シュパーゲルからの贈り物

シュパーゲルを仕込むと必然的に残る煮汁。実は、捨てるのがもったいないくらい美味なのである。この煮汁にご飯をぶち込んでリゾットにしたら、あっという間になくなったという話があるくらいなのである。





で、いつもなら普通にスープに仕立てるのだが、これから一年間はきっちりと踊り込むと決めた矢先、昨日であってものんびりと自宅で過ごすつもりはなかったので、クリームシチューに仕立てることにしてみた。せっかくの素材を生かすために、市販のルーなどは使わず、ホワイトクリームからつくってみた。ちなみに、これはレンジだけで出来上がるというレシピを参考にしたのだが、後ほどホワイトクリームが足らなくなって、急遽鍋で追加作成したら、こちらの方が楽に出来た。なので、次回からは王道の鍋で制作、となると思う。





煮汁の方だが、さすがに皮は食えないので除去の上、根本の部分は小さめに切って、改めてしばらく煮込む。10分も煮込めば、根本の部分であっても軟らかく食べられるようになる。





肉を軟らかくするために、後ほど食材として使う玉ねぎを切って、しばらく一緒に漬け込む。いつもなら、すり下ろした玉ねぎに漬け込むところだが、玉ねぎはすり下ろすと再利用が不可能となってしまう。今回は、玉ねぎの力を借りて肉を軟らかくしながらも、その玉ねぎにも余生をがんばってもらって、無駄をなくそうという魂胆である。





その余生を過ごす玉ねぎに奮闘してもらった。





新じゃがは、せっかくなので皮付きのまま





野菜を炒め終わったらシュパーゲルの煮汁を加える。





煮えたら別に炒めた鶏肉を加え、さらにホワイトクリームを追加。ダマにならないようにのばしながら加えてゆき、しばらく煮込んで味を調える。





いつもならこうなるところが





こうなりましたとさ。多分、シュパーゲルの風味を生かすのであれば、シチューよりもクリームスープの方が楽しめると思う。とはいいながらも、なかなか普段は食べる機会のない香り豊かな一品となった。座敷童の夕食でもあるが、踊りに行くワタシの腹ごしらえでもある(笑)。





というわけで食後はこちらへ・・・。最近気がついたのだが、みんなとワイワイ飲みに行くのが好きな割に、ここでは楽しそうに語り合う仲間たちには合流せず、人里離れて黙々と踊っているなぁ。これはダンスを始めてからまったく変わらない。やっぱり、オレは性格が暗いわ(笑)。









Live-Red (SALSA DiP : 6/15)





Editor CABEZÓN

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