昨年の11月下旬、九州大学を訪れて「学生とシニアの対話会」を開催した。
『魏志倭人伝』に肥前・松浦から「東南陸行五百里 至伊都國」と書かれているが、九大キャンパスは、その伊都國の領内に位置する筈だ。
伊都国を尋ねたついでに、大宰府とその近傍の紅葉を楽しんだ。ブログ「虚庵居士のお遊び」に、その際の「伊都国の楓」を掲載してから、あっという間の半年だった。近作「うつろ庵の芍薬」までを収録して、此の程「私家歌集・伊都国の楓」をCD版にて上梓した。
「うつろ庵」の棺桶ベンチに酩酊し
あの世と此の世を往きつ戻りつ
半年の彼岸と此岸の朦朧を
伊都国楓に託して詠ひぬ
「伊都国の楓」は私家歌集ですので、ご希望の方は著者宛に
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