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この本「美人の日本語」は明るくてお話上手な先輩から貸していただきました。一年365日、一日一語、その日にまつわるお話を、さらりと書いてあります。日本語って何ときれいで優雅なのでしょう。
4月1日から始まります。表題は、四月朔日(わたぬき) 夢の衣に・・・・・・・
「昔はそれまで着ていた綿入れの着物の綿を抜きました。そこから4月1日のことを「わたぬき」というようになったそうです。」知りませんでした。「一年の計を考えるのなら元旦がぴったりでしょう。でも夢をふくらませるのなら四月朔日です。」このほか素敵な言葉で1ページが纏められています。
何しろ365日あるのですから、パッと開いたところで、その日の表題があって、知ってる言葉、知らない言葉があり、またそれぞれに書かれているのが、どれも優雅で美しく心和みます。
先輩が、「自分のお誕生日のところをご覧になったら」と。
私は6月3日 「憧葛(あこがれかずら) 夢見る葉っぱ」 6月の誕生色は五月雨が濡らした葛の葉の緑色だそうです。もうみずみずしい域はとうに過ぎましたが、まだまだ好奇心は旺盛のつもり、夢を追いかけましょう。