1年後のビル解体

　　

昨年11月8日記載の「ビル解体」のブログ記事のメールを頂きました。そう言えばあのビル一向に進みませんが、もう1年経つのですね。写真左が昨年、右が昨日です。外見は殆ど同じですが、隙間から見るとそれは深く掘り下げられていて、その底で重機が動いていました。ホント何時完成になるのでしょうね。

被災地見学

「日本三景松島と被災地見学」のツアーに誘われ、役に立たない年寄りが行ってよいものか迷いつつ、思い切って出かけてきました。塩釜から松島まで船で巡る遊覧コースでは、湾内の景色は震災が信じられない美しさですが、船内で聞く震災の凄まじさは経験者の話とて身に沁みました。松島湾には260の島があり、人が住む島は4島、死者は0だった由。何故か、「それは素直だったから」着の身着のまますぐ高台へ避難したからとのことでした。勿論家は壊滅状態、手のつけられない状態だったそうです。瑞巌寺は松島の島々のおかげで津波は参道まで、しかし塩害で写真のように杉は伐採中でした。駐車場もご覧のように満潮時浸水です。翌日の石巻の見学はこたえました。写真の廃校の場所は人家が密集していたが、津波と火事で見渡す限り空き地に。「頑張ろう石巻」看板横に津波の高さのポールが立っています。こんな高さの津波に襲われたとは！門脇小学校の生徒は全員裏の山に避難して無事だった由。良かったですね。学校の横の墓地、石は重いので流されなかったとか。青葉城の招忠塔の鵄は震災で崩れ落ち、未だ鵄はシートに包まれて足元にありました。心うたれたのは高速道路のトイレにお花が活けてあったこと、なんという優しさでしょう。