川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

受動喫煙被害で調停が成立

2006-10-25 15:16:45 | 喫煙問題、疫学など……ざっくり医療分野
読売新聞のこういうニュース。

「受動喫煙で被害」初の調停成立、示談金は80万円.

これはわりとめでたいことなのではないか。
五年前だったら、ありえなかった。

以下引用。

健康増進法で定められた分煙措置を雇用主が怠ったため、受動喫煙で化学物質過敏症を患ったとして、北海道当別町の会社員、岡本めぐみさん(35)が札幌市東区の会社に慰謝料100万円の支払いを求めた調停が札幌簡裁であり、同社が岡本さんに示談金80万円を払うことで調停が成立したことが25日、明らかになった。


受動喫煙は、ぼくもいやだけれど、煙に身をさらさないですむ環境で暮らしている。だから、あまり切実ではない。
でも、世の中には、本当にたばこの煙でつらい人がたくさんいて、そういう人たちがごく当たり前の配慮(つまり吸わなくて済むこと)をしてもらえる社会を切に望みます。

いや、示談金をもらっても、職場がきちんと分煙にならなかったりしたら、やっぱり嫌だなあ。
きっと、それはすでに解決済みと信じるのみ。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。このニュースを見て、「よく80万円で... (全然寺)
2006-10-26 16:38:32
ぼくも喫煙者ですが、今や企業では分煙対策にものすごく気もお金も使っているのが当たり前で、社員が訴えるまで放置しておく経営者のセンスがすごいなと。
ただし、きちんとした分煙措置をとるには、設備費用が結構かかるので、80万円では正直、経営者側のほうがトクです。まあ、普通ならそのままにしておくわけはないですけどね。
来年からタバコ購入にIDカード制が導入されて面倒になるわけですし、そろそろ喫煙の止めどきかな…と思いつつ、ダラダラ続けてしまってるんですが。
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はい、やめどきです。 (本人)
2006-10-27 08:01:47
もしも身近な人に奨めるとしたらそう言います。

そうか、全然寺さんも経営者ですものね……。
返信する
アハハ、言われるまで完璧に忘れてました。従業員... (全然寺)
2006-10-27 12:22:30
そういう視点ではなく、仕事でお客さんところに行くたびに、ぼくが喫煙者だとわかっているので、打合せ相手に「ちょっと一服行こうか」と誘われて、社員用の喫煙所などにもよく出入りしているんです。情報セキュリティという意味ではマズいと思うんですが、まあ、長いつきあいで顔パスというか、お目こぼしをしてもらっているわけです。入口ゲートでの照会は厳しくても、いったん中に入ると比較的自由に動ける企業とかも多いですしね。喫煙者同士のよしみで、知らない顔を見かけても、黙認してくれている面もあるようです。
それで、喫煙所の設備(吸煙テーブルとか、大型の換気装置とかもろもろ)を目にするんですね。また、別件でそういう設備のリースのカタログとかも作っていたりして、大体の費用がわかったりするので、そういう視点で、「カネかかってんなあ」と思っちゃうわけです。
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なるほどなるほど、それは詳しくなるわけですね。 (本人)
2006-10-27 12:53:32
ちなみに、さっき、まったく身に覚えのない見積書がうちのファクスに届きました。
事業所用のエアコンらしく、工事一式、百万円強。
やっぱ、こういうのって高いっすね。
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