八重桜を午後少し遅めだけど西日だからいいかと撮りました。失敗したかなと、ふと空を見上げたらお月様が。「菜の花や 月は東に 日は西に」とつぶやきながら懐かしく眺めました。蕪村の句は1774年とか。陽の落ちる前,まだ明るい時に見られるお月様は、菜の花の頃春だけなのですね。明日からお天気下り坂と聞いて公園へ。ハナミズキ、つつじ、もう咲き始めていました。今年は白木蓮を随分話題にしましたが、赤い木蓮見つけました。大きくて存在感をアピールしています。写真左下のガーデンシクラメン、一昨年の晩秋植付け、春まで楽しんだのですが、以後肥料を少し、水やりを続けていたら、夏葉が繁り暮れから花が咲き始め、今もこのように元気です。手がかからず、冬中楽しめるので20年以上毎年植えていますが、翌年咲くのは稀で、何時も新しいものを植えていました。これは本当に元気で嬉しく見て下さい。
弟が亡くなり義妹が遺品整理で、父の書いたものの一部を送ってくれ、中に昭和13年5月の新聞の切り抜きが入っていました。私小学1年生、父は確かこの記事の2か月後位に、支那へ出征したと思います。カラオケには「麦と兵隊」が入っており、徐州の字が見えたので不謹慎とは思いつつ。しかしウクライナの戦争で、戦時中のことを思い出すこの頃です。余生の短い身としては、コロナも戦争も早く収束して、穏やかな平和な日が戻りますよう願うばかりです。