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空海を見に行ったのは8月でした。大勢の観客で揉まれながらの観賞、書も素晴らしかったのですが仏像の迫力が記憶に残ってます。密教についての説明、感心しながら読んだのに、いざ書こうと思ったら・・・・・・・
池大雅は11月。江戸時代半ば(1723~76)京都で活躍した画家で、文人画の大成者として広く知られたとのことでしたが、私は知りませんでした。鎖国の時代、中国へ行ったことがないにも拘わらず、知識と創造力で生き生きと描かれた絵は私の好みの絵。絵に書かれた漢詩の中に、杜牧の「山行」があり詩吟でおなじみの詩とて、嬉しく懐かしく思いました。昔も今も日本人の好きな詩なのですね。
遠上寒山石径斜 白雲生処有人家 停車座愛楓林晩 霜葉紅於二月花 (横に書くと感じ出ませんが・・・)
ゴヤは「着衣のマハ」や宮廷の肖像画はイメージ通りでしたが、不可解な素描や社会風刺、戦争の批判的な絵など認識を新たにしたことでした。