星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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昔のレコードから 長嶋・大鵬・柏戸さん。

2013-01-23 | 映画にまつわるあれこれ
先日、 亡くなられた元横綱 大鵬さん。 「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉が流行った1960年代。 そして大鵬・柏戸という二大横綱の時代、だったわけですね。

訃報を聞いて思い出したものがあったので、 今日ごそごそと探してみました。


60年代のレコード、、 パパのです。 

一番手前のレコード「ウエスタン・ヒット・パレード No.3」 勁文社というところから1961年に出たものです。 私まだ生まれてません。。。



総天然色レコード、って書いてあります(笑)。 フォノシートっていうんですね。 3枚あって、 これは映画 「誇り高き男 1956年」「幌馬車隊 1950年」 の曲が入ってる。 どちらも観たことないです。(ちなみにフォノシートも自分では聴いたことないです、、 ビニールから出すと剥がれてしまいそうで怖いし、 今レコードプレイヤー持ってないので)

このレコードブックの中に、 巨人軍の長嶋茂雄さんと、 大鵬幸喜さんと、 柏戸剛さんのインタビューが載っていて、、



大鵬さんは 「ローハイドが一番」という文章が載っています。 「…略… 私が育った北海道は日本ではいちばん西部に似ているところだと思う。 / 土地の感じもそうだし人間の気風も似ているのではないか。弾丸のとびかうスリルはないが、西部劇をみていてふっと故郷を思いだすことがよくある。…略…」 と書かれています。

1961年って、、 大鵬・柏戸がそろって横綱になった年、なんですね。 この頃から、 お茶の間は「巨人・大鵬・卵焼き」の時代になっていくのですね。。

 ***

パパが病気になったので、、 一緒にナイター中継を見たり、 大相撲中継を見たりした記憶ってほとんど無いけれど、、 3歳のときからいつも遊んでた幼馴染みのお家が お店屋さんで、 店の奥のお茶の間では おばあちゃんがいつもお皿てんこ盛りの煮物や、 お漬物や、 お茶菓子を座卓いっぱいに並べて 私たちに食べさせてくれた。。 そこではいつもお相撲のテレビが映っていたなぁ。。 横綱で私が知っているのは「北の富士」くらいからかな。。。

・・・・ その幼馴染みのお家にはほんとにお世話になりました。。 パパの入院中とか、 きっといつもそこで過ごしていたんだろうな、、 たまにご飯やお風呂までいただいて。。 だから、、 「とんび」のドラマを見るとボロボロになります(笑) 日曜日っていうのがなおマズイ、、 家族の前で平静をよそおうのに必死。

でもあんな風に、 自分の家でもないご近所さんちでご飯を食べさせてもらって、 お風呂に入れてもらって、、 お世話をしてくれる人がいるって ほんとにほんとに幸せな 有難いことですね。


話逸れました。

昭和の大横綱(&ミスター)の思い出として 載せてみました。