蓼科高原でのゴルフで訪れたホテルのフロントに、「サマーチェリー」が飾られていた。
残念だったのは、生花ではなくドライフラワーであったことだ。
この様な見事な花は、多分一株のサマーチェリーではなくて、華人がアレンジしたものであろうが、望むらくは生花にお目にかかりたいものだ。小花のサマーチェリーを、大きなボール状にふくらませてアレンジしたものであろうが、桜の古木の満開を思わせる見事なものであった。
いや高き窓の暁光ふりそそぎ
蘇るらし小花の命は
誰ならむ小花を束ね 膨らせて
春爛漫の桜を咲かすは
願わくばサマーチェリーの咲く園に
その香に包まれ何時か かも寝む