「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「紫八重咲き・平戸つつじ」

2012-05-06 19:25:50 | 和歌

 「ん 牡丹?」 思わず呟いた。

 大輪の八重咲つつじに、散歩の途上で出遭った。
木の高さは凡そ2メートル、虚庵居士の背丈をはるかに凌いで、この「つつじ」が径を塞ぐかのような感じであった。様々なつつじが真っ盛りの季節であるが、これほど存在感のあるつつじに出遭ったのは初めてだ。


 
 八重咲のつつじ自体が数少ないが、これ程の大輪の八重咲つつじは更に稀だ。
「うつろ庵」の大紫もかなりの大輪だが、それをはるかに凌ぐ大きさだった。このブログを書き初めてから、念のため大紫のサイズを測ったら7~8センチ程だった。記憶を頼りの比較であるが、8~9センチは超えていたに違いあるまい。

 それにしても、逸品と呼ぶに相応しいつつじの名前を知りたくて、花図鑑をひも解いた。あれこれ検索を繰り返し、「紫八重咲き・平戸つつじ」に辿り着いた。
 



          山頂の住宅街を通り抜けて

          谷戸の小径を妻と辿りぬ


          傾斜地の疎らな住いと樹木との

          谷戸にわたりぬ 鶯の聲


          谷戸の径 辿ればつつじの ”とうせんぼ ”     

          先行く妻は歓喜の聲あぐ


          身の丈を遥かに凌ぐ紫の

          八重のつつじの出迎えなるかな


          息呑むは 牡丹の花か八重に咲く

          つつじの大輪 じじ・ばば迎えぬ