陳式太極拳の教室 ■新太極拳 宝塚教室■

陳式太極拳の教室「新太極拳 宝塚教室」の活動状況を中心に掲載。お気軽にコメントください。

2005年07月31日

2005年08月01日 00時36分32秒 | Weblog
▲小田老師  楊式剣32式「17.転身 回抽(ヅァンセン ホイチョウ)」



陳式36式、本日のテーマは「14.左・右金鶏独立(ヅゥオ・ヨゥ ヂンヂィドゥリィ)」

① 太極拳と気功について。
② ストレッチ
※ 体側。背中を使って胸を張り、両腕を上へ上げて体を伸ばす。
  両手を上下(後方へ勢いを付けて)左右の後方へ(片肘は曲げて)引く。
  身体を後ろへ反らすなど。
③ 一年生、二年生、三年生に分かれて練習
 ※ 一年生は進歩、弓歩。手の動きもつけて。
 ※ 二年生は五歩拳「4.歇歩 冲拳(シェブチョンチュアン)」の復習
 ※ 三年生は剣の復習。第三組「17.転身 回抽(ヅァンセン ホイチョウ)」
   「18.並歩 平刺(ピンブ ピンツ)」
             
==休憩==
④ 中国の医療と気功のお話など。
⑤ 気功
 ※抱球、丹田で静かに呼吸するなど。
⑥ 36式「14.左・右金鶏独立(ヅゥオ・ヨゥ ヂンヂィドゥリィ)」の分解練習
 ※イェマフェンゾンの終わりの形から、息を吐き、身体を緩めて上体を一端左後ろ
  へ回してから、胸の前を右へリュイ。腰から回転させながら右へ向き、重心も
  右足に移動。
 ※重心を真中に移動しながら、両手を腹の前へ。一端ここで動きを収め、新たに
  両腕を左胸前からリュイで右胸前へ移動し、左足に重心移動。この時、掌を上に
  右腰へ。左手は右手を隠す位置で甲を前に向けて腰の前。
 ※左手で身体の前を下へ払う形で左腰やや下へ。右手は肘から回転させながら、
  丹田あたりから正中線を通って上へ。右膝は左手の動きと同時に上げ始める。
 ※両手で腹の前を下へ押す。同時に右足で床を踏みしめる。
 ※両手を右胸前へ。両腕を左胸前へリュイ。同時に右足を擦歩で右へ。
 ※左手は掌を上に左腰へ。右手は左手を隠す位置で甲を前に向けて腰の前。
 ※右手で身体の前を下へ払う形で右腰やや下へ。左手は肘から回転させながら、
  丹田あたりから正中線を通って上へ。左膝は右手の動きと同時に上げ始める。


⑥ 休める

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・気功と太極拳
 太極拳も気功と同種のもので、動的な気功という意味で「動功」ということもある
 そうです。

・気功のお話
 気を感じようと緊張すると、かえって気を感じることが難しくなるのではないかと
 いうお話でした。教室の生徒さんでも、数年練習されていた方が、急に気を感じる
 ようになった例があるとお話してくださいました。中国の医療現場では、気の流れ
 が悪くなったと相談に来られる患者さんに、気を扱うことができる先生が、気を通
 す治療をされることもあるそうです。日本では考えられないお話を聞かせて頂きま
 した。