読書おぶろぐ

読んだ本の感想を書いてます

韓国が「反日」をやめる日は来るのか

2013年05月25日 17時09分07秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

鄭 大均氏の著書。

鄭氏の著書は、なかなか冷めた視点で物を見てゐる記述が多いので、読んでゐてなるほどと思ふことが多い。

「はじめに」で鄭氏はこの本の意図を述べられてゐる。
「本書は韓国における反日がいかにして形成され、またそれがいかにして自明で本質的な感情になるのかを解明しようとしたものであるが、その序論という性格のもので、今後検討されるべき課題は多い」(P3)

氏は人文科学研究科の教授であられるので、このやうなご興味をもたれるのであらう。自分としては、「またいつもの火病パタアンで人のせいにして自分達が被害者といふ自己満足で終了」といふ図式で終はるのだが、研究対象としてみると案外面白いのかもしれない。 

といふのは、新大久保での「シバキ隊」名乗る朝鮮人の行動といふものが、朝鮮人の本性を丸出しにするもので見てゐて面白くて仕方がないからである。

あれを見てゐるだけでも相当面白いのに、新聞やら雑誌やら、教科書やら子供の言ひ分のやうなことを大人がやつてゐて、まぢめに発行してゐたり国会で弁論してゐるのはさらに面白いに違ひない。

本書は下朝鮮の文献や新聞記事等をもとに、その思考等を鄭氏が解説してゐるのであるが、全体を通して最初から自分の感想はおなぢであつた。

つまり

「嫌ならこつち見るな、来るな」といふことである。 

朝鮮人は日本が嫌ひだ嫌ひだと喚いてゐるが、なぜか日本にやつてくる。しかもわざわざ滞在して旅行までする。 漬物に関する本を出せば、いきなり日本の漬物の話が出てきて、そのあとに朝鮮漬をことごとく褒めまくるといふ、自画自賛を行ふ。朝鮮漬けの話をしたければ、最初から朝鮮漬けの話をすればいいのに、わざわざ日本のものを出してきて、けなしたあとに「朝鮮の物は素晴らしい」といふ展開にもつていく。

これは漬物だけでなく、他の事に対してもおなぢ構図である。 そんなパタアンの記事ばかりが出てゐるので、ひたすらうんざりした。ウジテレビが嫌はれた原因も、結局これである

「朝鮮民族は素晴らしい」の一人優越にひたり、ひたすら自慰行為を繰り返すやうな自画自賛にうんざりした結果が視聴率下落なのであるが、朝鮮人はそれに気づかないどころか、これが性格なのだからだうしやうもない。

しかし、鄭氏はこの言動の裏に「反日」といふレイシズムがあることを冷静に指摘し、「自分の行動を省みる反省がない」ことを指摘してゐる。

日本人は朝鮮のことなどだうでもいいのだが、朝鮮人のしつこさと「いやなのに見る」が日常的に延々繰り返されてゐることが、この本を読むと予想される。

しかも朝鮮人は歴史捏造といふ大嘘とその嘘を世界にばら撒くことにより、日本人人権侵害を行つてゐる。本書を読んで、ますます朝鮮人が嫌ひになつた。 朝鮮人は「強制連行」の嘘を大騒ぎするのなら、出国の自由がある今、出ていけばいいではないか。

それから、近年朝鮮人が対馬は自分達の領土だと大嘘を喚いてゐますが、本書には面白い記述が収録されてゐます。

「日本は最高権力者がかわると、対馬藩の領主を朝鮮に派遣してその事実を知らせ、通信使の派遣を求めた」(P160、「国定韓国小学校社会科教科書2005年より抜粋)

これだけで、朝鮮人がいかに嘘吐きで、いい加減で信用してはならないかよくわかります。平気で嘘を吐き、お決まりの「日帝に奪はれた」路線で自分たちが被害者だと主張するのです。

朝鮮人と関はるのはやめませう。いつのまにか加害者にされて、どんな目に遭ふかわかりません。

朝鮮人の異常さを知るには、最適の一冊かもしれません。同時に、「日本人のふりをしながら朝鮮人に加担する」朝日新聞のやうな輩のことも載つてゐます。

大江健三郎、井上ひさし、小森陽一、坂本義和らは朝鮮日報に2012年8月15日「日本の教科書は危機」として朝鮮人にアジアへの加害事実を隠蔽しようとする教科書を子供達に渡せるかなんて広告を出してゐます。 朝鮮人に加担する人は、だうしてかう「陰湿」なのでせうね? 沖縄ノートでうそを発表して暴かれるわ、姑息に朝鮮で朝鮮語の新聞に日本へ内政干渉を行ふやう示唆するわ、最低ですね。

朝鮮人と一緒に朝日新聞や上記の反日の人々も、日本にゐても影響を及ぼさないやうにしなくてはなりません。 日本人はマスゴミの言ふことを鵜呑みにするのは止めて、ネツトでいろいろな情報を検索し事実を見極めませう


日本の医療 この人が動かす  海堂ラボ Vol.2

2013年05月25日 17時05分51秒 | 医療 (医療小説含)

海堂 尊氏の著書。

1巻を読んでないけど、図書館の新刊コオナアにあつたので、なんとなく取つてみた。

本書は12名の医師にインタビュウをして、その医師の活動を報告してゐる。

コンピューター診断、地域医療再生、心臓外科・・・ とあつたのだが、

「放射能問題」  鎌田 貫 を最初に読んでゐる。

放射能の件に関しては、 だういふわけか 「わざわざ嘘を吐く」 輩が多く、(ツイツタア、デマリン等)一体何が本当なのか全くわからない状況であつたので、読んでみたのだ。

鎌田医師はチェルノブイリの支援に参加し、東日本にも支援活動をしてゐる。

興味深いことが書いてあつた。
「石巻に拠点を置いて、千人風呂プロジェクトを立ち上げました。そこでは被災者の中からボイラー担当を雇いました。すると、仕事をみつけた人はリズムが出てくるんですね。子供たちから「お父さん、いってらっしゃい」と言われて家を出る。日当を支払うと復興し始めた街で食事や買い物をしたりする。そうすると、その家族はよりいっそう「立ち直ろう」という気になっていくわけです。

 このように、仕事や雇用が資本主義にとって大事なルールであるということを、NPOの人達はあまり考えませんね。たいていボランティアでお金や人を集め、何かを差し上げる、といった形の支援になる。しかし雇用の機会を広げる支援のほうが、その人の人生を考え直す一つのスタートになると思うのです」  (P211)

「千人のうちの130人の子供から健康診断を受けたいとの希望があつたので、信州大学の小児科の先生たちがボランティアで検診をしてくださいました。数人の子供に甲状腺の血液上の異常がみつかったのですが、被爆が関係していると断定できるようなことは全くなかった。

母親や子供たちは大変不安を感じていた。子供たちへのアンケート調査でも。20%の子供が眠れなくなったという。不安感を早くとってあげたい。なおかつ絶対に手遅れにならないように検診態勢を確立し、36万人の福島の子供たちを守る必要がある。

浴びないほうがいいことが前提ですが、少し浴びてしまったからといって気にしすぎると、かえってストレスで動脈硬化やがんのリスクが上がります。」 (P217-218)

太字の部分、マスゴミが読んで猛省すべきですね。 

それから、放射能の数値が高いから除染に効果があるとデマを流して自社製品を宣伝してゐた会社とか(サイトに日本海を東海と書いてゐましたから、デマがお好きなやうですが)、とにかく金になるから

原発反対、放射能反対、子供を守れと連呼してゐた人達は

そのデマによる自己満足と利益の追求が、当事者の方々をどんなに不安に陥れたか少し、考へるべきですね (朝鮮人にはできないでせうが)

この人たちのデマ、により不安で精神的なものから病気を発症した方もゐるかもわかりません。 デマによる不安でがんになつた人がゐたら、放射能と原発のせいにして大騒ぎするのでせうが、汚らしい。

取材にバカみたいに行つて、子供にくだらないインタビュウをしてゐたマスゴミ、こいつらも人を不安に陥れ体の不調を起こさせてゐたかもしれません。

もふ一つの弊害は、デマを流す奴がゐるから、鎌田医師のやうにきちんと活動をしてゐる人に対して、疑心暗鬼になつて寄付等がなされず活動に障害が出てゐることも考へられます。 正直、あたくしも疑つてゐる団体がいつも駅前で寄付を募つてゐるのを見ます。寄付する気持ちにはなれないです。

経産省前で不法占拠して「命を守れ」、とやつてゐる人たちも、きちんと活動してゐる人の足を引ッぱつてゐると思ひます。 

人を不安に陥れて間接的に病気のリスクをあげてゐながら「命を守れ」とは何の妄想でせう?

今後、何か起きた場合には 一人ひとりが情報をあらゆるところから集め、精査し、「それこそ冷静に」対処することが重要です。 


ハイエク マルクス主義を殺した哲人

2013年05月03日 14時43分14秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

渡部昇一氏の著書。

共産主義に毒された日本人が認識を改めるのに必読の書と言へる。

この本はハイエク 「隷属への道」を解説してゐる本なのであるが、本書を読んだうえでハイエクのその本を読むことがこれからの日本にとつて非常に重要に思へる。 国民が読むのも大事なのだが、やはり政治屋と官僚が読むべきであらう。 

 

これを読むと、日本が「官僚主義」と言ふ名の「全体主義」「社会・共産主義」であつたことがよくわかるし、ゆへにこの20年以上デフレになつてゐたのだと納得する。

 

「彼ら(ソ連等社会・共産主義者)が「自由への道」と約束したことが実は「隷属への大いなる道」でしかなかつた」はまさに正論。

民主主義は自由において平等を求めようとするのに対し、社会主義は統制と隷属において平等を達成しようとしている。民主主義の自由は機会を平等にする自由で社会主義のほうは結果の平等。

ところが平等といふ言葉が出た時に社会主義こそが新しい自由をもたらす約束になり自由と平等がいつの間にか一緒になった。この事を「自由」という言葉の意味を社会主義者たちが巧みに変えてしまったとハイエクは主張する。

かつて政治的自由を主張したひとたちは「圧政からの自由」「他者の恣意的な圧力から個人が自由でなければならない」といふ意味で自由を理解してゐたのに社会主義者が使いだした自由は「物質的欠乏からの自由」ということだけになった。

社会主義こそが自由をもたらす」という信念は自由の意味が圧政からの自由から「富の平等な分配」にすり替わった為に「自由への道」と約束したことが「隷属への大いなる道」にすぎなくなった。富の分配をしたのは露であり毛沢東もやつた。それは隷属への道。

自由」の意味をすり替えた事によつて社会主義者達は自由主義を掲げる政党が使つてゐた名前まで横取りすることが可能になり、社会主義は自由の伝統の疑いもない後継者として知識階層に受け入れられていくことになった。以上ハイエクの指摘だが全く正論だ。

今の日本の政治、教育を見てみやう。

見事な、社会主義の「富の分配」を主張してゐるではないか!!

イギリスではこれにより伝統に輝く自由党が実質上消え、労働党となつた。

日本は世界に一つしかない皇室といふ伝統と、それに付随した神道、そしてそれを元に発展してきた「日本の伝統」「文化」を西洋の毒に惑はされて失くしてはならない。

デフレだけでなく、日教組の教育もこの全体主義に基づいて行はれてゐる。

 

その例:

 

スターリンの認めたルイセンコ学説を応用したミチューリン農法という遺伝子学を無視した説を北大教授が岩波から「生物学」として出版しスターリン主義のような主義でないと自然科学も出来ないと主張してるらしい。共産主義の統制は恐ろしい。

 

歴史、法学、経済等の政治に関わる分野で干渉されると「真実」に対する公正無私な探求は許されなくて、統制する側の出す公的な見解を証明する事だけが求められるという指摘はまさに支那朝鮮に当てはまる。共産主義者が日教組として日本の教育に進出するのはこれが目的だらう。

ハイエクは自由と平等のどちらが大切かと言ったら、躊躇なく自由とすべきとして「個人のための自由を確保する政策だけが、進歩的な唯一の政策であるという原理は、19世紀と同様に20世紀の今も依然として正しい」と主張されてゐるとのことだが、本書では渡部氏の戦時中の体験も交えてハイエクの主張の正しさを説明してゐる。

日本人、必読の書であると思ふ。