星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

日曜日…

2022-03-14 | …まつわる日もいろいろ
あたたかな日曜日、、 美術館へでかけました。

美術館は2年ぶり。 上野へでかけたのは 3年半ぶりかもしれません。 すごくひさしぶりに思えました。。 公園口の駅前がすっかりきれいに変わっていて、 改札を出るともうそこから公園が…


広場を行き交うたくさんの家族… 腰かけてくつろぐ人々… 噴水がすずやかな水音を立てている…


この平和な時間を…

このやすらぎを…


とどけることが出来たらいいのに…





つい 3週間前に書いた読書記 『アニルの亡霊』のなかの(>>) 戦闘地域の病院のようす、、 外科医ガミニによって語られる救急医療の現場の記述が、 今 現実のものとして 毎日まいにち続いているなんて。。 あの重苦しく 涙しながら読んだ時間はわたしへの何かの前触れだったのかもしれないけれど、、 こんな現実がつづいて良いはすがない… こんな不条理が… 暴力が…



あと一週間もすると わたしたちの街は花でいっぱいに彩られる。 誰もが美しさに笑顔になって空を見上げる。。 その日常をとどけたい…

でも、 戦いのなかにいる人は… 苦しみのなかにいる人は…
今日一日、、 今夜ひと晩、、 この数時間、、 それだけを生き延びることしか考えられないのだと思う…… あの子どものベッドにうつ伏せて眠る母親に 一輪の花が何の役に立つだろう…

それでも、、


この非道な攻撃がつづく日々のなかで、 たくさんのひとの力、 ひとの心の美しさ、 人間の信念の強さをも、 見せつけられてきたように思う。 いろんなところで、 あらゆるところで、 自分ができることを 出来る限りのことを…





元気でいてください… 



わたしも元気でいますね…