6日のウオーキングは曇り空で、折角の河津桜をお日様の下でもう一度撮りたいと9日増尾城址公園に行って来ました。この前は呑気に後ろからついていったので、自信ないまま適当に標識を見て登ったら、城跡の図と標識はあったのですが、人っ子1人いないのです。あの桜はと思っても、大きな木ばかり、やっと人に会い桜に巡り合いました。標高20Mの台地が全部城址で、整備された公園は桜やバーベキューなどできる人工的な部分と、山の感じが残っているところでした。そう、城址は広いのです。
先日の牧士の話、どうして武士の格式を持ち、苗字帯刀を許される程偉いのか不思議に思って調べてみました。幕府直轄の放牧場は4つ、下総小金牧、佐倉牧、安房の嶺岡牧、駿河愛鷹牧。この地区が下総小金牧で、現在の柏市、松戸市、鎌ケ谷市、白井市、船橋市に及ぶ地域です。軍馬育成のため設置した放牧場で、武士にとって馬はなくてはならぬもの、それを管理した現地役人、地元庄屋名主等が牧士と呼ばれ重用されたのでしょう。これだけ広い地域、放し飼いとて、牧の内外に野馬土手(野馬除土手、勢子土手、囲土手等)が作られました。現在沢山あった野馬土手も開発でどんどん削られているそうです。是非見に行きたいと思います。