モーリー・ウィノグラッド、マイケル・D・ハイス共著。
モーリー・ウィノグラッド氏は南カリフォルニア大学テレコム・マネージメントセンター理事長。政策コンサルタント会社モーウィンのCEO。クリントン政権の二期目でゴア副大統領の上級政策アドバイザーに任命され、NPR(政府再生の国家パートナーシップ)の仕事を任された経験をお持ちです。
マイケル・D・ハイス氏は調査コンサルタント会社フランク・N・マギット・アソシエイツ社のエンターテイメント研究の元副社長。国内外のテレビ局の視聴者調査を行つた。ミシガン州民主党の世論調査専門家として活躍、上院選や州知事選で民主党を勝利に導いた経験をお持ちです。
オバマ氏が大統領に当選したときの、オバマ陣営およびクリントン、その他の陣営の「選挙運動手法」をテエマに、「アメリカの各世代の解説・分析」がなされてゐる興味深い書です。
まず、本書はアメリカの各世代の分析、そしてその世代が一番メインだつた時代の分析を試みます。事例はアメリカのホオムドラマの変遷を取り上げてゐるので、非常にわかりやすくまた、「人種のるつぼ」と言はれる国が何をだうドラマに反映し、社会を象徴するのかが外国人にもわかりやすい。嗚呼、アメリカと言ふ国はかうなつてゐるのね、とわかります。そこが日本との大きな違ひで、興味深い。
逆に、かういふ国の人が日本に来て自分の国にゐるのと同様のことをしたり主張するのだから、それは違和感を与えるわけである。良し悪しの問題ではなく、「行動の違ひ」の根本が解明されてゐるやうに思ふ。
インタアネツトやブロオドバンド他、アメリカから日本に来て普及する形になつてゐるとおり、アメリカのネツト活用は常に日本の先を行つてゐる。オバマ氏の選挙運動の時に、オバマ陣営は上手にインタアネツトのツウルを使ひ、支持者と資金を増やすことに成功した。
そのやうすが書いてある。
そして、テレビや新聞は「限られた使ひ方」をされるやうになつてくる。
日本ではだうか?
未だにテレビや新聞を信用してゐる世代もゐる。しかし、オバマ陣営が若い人をネツト活用で狙つたやうに、若い人はテレビや新聞よりもネツト・SNSを活用してゐる。まさに、アメリカの若い世代と同様の行動をしてゐるのである。
が
まだ
日本のマスゴミを含めた政界の人々は、ネツトをバカにしてゐるやうだ。
今、若い人で新聞やテレビ、所謂「メディア」を信用してゐる人はどのくらいゐるのか? 数値にすると相当低いであらう。「マスゴミ」といふ言葉がネツトでは常に使はれてゐるやうに、信用どころか「虚偽の象徴」としてあざ笑はれてゐると言つても過言ではないだらう。
現在、マスゴミが一切報道しないデモが全国各地で行はれてゐる。
このデモはネツトで生中継・録画は動画で公開される。
そして、次回のデモの告知もネツトやSNSで通達される。 それにより、人が集まつてくる。 集まつてくる人の年齢は若い人だけではない。70代以上かと思はれる方々もゐる。
報道されてゐなくても、知つてゐる人は知つてゐるのである。
なので
日本の政治家やマスゴミはそろそろ
自分たちが不要となつてゐること、自分たちが嘘を吐いてもすぐにバレ嘘を吐いたことが伝達されること、昔のやうに隠せないこと
を知るべきである・・・・
けふ、大阪知事・市長ダブル選挙があつた。 改革派と称してた人たちが両方とも当選した。
次の選挙は、だうなるのかな・・・・