ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

乙女椿の郷愁

2014年03月21日 | 日記
乙女椿は以前はどこの庭にも植えられていましたが、最近
あまり見かけなくなりました。
10年ほど前まであった公立高校の乙女椿の長い生垣は私立の
女子学校に経営が変わって全部伐採されてしまいました。
無残な乙女椿の切株を見て心を痛めました。
その跡にはバラが植えられて新しいモダンな校舎のイメージに
よく合っていました。





一昨日行った郊外の福泉寺の乙女椿の古木(高さ5m)に
近づいたら葉がスカスカになっていました。
よく見たら木の上部の肝心な枝が5,6本切られていました。
先日の大雪で枝が折れたに違いありません。
乙女椿は花だけが異常に引き立っていました。

乙女椿は好きな花ですが、ひとつは乙女という語感から
きています。
さらに、咲きはじめの花には八重咲きながらも飾らない
乙女のイメージが気に入っています。
いまの女の子に乙女椿のイメージを求めるのは無理です。
今朝早く目が覚めて寝床の中で乙女椿のことを考えていたら、
なんと初恋の人のイメージに重なってきました。
因みに花言葉は「控えめな美」、「控えめな愛」でした。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。