12月の雑感

もう今年も終わろうとしています。怠け始めると止めどなくブログもサボってました。今日は良く晴れて空が真っ青です。見上げた空に木蓮の蕾が！冬が始まったばかりと思っていましたのに、もう春の先駆けの準備中なのですね。嬉しくなりました。私はボンヤリ過ごしていても、自然は着実に動いているのを実感しました。

先日メトロポリタン美術館展に行ってきました。10月友人の書を東京都美術館に見に行った時、此の展覧会は長蛇の列で、その人気にびっくりしましたが、さすが12月ともなるとゆっくり見ることが出来ました。遥か先人の素晴らしい作品を、東京で見られることの幸せを思います。チケットの絵はゴッホの「糸杉」だそうですが、前にオーストラリアに旅行した時、確かペンギンを見に行く途中、見慣れぬ並木が珍しくガイドさんに聞いたら糸杉と教えてくれました。細くないのに糸杉、面白いなと思ったことを思い出しました。

ニュースでフィギュア全日本の羽生選手の演技を見て感激、昨日、一昨日二晩続けてテレビにかじりつきました。有名選手は勿論素晴らしいのですが、若手ジュニアの可愛いこと！上手なこと目を見張りました。そんなことと笑われそうですが、日本のフィギュアは層が厚いのですね。

11月あれこれ

今年もとうとう12月に！本当に早いです。昔母が「正月は冥土の旅の一里塚、目出度くもあり目出度くもなし」と言っていたのを思い出します。「終い支度」とか、「エンディングノート」とか耳にしますが、身辺整理をと思いつつ今年も終わりそうです。ブログもご無沙汰で纏めて11月の報告？とします。12日山梨でのゴルフはお天気に恵まれ紅葉が本当にきれいでした。20日と30日もゴルフでしたが、真っ赤に色づいたどうだんとススキがきれいで、プレーしてると写真が思うように撮れなくて残念です。近所のお宅の紅葉もきれいでしょう。我が家の南天、花の頃雨に当たって今まで殆ど実が付かなかったのが、今年はご覧のように赤い実が！嬉しいです。
藝術の秋とて知人の絵を横浜赤レンガ倉庫で観賞。倉庫のお店やレストランの賑わいと、船やホテルを眺め港の風に触れて来ました。別の友人の絵を上野へ。誘われて国立新美術館の日展も。これは見ごたえあると言うか、大作がこれでもか、これでもかと広い会場一杯に、日本画、洋画、工芸美術、彫刻、書と素晴らしい作品ばかり。皆さん本当に偉いな～と感心するばかり。無芸のまま人生の最終章にさしかかりましたが、健康で楽しく過ごせる幸せを感謝してます。
ところで2日の笹子トンネル事故は本当にびっくりでした。先月も通ったばかり、何の疑念もなく走っていましたが、我が身に起きても不思議はなく、一寸先は神のみぞ知る。犠牲者のご冥福を祈ります。