台湾のドキュメンタリー映画

2009年に書いた「台湾人生」の酒井充子監督が、今回続編とも言える「台湾アイデンティティ」を出されたと聞き見てきました。登場された6人の方々の戦後の物語。戦時中は日本の軍隊に入り、或いはシベリアに抑留され、或いはインドネシアの独立戦争に加わった方。戦後の「白色テロ」で政治犯として火焼島に収監された方。今回ただ一人の女性高菊花さんのお父上は白色テロによって奪われ、ご自身も時の政府に執拗に翻弄された由。お話は皆重いのに、声高に恨みごとを述べることなく、淡々と、しかも誇り高く、本当に素晴らしい方々でした。何気ないお話ぶりなのに、目頭が何度も熱くなったのは、底に流れる暖かさでしょうか。

大声で鳴く烏

今朝は早くから烏の鳴き声がうるさく、道掃除に出たら、羽が落ちてました。３３センチもあり、ケンカでもしたのでしょうか。大きな声で鳴きわめいています。しばらくして門へ入ろうとしたら、いきなり後ろから私の頭をかすめるよう飛んで電線に止まりました。烏に「何するのよ」と怒鳴ったのですが、カーカー鳴きながら木の茂みに。昔屋上から降りる時やられたことを思い出しました。恋の季節？子育て中？どちらもこの時期ではないように思えるので、縄張り争いで気が立っているのかしら。

追伸
その後2,3日は羽が落ちており、たまたま日中道路脇にしょぼくれた1羽の烏を見ました。私が横を通っても、飛び立たずちょんちょんと歩いてました。その後静かになったので、やはり縄張り争いだったのでしょう。考えてみると、近くで大きな木を何本も切って集合住宅が建設中なのでそのせいかも。

さくらんぼ

　アメリカ在住の友人からの宅急便。見慣れた日本語のラベルですが、何とアメリカワシントン州からさくらんぼが送ってきたのです。さくらんぼは日本の特産品と思っていたのですが、中のパンフレットによると、1928年に創立し現在に至っているとのこと、もちろん高級日本産と変わりない美味しさです。近くのスーパーと、たまのデパートぐらいの行動範囲の者にとって、知らないところでは、そのくらいの感覚で世界中の物が動いているのですね。びっくり！です。

お野菜を頂きました

　友人のお嫁さんがプランターで栽培したお野菜を届けて下さいました。白いゴーヤは始めて見ました。畠と違ってプランターでこれだけ上手に作られて本当にびっくりです。私も30年程前屋上の花壇で作ったことありましたが、こんなに色、形が見事にはならず、鳥の被害で止めました。美人のお嫁さんが作ると作物まできれいになるのかな～　お皿もお手製とのこと。

富士山日帰りツアー

2008年8月から1年かけて、やえもんさんと富士山麓の一周を歩いたのは楽しい思い出です。それと全く同じではありませんが、一日で周るバスツアーを見つけたので、主人を誘って参加してきました。丁度富士山が世界文化遺産に決定、梅雨時とて期待はできませんが、傘の出番も少しだけで楽しんできました。
柿田川の湧水群から白糸の滝へ、工事中で滝壺へは行けませんでしたが、曽我兄弟ゆかりの音止めの滝は轟音を響かせていました。本栖湖、精進湖を経て富岳風穴へ、結構奥深い洞穴で氷柱その他を見ながらの散策です。西湖を経て富士五合目へ、登山口とて外国語も飛び交う賑わい。今後はもっと混み合うようになるのでは？。河口湖を車窓から、北口本宮富士浅間神社にお参り、ここも鳥居を修理中でした。最後忍野八海のきれいな水を堪能して山中湖を眺め帰途につきました。曇天故富士山は拝めませんでしたが、盛りだくさんの旅お疲れ様でした。富士山見たかったな～

久しぶりのお芝居

文学座のお芝居を妹と観てきました。地動説を唱えたガリレオ・ガリレイが教皇庁と対立し、権力に脅かされる科学者の葛藤と苦悩がよく描かれていました。何時も感心するのですが、お芝居を中断することなく舞台がスムーズに転換、室内の場面が気が付くと室外だったり、主役のセリフの膨大さ、一回の休憩をはさんで3時間近くの上演、演出家（高瀬久男）俳優の方々ってすごいなあ～と思うのです。今では地動説は当たり前ですが、何時の時代も先駆者の苦労は大変だったのですね。

あじさい

白い紫陽花を頂いたので、我が家の紫陽花と活けてみました。珍しいので玄関先に咲くお花を撮らせていただきました。25センチはある真っ白な丸い花で、始めて見る種類です。右側は可哀そうに狭い所で懸命に咲く我が家の花と、昨年ブログに登場した分家の紫陽花その後です。数鉢に増えて塀の所に並んでました。写真は6/19に撮りましたが、例により遅ればせの登場、今日見たら白い花は薄緑になってました。