星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

光の詩…

2018-02-10 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)
11年前の今ごろ、、

毎日、 毎日、 窓越しの四角い空ばかり眺めていましたね。。 思わぬトラブルに見舞われえて、 もうお外には出られないかも、、 と目を曇らせていた私に気づいてくれたのでしょうか… 先生がベッドを 空が見える場所に少し移動してくれた。。

覚えているのは、 青空だったこと。

同じ場所の、 何も見えない四角い青空だったけど、、 それでも光で季節がすすんでいたことに気づいた。。 あの2月の短い言葉で それがわかる。。


ね?  光、ってすごい。。


 ***

毎朝、、

シェードを引き上げて、 いっぱいの光を部屋に招き入れる。 まだ闇の残る時間から、、 頬が熱くなるほどの陽の強さを感じる時間まで、、 刻々と 光と空の色が変化する。  そうして、 部屋の中の、 壁や 額や 椅子や 花の、、 その彩りに魔法をかける。。


毎朝のようにスマホを手に窓辺へ走ったり 冷たいベランダへ出たり 朝ごはんを作っているのに 余りに綺麗だとバタバタと写真を撮って それで満足して忘れてしまったりするから、 ちょっとまとめて載せておきます。。


今朝。



おとといの花。




霙のあとの街灯り。




春めく。



 ***


谷川俊太郎さんが 月一回、 朝日新聞に詩を寄せています。 全文はデジタルのほうで読めます。

1月末の詩から、、 最後だけ。。





谷川さんの詩は、 50年代からの長い長い年月の深さで、、 時間の重みを含んだことばは谷川さんの痩身のようにむしろ軽(かろ)みにふわりと逍遥しているかのよう…

、、 私のような未熟者はとてもそんな境地に至れません、、 私は、、




「疑問符」には 追いつけず…

「感嘆符」は、、 約束もない…  


まだ まだ まだ、、



、、 貴方は… ?