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第799夜 漁り

2009-01-26 23:59:56 | 釣り談義
2009.1.26(月)

今夜は知り合いのお寿司屋さんが、明日から3日間正月休みだと言うことで、在庫の食材をはかすために呑み会は如何?ということだったが、食材だけを買ってお寿司屋さんじゃなくて別の場所で呑んだ。

割と高級なお寿司屋さんなので食材もそれなりのものだが、半額でいいよということなので、会社のものが大挙して行った。私は仕事の都合で行くのが少し遅くなったので、高級なアワビやカニ、お刺身などは殆ど残っていなかったが、殻付きの大牡蠣を10個くらい買った。既に調理してあったので、そのままでも食べられるのだが、チンして食した。これがビールに合うんだなあ。結構美味でしたよ。

そういえば、昔、釣友の1人がよく牡蠣打ちに行っていたのを思い出した。真冬の夜中の2時、3時の干潮時に海岸をうろつくのだが、まあ、漁りのようなものだ。結構良い大きさの天然牡蠣を大きなズタ袋一杯に獲って帰っていたと聞く。

私も、もう15~20年前には良く漁りに行ったものである。主に笠戸島の白浜辺りからタンダという所だったかな、この辺りを冬の真夜中に徘徊したものである。当時は少し小さいがサザエ、アワビ、トコブシなどが沢山獲れたものだ。このことはこのブログにも以前書いたように思うので詳細は割愛する。

それがこの十数年前からは殆ど獲れなくなったというので私も自然に行かなくなった(勿論、体力的にも無理だが・・・)。漁師が立て網で根こそぎ獲ってしまうのでいなくなったらしい。サザエは夜行性なので、夜中には活発に活動する。深い海底から陸に上がってくるのである。そこを漁り人たちが獲りに行く訳であるが、漁り人が獲る量は知れている。海岸近くに立て網を入れられると、サザエが海底からそのアミを伝って上って来るのである。そこを漁師が小さいのも含めてごっそり獲り込むために、当然のごとくいなくなってしまうのである。

しかし、これも良き想い出である。友人の紺屋とも数回行ったように思う。真冬の夜中の雪が降るような夜に海岸をうろつく訳だから、なまじっかの防寒着では駄目である。合羽を着て袖口と厚手のゴム手袋とをガムテープでぐるぐる巻きに留め、合羽のズボンの下も長靴にガムテープで留める。こうすると体温を逃がさないので寒くは無い。それに岩場を歩き通しなので汗だくにもなるが、爪先だけはいかんともし難い。冷たさで足の指先は痺れて感覚が無くなってくるのである。

岩場を歩くというのは体力を相当消耗する。おまけに、海岸からの行き返りだけでも相当な距離を歩くので疲労困憊の極致となる。何時ぞやは、明け方帰った私がゴーゴーと大鼾を掻いて寝ていたので、妻が病気かと思って慌てたらしい。自分では全く解らず白川夜船であるが。

最早こんな真似は出来ないが、夜の牡蠣打ちくらいならまだ行けるかも知れない。牡蠣って本当に美味しいですよね。フランスでは恋人同士が必ず牡蠣を食べるそうです。何故って?その答えは何れまた。

【1月26日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭東側、07:00~16:00、中潮、釣果=カレイ4
(第430夜参照)

【この日の釣り情報】
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