今年もシクラメン咲きました

此のシクラメン、これで3度目の登場、と言うことは4年間咲いてくれたことになります。一度も植え替えず、最近とみに不精になって、他の鉢植えが元気ない時に、本当に嬉しく有難いことです。
お花だけでなくブログもサボりがち。記録として一応書きます。4月7日から2泊3日で心筋梗塞術後8ヶ月の検査を受けました。今回は右手首からカテーテルを入れたので、あまり拘束されず楽でした。モチ異常なしです。
震災後自粛ムードだったゴルフですが、14日久しぶり行ってきました。先生には無理しないで、と言われましたが、大丈夫で自信がつきました。

コンサートあれこれ

　3月のいきいきコンサートは「チェロ＆コントラバス　低弦の世界より」でした。以前此の欄でご紹介したコントラバスをソロで演奏なさった高山健児さん、楽器は200年前の時代ものと現代の両方を弾きこなされてさすがでした。高橋泉さんのチェロとの柔らかな音色はすてきでしたし、ピアノが入るとまた華やかになり音楽はいいですね。会の後今度の震災でコンサートの中止が続いているので、演奏家の方々のチャリティコンサートを4月10日にこの会場でとご案内あり、昨日行ってきました。
　黙祷の後ヒンデミットの「葬送曲」から始まりましたが、後は元気の出る曲いろいろで、ピアノ2台、フルート3人、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ総勢8人。ジャズ風にアレンジしたフルート、3人のフルートとピアノ、フルートの演奏がこんなに楽しいものとは思いませんでした。最後の「動物の謝肉祭より」は8人での熱演。楽しいコンサートで気分高揚、帰る時少しですが義捐金箱に追加を入れました。主催はフルートの十亀有子さん、ステキな方ですね。

震災と引き揚げ

井の頭線の土手は紫陽花がきれいですが、紫陽花に先立ち菜の花が咲いています。桜便りも聞かれ春が来たのに、原発の放射能の報道が、日を追って悪くなりどうなることか心配です。しかし原発で働く方々を始め自衛隊やボランティアの皆さんの懸命なお姿を頼もしく有難く思います。今回の震災で65年前の引き揚げを思い出しています。上陸用舟艇を運ぶリバティで帰ってきました。人が乗る船ではないので、鉄板にむしろを敷いただけで、子供の私でさえ足を伸ばして寝られるスペースはなかったように思います。高い天井は甲板なので、大勢の人の息で結露となり、水滴がぽたぽた落ちてくるので、新聞紙を顔に乗せて寝ました。トイレは舷に突き出して排泄物が海に落ちるように作られたものでした。ゆれて怖かったのを思い出します。台湾の高雄港を出て宇品の検疫所まで一週間位だったでしょうか。DDTの白い粉を浴びせられて、広島駅を通過した時、「広島は原爆に遭いましたが、ここまで復興しました。力を合わせて頑張りましょう」というようなことをアナウンスされました。希望を覚えたことを思い出します。日本はあの敗戦からも見事に立ち直り、あの頃考えもしなかった贅沢な暮らしが出来るようになりました。今度の震災もきっと克服することでしょう。被災者の方々どうぞ頑張って下さい。