主人退職後は私の運転の出番なく、今回の更新も返上をするかどうか迷いました。でも自分の程度を知りたくもあり、受けることにしました。75歳以上は、講習予備検査（認知機能検査）が加わります。これはクリアしましたが、運転適正検査は、セッカチとて「反応の速さ」は5点ですが、あとがいけません。「あなたの状況判断はやや正確さに甘さが見られ、運転を急ぐと確実性に欠ける」と出ました。先日81歳が事故を起こしてましたが、慌ててブレーキとアクセルを踏み間違えた由。すぐ慌てる私はやはり更新はしたものの、運転しない方が良いようですね。
東京国立博物館平成館の写楽展に行ってきました。最終日12日は日曜日とあってまあ混んでること。展示品も多く理解しやすいように工夫されて良い企画でした。寛政6年（1794）5月、江戸三座の役者を個性豊かに描き、豪華な作品28図を一度に出版し華やかにデビューした東洲斎写楽は、翌正月に忽然と姿を消しました。たった10ヶ月の活躍にも拘わらず、世界各国の美術館から今回集められた作品は約140図、170枚というのですから驚きです。ＮＨＫで謎解きをやってましたが、200年余の後までこのように騒がれて、ご本人は天国でどう思っているのでしょう。
知的障害のあるプロの和太鼓奏者6人のドキュメンタリー映画です。前に此の欄で瑞宝太鼓のことを書いたと思いますが、小栗謙一監督によって纏められたこの作品は感動的でした。世界的和太鼓奏者の時勝矢一路さんが新曲を書き下ろし、その特訓の場面、団長の岩本友広さん一家3人のほほえましい生活ぶり、母親との再会、地域にとけ込んだ彼らの生活等々。ラストの演奏シーン6人が太鼓を力一杯打ち鳴らす場面は本当に素晴らしかったです。笛の音も良かった。涙を拭きながらの観賞でした。雲仙のコロニーは理事長さんのお考えで、障害者を収容するのではなく、地域社会の中で普通に暮らすことを実践、able代表の細川佳代子様が目指されるインクルージング（互いに助け合い、すべての人々を包み込む社会）と同じ理想社会です。
「北総の小江戸佐原、古い歴史をもつ香取神宮と商業の街を訪ねる」のタイトルに惹かれて9日文学散歩に参加してきました。本当に知らないことが多いと実感。【香取神宮】明治以前まで「神宮」の御称号は伊勢神宮と香取、鹿島の三社のみで、皇室の御崇敬も篤い歴史ある神社とのこと。今度の震災で参道の燈籠が幾つか倒れていました。【伊能忠敬】旧宅と記念館に行きましたが、百聞は一見に如かず、屋敷の広さ（中には入ってない）でその豊かさを実感し、記念館でその足跡の素晴らしさに感激！。優れた経営者としての蓄財が、隠居後の大事業の成功の基だったことを知りました。【山車会館】関東三大山車祭の一つとのこと。【ジャージャー橋】樋橋、伊能忠敬旧宅前の小野川に架かる橋（時間で放水）観光用？元は農業用水路【加藤洲十二橋めぐり】佐原と潮来を結ぶ連絡水路をサッパ舟でめぐります。家と家を結ぶ小さな橋が12、なかなか風情がありましたよ。潮来へは？と聞くと、水位が違うので水門が開けば行けるそうです。【水生植物園】花菖蒲が見頃でした。今朝ＮＨＫでこの水生植物園からの中継があり、震災の液状化被害で水底が上ったため、舟が使えるよう菖蒲を移し（後植え戻す）重機を入れての工事で、やっと開園したそうです。何気なく見てきたのですが、皆さん大変なご苦労なさったのですね。街中にも所々ブルーシートで覆われた家があり、震災の爪あとを痛々しく感じました。一人参加でしたが、朝気の会う同伴とめぐり合い楽しい一日でした。文学散歩とて歌碑なども見ましたが省略。
お蔭さまで元気に傘寿を迎えることが出来ました。お祝いにと素晴らしく大きな（90cmもある）胡蝶蘭と、ケーキにアレンジしたバラが届きました。添えられたカードのやさしさに思わずウルウル！。ケーキは「SWEET」の箱入りでしょう？「どうやって食べるのかしら」とよくよく眺めたら生のバラでした。よく考えるものですね。
主人とは一泊ゴルフに行きました。前日の雨がウソのよう、知人と楽しくプレーしました。震災のニュースに申し訳ないと思いつつ、健康でこのように祝って頂けることの幸せを本当に有難く感謝々々です。
