


追分市民の森は旭区の西部にあり瀬谷区に隣接して
います。
横浜市環境創造局の案内に、
「谷戸の田んぼや畑の田園風景が樹林と一体になり、
四季折々の自然を楽しむことができます」と書いてあるとおり、
田んぼや畑があるのがこの市民の森の魅力です。
田んぼの畦を歩いたら、春の野草がいろいろ咲いていました。
田んぼにレンゲソウが少し咲いていてうれしかったです。
子どものころの原風景はレンゲ畑が普通に見られ、
田植えの前に鋤き込んで草肥としていたのを思い出します。
2月ごろロゼット葉の中に咲いていたカントウタンポポに
代わって、セイヨウタンポポが咲いていました。
これから春本番ともなればセイヨウタンポポの天下でしょう。
コンクリートの畦には上等なカラスノエンドウが顔を
出していました。


私有地につき立入り禁止の看板が立つ休耕田の近くに
タガラシとハルジオンが咲いていました。
タガラシは田んぼの中に咲き田枯らしともいわれます。
ハルジオンは4月以降はどこでも見られる野草ですが、
この時期に咲くハルジオンは少なく初々しさを感じました。