立つてゐる反日がこの白人と一緒になつてゐるが

戦争に関する事だけでなく、捕鯨や日本に対し反日活動をする拠点とも言へる「日本人への差別思考」がどんなもの
なのかも語られてゐる。 全員がこの思考を持つてゐるわけではないが、未だにこの思考がある人間が白人には多く
その思考がどんなものなのかを日本人は知つた上で外交をするのがよいと思ふ。

基本、信用は簡単にしてはゐけない。

歴史捏造に便乗して日本を叩いたりするのは、根柢が「日本人差別を行つた第二次大戦、東京裁判の事実」を
明るみに出したくなく、白人の悪を出したくないためであることを、著者は本書でわかりやすく説明してくれてゐる。

第三章の三島由紀夫に関する部分も、新鮮だつた。著者が書いた「三島由紀夫 生と死」を今拝読中である。
三島由紀夫が言つてゐたことが今正しかつたことがわかる時代となつてゐる。 

第七章、第八章全くマスゴミが触れないところなので、必読である。 東南アジアの欧米からの植民地を終はらせる時代から
独立までの歴史が簡潔に書いてあつて、勉強になつた。 アジアアジアと連呼してシナ朝鮮の主張だけ放送するマスゴミが
いかに異常で不勉強で嘘ばかりバラ撒いてゐるのかよくわかつた。

ストークス氏は日本が憲法改正といふより自主憲法制定が必要だと記述してゐる。だが、自国の憲法ならとッくに出来てゐる。
先人たちが日本の国体について研究し、9年かけて制定した大日本帝国憲法である。この憲法を現在に合ふやうに改正
すればよいだけである。

「日本国憲法前文の英文がある。占領下で憲法を強いたのは国際法違反だ。 (中略) 

日本国憲法は日本を弱体化し、二度と戦争を起こすことができない国にする降伏条約だ。憲法の全文は日本を絶対に
再びアメリカに対して戦えない国として、誓約させた意図が、ありありだ。(中略)

日本国憲法は日本人によって「平和憲法」と呼ばれているが、前文を冷静に読んでみれば「属国条約」であることがよくわかる。
 前文で約束させられていることは、「日本国民はその生存をアメリカに委ねる」ということだ。こうしたアメリカの保護領として
日本の立場を変えさせないための枷が、国会の三分の二以上の賛成を得ないと改正出来ないとする第96条だ。 (中略)

日本は自国の歴史と伝統の上に経って、自主憲法を制定し国軍を持つべきだ。日本がそれなくして独立国家をなることなど、
ありえないことだ。しかし今日の多くの日本人がそれなしでもあり得ると思っている。しかしそれは、ありえない、のだ」
(P238-240)

P240-243に書かれてゐる「欧米に不都合な『大東亜戦争』史観」も必読だ。反日加担してゐるマスゴミは「太平洋戦争」
と連呼し、絶対に「大東亜戦争」とは言はない。日本が悪者でないと困る反日に加担してゐることは、本書が詳しく説明
してくれてゐるのでぜひ拝読してゐただきたいと思ふ。

かういふことを発信してくれる人がゐることに感謝しつつ、日本人がまづ日本を正しく知り直して行かなければならないと
思ふ。


アメリカと中国は偉そうに嘘を吐く

2015年12月12日 14時42分48秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

高山 正之氏の著書。

高山氏は1942年東京生まれ。1965年東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部次長を経て
1985年から87年までテヘラン支局長を務め、イラン革命やイラン・イラク戦争を現地で取材。
アジア・ハイウエー調査隊長としてアジア諸国をめぐる。1992年から96年までロサンゼルス支局長。

著書に「アジアの解放、本当は日本軍のお陰だった!」「変見自在、サンデルよ『正義』を教えよう」
「「官僚は犯罪者」は世界の常識」など多数。

本書は月刊誌 「正論」の連載コラム「折節の記」に掲載した文章に加筆・修正したものとのこと。
かなり、面白いし知らない歴史の事実や宗教のことなど勉強になつた。

まえがきからして噴出してしまふ。
「血を思わせる赤い塗料で「殺」と大書したB5判の紙が送られてきたこともあった。何について「殺」
なのかは書いてない。確かめたくとも差出人の名もない。誰が何を恨んで殺すのか。死刑判決だって
主文の前にちゃんと理由が読み上げられる。脅迫状にはもう少し親切心があってもいいだろうに。

電話もよくかかってきた。「韓国大使館の偉い人に言いつけるぞ」とか。「どうぞ」と答えたが韓国大使館に
偉い人がいるとは知らなかった。支那大使館からは酒席を用意した、歓談したいという誘いがあった。
酒を飲ませて、あとは女が出てきてという段取りかと確認したら「それはない」という返事だった。
それでは面白くもないから断った」 (P1-2)

「大新聞が書かないことを書く。それを心掛けてきた。どこかに行きたくなったら、本書を読めば生きて
帰れるかどうかの見当はつく。その参考にしてもらえれば幸せだ」 (P3)
の通り

とにかく、参考になった。特に、朝日は慰安婦や南京大虐殺の嘘加担だけではなく、様々な局面と
世界の場所に於いて日本軍がした功績を「虐殺」等嘘に塗り変えて騒いだり、まともな事を言ふ議員を
攻撃してきたといふこともよくわかつた。

朝日は購読どころか廃刊が相応しい。 なぜまだ購読してゐる人がゐるのか。
なぜまだ販売許可といふか、放送免許まで許されてゐるのか。

シナと米の嘘による日本悪論もよくわかつた。 日本はシナや朝鮮に謝罪と賠償をするのではなく
要求すべきだ。

シナが事実をきちんと言ひ、抗議をする人間に対してヘイコラするのはこの人の前書きにあることからも
伺へる。 油断すると命がなくなる誘いかもしれないが、シナは「思ひやり譲る」事をするととたんに
図にのる輩だから、突き放すのが一番だ。

この本を読んでゐたらこれまでの日本の政治屋・官僚の腑抜け対策は心から許せなくなつた。
一度全員死んで入れ替はつたはうがよい。

テレビ・新聞を見るにも、本書を読んでから見ればその嘘がわかるので是非とも読まれることをお勧めする。


外国特派員協会重鎮が反日中韓詐欺を暴いた

2015年12月05日 17時28分27秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

ヘンリー.S.ストークス氏の著書。

ストークス氏は1938年、英国生まれ。61年、オックスフォード大学修士課程修了後、62年に英紙「フィナンシャル・タイムズ」に入社して64年東京支局初代支局長に着任。以後、英紙「ロンドン・タイムズ」米紙「ニューヨーク・タイムズ」の東京支局長を歴任。三島由紀夫と最も親しかつた外国人記者として知られる。著書に「三島由紀夫 生と死」「英国記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」、共著に「目覚めよ!日本」「なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか」などがある。

読み終はつたが、歴史捏造の反日に加担してきた政治屋・マスゴミ・官僚に怒りしかない。

読み易さの中にシナ朝鮮のプロパガンダ、それに組んだ米、大東亜戦争がもたらしアジア解放をまとめてゐる日本人必読の書と思ふ。

本書は序章にこれまでの日本の歴史に対する姿勢とそれに対する著者の見解を書き、米国のペリー来航とそれによる日本への影響を書いた後、第二章「慰安婦は『性奴隷』ではない」第三章「まやかしの『南京大虐殺』」とシナ朝鮮のプロパガンダと歴史の事実を書き、第四章「東京裁判は文明の抹殺」と続く。

この二章から四章までは、日本をつぶしたいとする米、シナ、朝鮮の組んだプロパガンダを工作の証拠や証言とともに著述し、これこそ教科書への副読本にしたいくらいである。

そして第五章「日本人は血を流してアジア独立を助けた」とし、大東亜戦争(太平洋戦争といふのは戦後GHQによる言ひ替への言葉であり、正しくない)が侵略戦争ではなく、自衛戦争だつたことを解明する。

なぜ米国が歴史修正を測り、日本人に日本が悪だつたと思ひこませる工作を未だにしてゐるかであるが、米国の戦争犯罪を隠蔽したい為である。そもそも、東京裁判そのものが戦争犯罪隠ぺいのための工作なのであるがそれについてもわかりやすく書かれてゐる。

氏が「交戦法規に違反する行為」の代表的なものをP190に掲げてゐる。

①   一般住民(民間人)ないし非戦闘員を攻撃・殺傷してはいけない

②   軍事目標とされるもの以外の民間物や非防守都市を攻撃・破壊してはいけない

③   不必要な苦痛を与える残虐な兵器を使用してはならない

④   捕虜を虐待してはならず、原則的に食物・衣料・寝所については自国将兵と対等な扱いをしなければならない

賢明な人は①-③について、米国が日本にした原爆投下と東京大空襲を始めとした各都市への空襲を思ふであらう。さう、戦争犯罪をしてゐるこそは米国なのである。 それを必死に隠さんとするため、未だに靖国に行くなだのシナ朝鮮の嘘に加担し自分達の犯罪がバレないやうにしてゐるだけなのである。

さらに、本書には著者の伯父が見た真珠湾の半年前から既に米国が東南アジアで戦争の準備をしてゐた話を載せてゐる。米国は日本人が真珠湾を奇襲し、卑怯な行為をしたとプロパガンダをしてきたが実は準備をしてゐたのは米国で、日本を追い詰め戦争をしかけさせるやうにしてきたことを伯父の証言だけでなく米国人の証言からも結論づけてゐる。

「なぜ長々とこうした外国人識者の主張を紹介したかというと、それは戦勝史観に染まった日本人に覚醒してほしいからである。

 そして、戦勝国史観を利用して日本を貶めたい中国・韓国の主張に根拠がなく、彼らの言い分が詐欺であることを知ってほしいのだ」P202

氏は50年前から南朝鮮に入つて取材をしてきたといふ人物だけあつて、日本の朝鮮統治にも詳しく現在のやうな反日まみれでなかつた時代もご存知で、本書には詳しく書いてある。少しマスゴミは事実を放送しろと改めて思ふ。

同時に日本人はマスゴミの言ふことは信用せず、あらゆる意見を読んでいくことだと思ふ。マスゴミのシナ朝鮮発言をうのみにした横並びの嘘はもふ聞き飽きた。かういふ全く違ふ意見と証言が勉強になる。

氏の他の著書も読んでみやうと思ふ。