陳式太極拳の教室 ■新太極拳 宝塚教室■

陳式太極拳の教室「新太極拳 宝塚教室」の活動状況を中心に掲載。お気軽にコメントください。

2005年11月06日

2005年11月06日 21時01分40秒 | Weblog
陳式36式、本日のテーマは第三段「21.被身捶(ピィシェンツィ)」、「22.背折靠(ペイチャガオ)」

① 一連の動作として練習
② ストレッチ
※ 腕の前後回し、腕の横旋回、膝回し、首回し、腕伸ばし、腹部と股関節の回転など。
③ 一年生、二年生、三年生に分かれて練習
 ※ 一年生は進歩、弓歩。手の動きもつけて。
 ※ 二年生は剣の基本「挂(グゥァ)」と「撩(リャオ)」。
 ※ 三年生は歩法と剣の復習。
    ・歩法は脚の基本練習として、チェンティートイ、ワイバイトイなど。
    ・剣は第一組と第二組を通して復習。               
==休憩==

④気功
 ※昇降、抱球など。
⑤一年生・・・36式の「21.被身捶(ピィシェンツィ)」、
          「22.背折靠(ペイチャガオ)」の基本的な動きを練習
 二年生と三年生で合同練習・・・動きの修正を中心に
⑦ 休める

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※「21.被身捶(ピィシェンツィ)」「22.背折靠(ペイチャガオ)」

 ・両手を左斜め前(肩の高さ)に打ち出した位置から肘を回して落とし、拳背が
  床を向くようにしながら引き寄せる。この時、引き込むことを意識して、
  左重心の馬歩から右重心の馬歩になる。左拳を腹に寄せたまま右拳を右横へ
  打ち出し右腕は螺旋を意識しながら肘を落とした形で正面へ移動させる(上体を
  左へ回す)。同時に右重心の馬歩から左重心の馬歩になる。左拳は左腰まで移動
  させ、小指側が下になるように縦にする。
 ・右拳が上を向いて正面にある状態から、さらに左へ上体を少し回し、
  肩からの螺旋の反動を右拳へ伝えて右拳を下に向ける。右拳を肘から斜め上後方向
  へ勢いよく引き上げ(打ち上げ)、同時に左重心の馬歩から素早く右重心の馬歩
  になる。左肘は身体の正面にくる。右肘、右肩、頭、左肩、左肘が一直線になる
  イメージで。
 ・左へ重心を移動しながら、上体を解くように左へ回し、同時に右肘から拳背で
  相手を打ち付けるように右拳を下ろす。上体は左に旋回しながら、左拳を背後から
  左へ回し出し、重心を右へ移動しながら、上体を右へ旋回させ、左拳は正面を通り
  腹へ。右拳は右腰を通り右横から正面を通り腹へ。左重心の馬歩。
 ・重心を右へ移動させると同時に左ひとさし指を右斜め下へはじき出し、右拳を撩拳
  (肘を中心にした回転を使った打ち出し方で小指側に力点を置く)で人差し指を
  はじき出したと同じ場所へ打ち出す。同時に左へ重心移動。

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※両手の動き
  ・ペイチャガオで右拳(右肘)を打ち下ろすところからは、特に左腕の動きにも
   気を配ります。右腕と左腕が一対となって動くイメージを持つと動き易くなります。
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※本日は小田老師が欠席されましたので、中村先生が来られました。
 中村先生、いつも楽しくわかり易いレッスンを有難うございます。感謝。