草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

2011-03-12 14:54:57 | 山の暮らし
あちこちに散らばっている家族同士、
メールを、電話をし合うが、
なかなか連絡がつかず、ヤキモキ。

ワタシは鉄筋コンクリートの建物の3階にいたのだが、
大きく、長く強いその揺れは、
生きてきた中で一番のものだった。
ココでさえ、
恐ろしく、
あたふたとしたというのに。


一日中テレビで流れているかの地の映像に、
言葉がない。
人の非力さに、茫然とする。




     神をもとめる祈りもなく
     神を呪う哲学もなく
     さながら無のようにかすかに
     そこにはただ神自身の歌ばかりがあった

         ___谷川俊太郎「廃墟」より___





楽しみにしていた、
明日、川崎での辻井伸行さんの例のコンサート。
中止だって。。




「被ひかぶさる理不尽の力に腹が立つのだ。」
高村光太郎の言葉が覆いかぶさってくる。