読書おぶろぐ

読んだ本の感想を書いてます

地震の日本史 大地は何を語るのか

2012年02月28日 17時25分04秒 | 環境

寒川 旭氏の著書。
寒川氏は昭和22年香川県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士であられ通商産業省(当時)工業技術院地質調査所および独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員を経て、現在産業技術総合研究所招聘研究員。地震考古学・地震地質学専攻であられる。

本書は縄文時代から近現代まで、日本にどのやうな地震があつたかの解説書。

増補版はあとがきに東日本大震災に関する記述があり、2011年5月に発行されてゐる。

縄文時代より、日本全国にわたり大きな地震があり、それが日本書紀や続日本書紀などに記述されてゐたり、時代を重ねるごとにその時代の歴史書よりも個人の日記や旅行記のやうな文書に赤裸々な被害の記述がある。その引用と同時に地盤の解説をしてくれてゐる。

日本は、もともと地震でできたやうなところなので、どこに行つても地震がある。それは避けられないやうだ。

地震の規模も寺や民家の崩壊、大津波などの記録が室町時代までに何度もあることから今回の震災は、昔から日本人が乗り越えてきたものの一部なのだと思ふやうになつた。何百年かに起きるこの大地震、この時に遭遇したのが今なのだ。

そして、古来の日本人は何度もその地震により破壊された環境や建物の中から何かを学んで生きてきた。

きつと、それが今回の震災で諸外国が「暴動が起きない」「整然と並んでゐる」「津波で流された金庫が戻された」等々驚愕した「遺伝子」を作り上げたのだと思ふ。

(個人的おホザキだが、震災後に盗難行為をしてゐたヒトモドキは日本人の遺伝子が無いのだらう。実際、嘘吐き民族大陸中国人らが略奪と盗みをやつてゐたやうだ。自民党議員のツイツタアで知つた)

今回の震災で、現代の日本人は何を学べるか・・・だと思ふ。古来の人たちが乗り越えてきたやうに、これは日本にゐるかぎり起きる出来事なのだ。
江戸時代末期の安政江戸地震(安政2年、1855年11月)の地震で当時16歳の佐久間長敬(おさひろ)といふ江戸町奉行与力の話が出てくる。

佐久間長敬は「慶長伏見の大地震(本書第四章に記述)」を思ひだし、江戸城にかけつけやうとしたが父に戒められて奉行所へ向かつた。
南町奉行所へ駆け付けた彼は与力・同心たちと協議して罹災民に炊き出しの握り飯を配る、
家を失つたものへのお救い小屋を建てる、けが人の速やかな治療を行ふ、問屋惣代を呼び出して日用品などを買い集める、
職人組仲間惣代を呼び出して国々から職人を集める、売り惜しみや買い占めを警戒する、物価や手間賃のほ法外な引き上げを取り締まる、
与力・同心が町を見まわる、町名主にも対策係を割り振るなどを決めた。 地震の翌々日には瓦版が出回り、焼失した町を図示した絵図が大量に発行された。(P192-193)

見てください、これ。

民主党が「未曾有の大震災」と言ひ訳して1年経つてもろくなことが出来ないのと違ひ、さすが日本人ですね。民主党は十分朝鮮人の能力を見せてくれましたけど、やはり根底から違ふのですね。

みなさんよく考えて投票しませうね。朝鮮人はとにかくウソが上手いが実がない。

話は戻るが。

今回の震災でわかつたのは、阪神淡路大震災を経験し、過去にこれだけ記録のある大地震が日本各地で起き、津波の被害も各地で起きてゐたと言ふ事実があつたのに

江戸の16歳の与力のやうに、過去に教訓を得た行動を政治がしなかつたことだ。 放置してゐたのであらうか? 原発事故など、その典型例だ。

民主党は朝鮮人なので除外しても、自民その他の国会議員が全部朝鮮人なみの能力しかないのか朝鮮人なのか、はつきりしてもらひたい。

1年ずつと見てゐたが、今の政治屋議員では絶対にダメなんだとこの16歳の与力の行動でわかつた。

まず一人ひとりが考えて行動することだ。選挙こそが重要だ。考えないで詐欺商法まがひの広告に騙された結果が今なのだ。ウマすぎる話はほとんど詐欺なのだから、現実に実現可能なのかだうかよく検討することが必要だ。

地震を教訓として生かせば日本は世界にまれな「何か」を得ることが出来るのではないか? 既に耐震の技術はある・・・その他にもいろいろ学んで次に生かせることがあるはずだ。

さういふことを考えて行動する人たちが政治をやつてもらひたい。


原発はなぜ日本にふさわしくないのか

2012年02月21日 16時40分59秒 | 科学・化学・理系

竹田 恒秦氏の著書。

竹田氏は明治天皇の玄孫の方であり、憲法学を専門とされてゐるやうですが大学では法学部卒業、環境学を専攻してをられました。

不思議な経歴なのですが、竹田氏が卒業された慶應義塾大学といふのはその辺の区切りがおおらかだつたさうです。

竹田氏は高校時代に英語のデイベイトのクラブに入り、そこで原発をテイマに試合をしたことがあるさうで、そのデイベイトのために原発に関し勉強しその結果

「原発に反対」

といふ立場をとられることに決めたさうです。

「原発には愛がない」 と書かれた一言に、なんだかこぢやれた、歌の文句のやうに感ぢたことは事実ですが、本著書を読み進むうち、「愛がない」といふ表現に感心ゐたしました。なるほどな、と思ひました。

竹田氏は高校・大学と原発について勉強されたので原発の事実と問題点と巷をはびこる嘘の論破を非常にわかりやすく解説してくれてゐます。

そして、「第一章 原発の議論にイデオロギーは関係ない」(P43-62)に全く賛成です。「左翼=原発反対」「右翼=原発推進」のいびつな構造、として一言書かれてゐますが、何かを論じる時にすぐに「あいつは右翼だ」「あの人は左だ」などと一言で決めつけるのはをかしい。意見をすべてきかず、ろくに議論もせずに最初から前提のやうに「イデオロギー」を出してくるのは、一体だういふ意図があるのか。

かういふくだらない線引きは朝鮮人がよくやらかす手口であり、朝鮮人ならではの単純な脳細胞にはそれで終了なのであらうが、いろいろ話し合い考えて結論を出す日本民族には大変邪魔なものである。(個人的に「女性のための++」とか言ふのもなぜ性別線引きするのか大変疑問である。なんのために世の中に男と女がゐるのか?)

しかし

今の時点で、「右翼」ならば「原発反対」になるのではないのか?? なぜなら原発はとんでもない被害をもたらすものであり、管轄する電力会社にはきちんと対応ができず安全管理など夢のまた夢と言ふことが明らかになつた。ほんたうに国のためを思ふのなら、原発は停止して別のエネルギイに移行することを考えるはずである。

既存政党で、東電にカネを貰つてゐた人々が誰一人原発に反対せず、挙句には地下に造れなどと発言してゐるのを見たときにはほんたうに唖然とした。この人は保守といふイメイジの強い人であるが、今や原発を推進してゐる人たちは引き続きカネが欲しい、あとはだうでもいひと言ふしごく自分中心な人であらう。かういふのに右翼も左翼もない。

また、反原発を自分の人気取りに利用しやうとしてゐる反日もゐる。3月11日にバスツアアを組んで福島へ行き、原発停止だかのパレイドやら何やらをやるといふ神経は、日本人に思ひつかない愚なものであるがこいつはここぞとばかりに自分が今まで原発反対を主張してきたことそしてそれが正しいのだ的な行動をやらかしてゐるが

あたくしは

こいつが原発に反対してゐたのは、下記に出てくる嘘の中で原発がいつでも核兵器になりうるといふものがありそのため、日本無力化のために反対してゐたのだと思ひます。社民党の防衛に関する対処を調べるもしくは尖閣諸島領海侵犯事件の際にこのおばさんが「コツンと当たつた」などと中国漁船を庇ふ発言をしてゐたことでも明らかです。(こいつらのイデオロギーをそのまま用いるならば、左翼と言ふのは嘘吐きなのです)

次に、よくマスゴミが取り上げる原発に関する嘘を解説してくれてゐます。これは大変わかりやすい。
「第二章 原発に関する五つの嘘」 (P63-122)
1. 核兵器を持つためには原発が必要 
2. 原発が止まつたら電気が足りなくなる
3. 少量の放射能は身体に良い
4. 原発のコストは安い
5. 二酸化炭素を出さない原発は地球を救う 

それから

「第三章 原発が日本にふさわしくない三つの理由」(P123-184)とありますが、興味深い内容と化学的にわかりやすい内容がある。
竹田氏は、旧皇族の方であり皇統に対して普段意識しないことを意識されてきたためか、神話的な、宗教的な言ひ回しや発想があられるやうで、それが大変新鮮であつた。それに賛成反対するのは個人の自由だが、「嗚呼、日本は元々さういふ民族だつたんだな~」としみぢみ考へることとなつた。さうなると、非日本人がどれだけうようよしてゐる現在なのであらう? 自分が気を付けるのはともかく、いつまで経つても外国人の人は日本国籍を持つことを禁止してもらひたいですね。ぞッとします。

「終章 日本が世界の脱原発をリードしよう」 (P185-218)
ここも興味深い、知らなかつたことが書いてあつた。
「日本は『和』の国」として書かれた節(P214-218)には神道(大和の宗教、伊勢の宗教、出雲の宗教)がもともとばらばらで別物だつたが、日本は宗教戦争を起こすことなく統一され、「古事記」「日本書記」が編纂されたことの記述があり大変驚いた。神道が実はいろいろあつたとは。宗教の争ひはキリスト教やイスラム教で分裂してゐることの印象が強く、日本では神道も仏教も別々だからな~なんてのんきなことを思つてゐたのだが、実は神道は別だつた。

竹田氏は、この例を用いて日本では争ひよりも話し合いで「和」をもつて解決したことを説き原発といふ弱きものに危険な作業をさせ、金をばら撒き建設するこのやり方はアングロサクソン的発想であり、日本人にはそぐわない、と主張されてゐるがなるほどと思ふところがある。また、近年外国人が日本に増え、そのふるまひに大変不快に思つてゐたがこの章を読んで大変納得した。別おブログに投稿した内容をここでも掲載する。

竹田氏は「古事記」も発刊されてゐるので読むことにしてゐるが本書は一読の価値があります。

http://liebekdinoschumi.cocolog-nifty.com/

あなたたちは日本に来て、日本は美しい、古いもののなかに新しいものが融合してゐて面白い、寺や神社が好きだ等々言ふ

You say Japan is beatiful, old things and new, brand-new one exist together, it is interesitong, likes temples and shrines, etc.

しかし

However.

あなたたちは決して日本人が日本でふるまふやうにふるまはない

You never behave like Japanese, as Japanese do in Japan.

それは大変不愉快な思ひを日本人にさせてゐる、気づいてゐましたか?

Japanese feel very unconfirtable by Your behavior - did you know that ?

気づいてゐるとは期待してません、なぜなら

I never expect that you knew that, because

外国人は自己主張ばかり強く、他人に対する尊重などないからです。

Foreigners always take care of insisiting theirselves and never respect others.

その行為は日本の文化と精神に反します。

Your mentality is AGAINST ours and our culture.

おわかりゐただけますか?

Now, do you understand ?

あなたがたは日本が好きだ日本の文化が好きだなどと言つて日本に来て行動しますが

You come to Japan because you love Japan, you love Japanese culture then walking around though,

日本人のやうに行動してないので、行く先々で日本人に不愉快な思ひをさせてゐるのですよ。

As you do NOT behave like Japanese, we are VERY disigusting with you.

あなた方が来ると、日本が日本ぢやなくなるの

You are distroying Japan, that is all you do for Japan.

わかつたら少し日本について勉強して

If you understand, study hard about Japan before coming.

一番いひのは

The best what you can do is

来ないで

Never, ever, come to Japan, Never, ever, stay here.

特に中国人はじめとした嘘吐き民族

Especially, Chinese and Korean


ゴールデンスランバー

2012年02月14日 19時30分20秒 | 小説

伊坂 幸太郎氏の作品。

伊坂氏は1971年千葉県生まれ。95年東北大学法学部卒業、96年サントリーミステリー大賞で「悪党たちが目にしみる」が佳作となる。00年「オーデュポンの祈り」で第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。03年「アヒルと鴨のコインロッカー」で第25回吉川英治文学新人賞を、04年「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した。

本書は「伊坂幸太郎的に娯楽小説に徹したらどうなるか」という発想から生まれた、直球勝負のエンターテインメント大作。冴えわたる伏線、忘れがたい会話、時間を操る構成力・・・・すべてのエッセンスを詰め込んだ、伊坂小説の集大成である。

といふ、後扉の文言につられて借りてみました。

伊坂氏の作品を完読したのは本作品が初めてである。実は、別の作品を以前借りて、最初の一部分で面白みを感づることなく中断し返却したことがある。その作品名は覚えてゐない。

なので、この後ろの紹介文を読んでも大して期待をせずに借りてみたのである。

この作品は面白かつた。

仙台市に首相が訪れ、パレイドをするのだがそのさなかに暗殺される。 犯人と思はれる一人の男が浮上する。彼の名は「青柳雅春」。
青柳雅春が犯行に結びつくことを行つてゐるビデオが次々に見つかり、公開される。人々は青柳雅春が犯人だと思ひ始める。

しかし、当の青柳雅春にとつて「初めて見る」映像ばかりであつた・・・・

マスゴミはお決まりのやうに「容疑者の実家」へ押しかけ、両親のインタビユウを撮る。

インタビユウで青柳の父親は「よし、おまえたち、賭けるか?俺の息子が本当に犯人かどうか賭けねえか?」と挑む。

「名乗らない、正義の味方のおまえたち、本当に雅春が犯人だと信じているのなら、賭けてみろ。金じゃねえぞ、何か自分の人生にとって大事なものを賭けろ。おまえたちは今、それだけのことをやっているんだ。俺たちの人生を、勢いだけでつぶす気だ。いいか、これがおまえたちの仕事だということは認める。仕事というのはそういうものだ。ただな、自分の仕事が他人の人生を台無しにするかもしれねえんだったら、覚悟はいるんだよ。バスの運転手も、ビルの設計士も、料理人もな、みんな最善の注意を払ってやってるんだよ。なぜなら、他人の人生を背負ってるからだ。覚悟を持てよ」(P430-431)

全く、この通りだ。今まで何人が「報道被害」に遭い、信頼を失はされ、苦労してゐるのだらうか? マスゴミは絶対に責任を取らないし謝らない。
本気でふざけてゐる。オウム事件でオウムにビデオを見せ坂本弁護士一家殺害の原因を作つたTBSがいまだに、放送免許を持つてゐることがそれを裏付ける。

そして、本書のこのあとにいかにもマスゴミが反応しさうなことが書いてある。

「すると、リポーターたちは不満を口々に発した。青柳雅春の父の言動を不謹慎だとなじり、爆発事件の被害者の人数を強調し非常識にもほどがあると怒っていた。実際には、怒っているというよりは怒っているふりをしていた。彼らのうちの誰かが「私も人生を賭けます」と言い出すことはなかった。」(P431)

この場面は、全くマスゴミの本質を描いてゐるものである。 

本小説にはところどころに「テレビは嘘」といふセリフ等が出てきて、共感する。

話が小説全体からズレたが。

大変、面白かつた。

これを機に伊坂氏の小説を読み始めやうかと思ふ。 


語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」

2012年02月11日 15時50分52秒 | 人物伝、評伝 (自伝含)

竹田 恒秦氏の著書。

竹田氏は昭和50年、旧皇族の竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶応義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。同大学法学研究所講師(憲法学)として「天皇と憲法」を担当。
平成18年本書で第15回山本七平賞を受賞する。

一言、大変興味深い内容だつた。 

本書の主張(と表現するが)は皇統の男系男子の継承である。

悠仁親王がお生まれになる前、女系天皇の話が持ち上がり小泉純一郎総理が私的諮問機関の「皇室典範に関する有識者会議」を立ち上げ女性天皇・女系天皇を容認する皇室典範改正に向けて本格的に動き始めたが、これに社民党や共産党など「反日」「反天皇」の政党が賛成した。

これは何を意味するか?

2000年にわたり男系天皇が継承されてきたことを否定するものであり、日本が日本でなくなることを意味する。だから、社民共産が賛成したのだ。そこをよく考へてみやう。

女性の天皇でもいひぢやないか、過去に女性天皇がゐたぢやないか、といふ反論や疑問があらう。その疑問について本書がわかりやすく解説してくれてゐるので、女系天皇の何がいけないのか、愛子様が天皇即位された場合、どんなことが求められるのか、愛子様は男系女子であるが愛子様が即位されご結婚となり愛子様のお子様が即位するとなると男系ではなくなる。まず、女性皇族は結婚したら皇族から離れるのであり、愛子様はご結婚により皇族ではなくなるのである。

過去の女性天皇は男系を保つために何を求められてきたか。

さういふ「ほとんど世間が知らない」部分を過去にさかのぼつて詳細に説明し、「だから男系男子が求められる」とよくわかる一冊である。

小泉首相(当時)が「女性の天皇、いいぢやないですか」とか発言したが、この発言が故意に日本の伝統を壊す狙いがあつたのかそれとも無知に基づく発言だつたのかは知らんが、(この人の息子は「歌舞伎や能のやうにただ名前を継げばいいものと違つて政治家は」などと言ふ伝統否定とも取れる暴言を後援会で発言してゐる。この家は日本人なのかしら?)

安易に女性の天皇、いいぢやないですか、で女系天皇をよしとするのは避けるべきだ。 (女性のためのナントカなど連発してゐる社民党など、女性天皇を認めないのは女性差別とでもホザきさうだが、そんなことは日本の伝統を無視しやうとする朝鮮人の戯言として無視することだ)

「側室制度」を持ち出した意見もあつたが、そんなものは不要と本書を読めばわかる。男系男子継承とするために宮家が創設されたのがその目的であり、わざわざ側室制度など作らなくても皇族が復活すればよい。

 本書は旧皇族である著者の簡単な生い立ち、過去における天皇の継承問題、戦時中の皇族(戦死された方、特別扱ひされ苦悩された方)の逸話、占領下の皇族(軍部の説得)、新憲法が発布され14の宮家のうち天皇のご兄弟の直宮を除き平民となつたこと、その後の生活等突然の変化に翻弄されたやうすなどがある。

本書には「教えられてゐることが間違つてゐる」とわかることも記述されてゐる。

下記記事の太字部分、「滅亡させられ」とあるが事実は皇族に順ずる待遇を受けてをり赤坂に李王朝本邸があつた。

戦後の新憲法施行と同時に皇族の臣籍降下、華族制度廃止と同時に李王家も廃止となつた。

なので、日韓併合に伴ふ滅亡といふのは正しくない。植民地であつたなら、李王家として皇族に順ずる対応をしてゐるわけがない。

マスゴミは勉強して真実を書け。

それから、現在犬HKが放送してゐるドラマで「王家」を連発してゐるが、これが原因か?

さうだとするとNHKは日本人から受信料を取るべきではなく、日本に於いて公共放送局として存在すべきではない。

話は本書に戻るが、是非一読することをおすすめしたい。

http://www.excite.co.jp/News/world_g/20120210/Postseven_87078.html

皇は王より上だから嫌 「皇室」を「王室」表記の韓国メディア

2012年2月10日 16時00分

 慰安婦碑がソウルの日本大使館前に建設され問題となっているが、李明博大統領は日韓首脳会談で突然、慰安婦問題を持ち出した。過去問題(歴史)と相まって、韓国人の皇室に対する感情は今も微妙だという。産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏が解説する。

 * * *
 韓国にとって過去がらみは昭和天皇だから、今上陛下や皇太子ご夫妻にはことさらの感情はない。国交正常化後、首相として初めて訪韓(1983年)した中曽根と、韓国大統領として初めて訪日(1984年)した全斗煥のころ、皇太子ご夫妻の訪韓が計画されたことがある。美智子妃の病気で実現しなかったが、当時、韓国では「日本皇太子里帰りへ」などと好意的に報じられたこともある。

「日本王家のルーツは韓国の百済(346~660年)王家」と信じられているためだ。

 ちなみに韓国マスコミは「皇は王より上だから気に食わない」といって、日本の皇室は「王室」に、「天皇」は「日王」に書き換えている。こんなことは世界で韓国しかない。

 500年続いた李王家は、日韓併合(1910年)により滅亡した。日本支配からの解放後も復活しなかった。この“恨み”もあって韓国人の皇室への感情は今も微妙だ。「皇」への拒否感もそこからきている。ただ最近の“女帝”論は女権拡張などフェミニズム的関心から話題になっている。

 と同時に経済的余裕のせいだろうか、伝統重視の日本社会の象徴あるいは「韓国にない華やかなロイヤル文化」として天皇家の風景をうらやむ雰囲気が若い世代にはある。

※SAPIO2012年2月22日号


あらゆる危険から身をまもる 民間防衛

2012年02月02日 21時01分01秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

スイス政府編

スイスが自国民のために書いたものと思はれる、危険から身を守るためのガイドブツク(と言ふのだらうか?)である。

ためになる。

災害・戦争などで避難所暮らしをするために何がどのくらい必要か
とか

放射能汚染の危険が生じたときにだうするか
とか

最も基本的なことで、「避難所はどのやうな建設場所、様態が必要か」は全くうなづくものであつた。

身を守るべき避難所なのに、日本の場合学校の体育館や講堂が主で「あまりに開放的」。これは何を意味するか?

敵と危険物が侵入しやすい

といふことである。

しかも開放してるから、攻撃を受けたら外のゴミまで入つてくるしなにより学校など攻撃を受けたら間違ひなく崩れて中の人は死ぬか大けがをするであらう。

これからの政治は、このスイスのやうな視点でやつてもらはないと困る。

また地震が来たら、ほんたうに壊滅ぢやない・・・? だういふつもりで過ごしてきたんだ、今までの政治屋官僚そして税金でカネもらつてる人たち日本のやうに地震国で、ただでさえ災害による被害が大きくなることが予想される国で、国民は普段どんな備へをしたはうがいいのか図説でわかる。

そして、今地震から原発の被害が出て、放射能汚染があるが。

それに対する対処も書いてある。

そして、スイスが四方が外国で陸続きで侵入が海を渡るよりも楽といふ環境のためなのか

敵の侵入、戦争に対する防衛の頁もあるのだが

これは日本にも当てはまる。

嘘ばかり流すマスゴミ、新聞・・・・ それを指摘してゐる頁がある。

「『心理的な国土防衛』 軍事作戦を開始するずっと前の平和な時代から、敵は、あらゆる手段を使ってわれわれの抵抗力を弱める努力をするであろう。

敵の使う手段としては、陰険巧妙な宣伝でわれわれの心の中に疑惑を植え付ける、われわれの分裂をはかる、彼らのイデオロギーでわれわれの心をとらえようとする、などがある。新聞、ラジオ、テレビは、われわれの強固な志操を崩すことができる。

こうして、最も巧妙な宣伝が行われる。これにだまされてはならない。(中略)生き残るためのあらゆる手段を取ろう。素朴な人道主義にみをまかせることは、あまりにも容易なことである。

偽物の寛容に身を誤ると、悲劇的な結末を招くであろう。敵の真の意図を見抜かねばならない」 (P145)

これ、中国朝鮮がやつてゐることですね。

捏造してそれを宣伝する。それに踊らされてゐる例が、先の記事の鳩山のやうな人です。

韓流ブウムなど売れ残りの真実を隠しながらいかにも、人気があるやうにテレビや雑誌で取り上げる。

そして必ず歴史の捏造を持ち出して、「素朴な人道主義にみをまかせることは、あまりにも容易なことである。偽物の寛容に身を誤ると」

に持つて行かふとしてゐるのです。

スイス政府が指摘してゐるやうに 「悲劇的な結末を招くであろう。敵の真の意図を見抜かねばならない」。

新聞、テレビ、雑誌等のマスゴミの内容は、まず

疑つてかかりませう!!

スイス政府は戦争を前提にこの書をまとめてゐるのだが

避難所、貯蔵すべき食糧の種類とその量、避難生活に必要な物等は十分自然災害で避難所生活を強いられたときにも適用できるものだ。

貯蔵食糧その他だけではなく、けが人が出たときの対処法も書いてある。

やけど、骨折、失神状態、パニツク状態、仮死状態等々の想定できる人間が陥る状態に対する処方が書いてある。

放射能汚染が疑はれる人間への対処法も書いてある。

スイスの人々は3.11後の日本を見て何を思つたのだらう? 

3.11だけではなく、日本は阪神淡路大震災も経験してゐる。

あたくしも激怒したが、あの時の経験が全く生かされてゐない今回の対応ではないか。

大体、なんでまた法律を新たに作るんだよ!!阪神淡路大震災の時に自然災害に対する法律を完成させて都度適用するやうにしてをくべきだつたらうが!!

以前もおホザキしたが

これは絶対に許せない。

なのに、「当時の社会党党首村山は自民党に助けを求めて自民党は対処した」などと自民党は自慢してゐる始末だつた

ほんたうに、嫌悪感から吐き気がした。

絶対に自民党は許さない。自民党だけでなく、国政に関はつてをきながらあの震災を将来に生かすことをしてこなかつた輩は絶対に許さない。

おまへらは日本の恥だ

日本の害だ

日本で給金をもらふな、日本に住むな ヽ(#゜Д゜)ノ┌┛)`Д゜)・;

自民党へのおホザキをひとしきりしたところで

やはり文句の対象としてでてくるのは自民党始めとしたこれまで政治屋として生きてきた人たちそして官僚。

全く危機感が無いといふか、日米同盟に頼りきりで自分たちで自分たちを守る、国民を守るといふ構造が出来てゐないではないか。

スイスの考えを見てみやう。

「起こりうる戦争の姿、考えられる戦いのいくつかの様相を、次々と展開して警告を発してきたのは、我々が場合によっては耐え忍ばなくてはならなくなる現実に、我々一人ひとりが慣れておくためである。前もって充分に警告されていれば、われわれに襲いかかる可能性のある厳しい試練の重みに、われわれが押しつぶされてしまう危険は、それだけ少なくなるだらう。(中略)
健全な現実主義によって、われわれは、戦争の見通しについては、最悪の事態を予想しておくほうがいいことを知っている。そこでわれわれは、みずからの身を守るために必要な、欠くべからざる処置をとるのである。それはまた、われわれの後に続く子孫のためでもあるのだ」(P300)

スイスは戦争を前提としてゐるが、本書に書かれてゐる想定された動乱、食糧事情(高騰、買占め)、敵の心理作戦等は災害時にも起きることであり現実に日本で起きたことおよび起きてゐることなので、是非日本人は一読することを勧めたい。そして現実がどのくらい侵略と洗脳が進んでゐるのか考えてもらひたい。

スイスは自国が敵国に占領された時のことも想定してゐる。占領に至るまでの敵国の「心理的侵略」「政治に関はる上層部に入り込み国の乗っ取りをたくらむ」「美しい仮面の言葉で抵抗をなくさうとする」と実にわかりやすく書いてある。

「戦争のもう一つの様相」(P225)から「レジスタンス(抵抗運動)」(P300)までをまず読むのもいひかもしれない。ここに今の日本の問題が集約されてゐる。

「敵は同調者を求めている」(P226) 以降には「社会進歩党」といふ架空の政党が出てくる。日本で言へば民主党と社民党に匹敵するスタンスの政党であらう。

民主党社民党共産党がホザゐてゐる内容とほぼ同じ内容が「敵はわれわれの抵抗意志を挫こうとする」としてP234にわかりやすい図説があるのだが。

その主張とは:
「核武装反対  それはスイスにふさわしくない (日本は唯一の被爆国として云々)」 

「農民たち!装甲車を諸君の土地に入れるな (TPPで農業がダメになる、自由貿易反対)」

 「軍事費削減のためのイニシアティブを  これらに要する巨額の金を、すべてわれわれは大衆のための家を建てるために、未亡人、孤児および不具者の年金を上げるために、労働時間を減らすために、税金を安くするために、使わなければならない。よりよき未来に賛成! (社会保障と税の一体改革。若者に年金を。こどものための手当(子供手当)、防衛費削減(中国北朝鮮の発狂が始まりさうなときに!)等々)」「平和援護のためのグループ結成の会 平和、平和を!(3.11に福島でバスツアアに行きパレイドをして原発反対!)」

「平和のためのキリスト教者たちの大会 汝 殺すなかれ 婦人たちは、とりわけ戦争に反対する運動を行わなければならない(過去の侵略戦争を反省し、憲法9条擁護!)」

「」内は本書にあるスイス政府の取り上げた例であり、「」内の( )はスイスの例に匹敵する日本の現状を書いてみた。

だうでせう? 驚くほど、社民党 の言ふことと重なるではありませんか? 社民党だけでなく、民主党公明党共産党と、外国人参政権など売国案ばかりを並べてゐる政党の言ふことにぴつたりと重なるのです。(断つてをきますが、あたくしは自民党を推してゐるのではありません。自民党のなかに社民公明と同様のことをホザゐてゐるのがゐますし、何より自民党は日本の政党として日本をだうしていくのかのビジヨンがない)

そしてさらに 「政府の権威を失墜させようとする策謀」(P256)として架空の「社会進歩党」が「偽りの怪文書をばらまくとか、その他、国の組織や制度に打撃を与えうるあらゆる手段を用いる。 (中略) スパイおよび情報機関は、共同して、軍隊の価値に対する疑惑の念を広めようとする。そして軍部はやむことのない攻撃の目標となるのである」

といふのは自衛隊を違憲と攻撃してきた社民民主共産の姿ではないですか。 「偽りの怪文書をばらまく云々」のくだりはマスゴミを操作して自分たちのj不都合を放送せず自民党の不都合(漢字の読み間違ひやバア3万円の代金)をしつこく流させたのとぴたりと重なる。

かういふ、研究家が日本にも必要だ。そしてスパイ防止法とスパイ対策も絶対に必要だ。 

これらの「操作」により「国民はもはや、だれのいうことが正しくて誰のいうことが間違っているのか、わからなくなる。すべての裁判官現在疑いの目で見られている。何が起こるのかわからない」(P260)と言ふ状態になつてゐるのが現在の日本の政局であらう。 思ふに、マスゴミのスパイ行為に近いものがものすごく、非国民売国奴の側に利益をもたらしてゐると思ふ。

民主党のレンホウの秘書が痴漢した事実やレンホウが薬物現行犯逮捕された男と台風の日をはじめとして何度か不倫密会してゐたのを報じたテレビは見たことがない。その他にもたくさん民主党の不祥事は隠されてゐる。(「民主党の不祥事」で検索するとまとめたブログが出てくる)

本書では、売国スパイ党の「社会進歩党」が第壱党になり政局を取つたところで国が乗つとられ占領され、国を取り戻すまでの国民への教えが書いてある。

日本が本書に書かれてゐる状態と非常に酷似してゐる今、一読したはうがいい。

また、巻末には「万一のための知識」として避難所で必要なもの、医療衛生用品、緊急用の資材、2週間分の必要物資、2か月分の必要物資等が書いてあり(P301-)、災害が起きた際にも役立つ。

今、一人一人が現実を見て考える時が来てゐると思ふ。