ナウい日記

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2020年1月の台北【美術館】

2020-01-24 | 個別的概念・普遍的概念・特殊的概念

旅行先で偶然見つけた美術館にふらっと入って、そこの作品に感動して気が付いたら何十分もその前に立ち尽くしていた

などという感動的な体験をした人の話もたまに聞くが、今回私もやや似た経験をした。

人は既成概念を覆され固定観念を取り払われると一瞬にして無になり佇む。

私はこの空間の中の表現法をどう説明したらいいのか未だ迷っている。

 

そこは駅からほど近い場所にあった。

 ここは地上駅だ。 台北駅から1回乗り換えで約15分

 出口を左方向へ。道路上に見えるのが線路だ。

 線路が90度にターンする交差点を渡る。

目の前にトヨタがあるが、クルマは多分日本で買ったほうが安いと思う。(お役立ち情報)渡ってから左へ。

 渡ってから振り返った景色。

角にある緑の看板「勝立生活百貨」はディスカウントショップでオサレ度は低いが何かとオススメのお店だ。

 少し歩くとすぐ見えてくる。駅からは徒歩5分以内

 

 

2012年という比較的新しい創立で国立台北教育大学の一角に位置する。

 美術館の名前はMoNTUE

 漢字表記だと「北師美術館」

世界4大博物館である故宮博物の前院長であったここの館長の

「人間の存在や価値が大事。教育のわかる美術館にしたい」という言葉の重みと背景を捉えることができるだろうか。

と懸念しつつエントランスへ。

 入り口の彫刻

 こちらも1階の彫刻。

ここのフロアは受付の案内の方がいるだけで、展示は2階、3階、地下の3フロアとのこと。

 大きい荷物を預けられるロッカー。トイレもここの前にある。

カメラだけ持って身軽になりまずはエレベーターで3階へ。 

3階フロアに出て目に飛び込んできたアート。

 ・・・・・

 

え?

 

 右の影は「立ち尽くすわたし」

 影は「仁王立ちで立ち尽くすワタシ」

床に直置きのたくさんの作品(?)を見つつ、もうどうしたらいいかわからず。

 ふらふらと手すりまで歩き2階を見下ろす。

そこにも同じように洗濯物だらけ芸術品のカオスが広いフロア一面に広がっていた。

 

私は自分の頭に何を学ばせたらいいのか。 いや、頭でなく直感に響かせよう。

こんなところで貴重な頭脳を駆使したらもったいない。 思考する前頭葉も今は使わないでおこう。

 

 どの角度から見ても立派な洗濯物やないか~~~い。

私の審美眼・・・じゃなかった、主婦歴〇〇年、生涯洗濯回数何万回の私の目はごまかせない。

真新しい物はここにはなく、正真正銘のまがい物なしの洗濯物であった。

 ちょっとアップにしてみたり

 数枚畳んであるのはこの場にそぐわないと思ったり

 2階は靴を脱いで見学。 メンドくさいったら。

 展示フロアでない場所さえも手を抜かない

階段の途中、見学者が通る要所要所にも洗濯物袋(満タン)を配置する手抜かりのなさ。

芸術なのでジャマだわと思ってはいけない。(私は思ったけどさ)

地下はパスしようかと思ったが、せっかく(でもないけど)行ってみた。

 石ころがあるだけだった。

 路傍の石ならぬ「フロアの石」

歩き道にも転がってるので、2,3コ作品を蹴飛ばしてしまったが反省する気も起きず別にいいかと。

入場料返せ。。。と思いかけたが、よく考えたらタダであった。

時間返せ。。。と思いかけたが、どうせヒマであった。

ずっと私一人で見学していてお客さんいないのは当然だろうと思ったが、帰りしなに団体ご一行様が。

 若者よ、どした?

ということで、今日のオススメ場所は交差点角の何でも安い「勝立生活百貨」だ。 そこでの買い物もアップしようと思う。


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